THERAMPAGE From EXILE TRIBE、左上から時計回りに陣、長谷川慎、浦川翔平、吉野北人 撮影/山田智絵

 THE RAMPAGEが、デビュー5周年を迎える1月25日に4枚目のアルバム『RAY OF LIGHT』をリリース。

デビュー当時と変わったこと

「タイトルの『RAY OF LIGHT』には光線という意味があります。僕ら16人のメンバーそれぞれの光線(前進する姿)がどんどん広がっていき、それが誰かの希望の光になっていけたら。そして、デビュー5周年というタイミングでリリースするアルバムなので、この16人の光線が10周年、15周年にもつながっていったらいいなという思いがあります」

 アルバムのタイトル曲『RAY OF LIGHT』では、新たな彼らを知ることができる。

吉野北人(以下、吉野)「いままでの僕らのレパートリーにはないタイプの楽曲になっています。表現するのが難しいのですが、洋楽っぽいというか」

浦川翔平(以下、浦川)「海外のポップスっぽいですね」

吉野「これまでのTHE RAMPAGEの曲は、男くささとか、勢いを感じるものが多かったと思うのですが、『RAY OF LIGHT』はスタイリッシュで繊細な作品になっています」

 デビュー5周年を迎え、お互いに成長を感じることがあるか聞くと、

「まこっちゃん(長谷川)は、ようやく漢字が読めるようになってきました」

長谷川慎(以下、長谷川)「どういうことですか!?」

「ごめん、ごめん。いまのは冗談です」

長谷川「5年前も一応、漢字は読めました(笑)。どちらかといえば書けないほうですけど」

浦川「デビュー当時は16人でひとつになって戦っている感覚がありました。でも、いまはそれぞれが得意なフィールドで戦ってきて、そこで得たものをグループに持ち帰ってきている感じがあります」

 音楽活動以外にも、ドラマや映画、舞台、バラエティー番組への出演と活躍の場は広がっている。そして、SNSの投稿で話題になっているメンバーも。

「(浦川)翔平は、毎朝起きるたびにTikTokのことが頭をよぎるらしいです(笑)」

浦川「夢にも出てきます。動画を作っている自分が。このまえ、北人さんに出てもらった動画が大バズりしまして。投稿してすぐに150万回くらい再生されたんですが、その8割が海外の方でした。コメントに“この子は誰?”って書いている人もいて」

「顔でも、再生回数をかせぎました(笑)」

パフォーマーとボーカルの“いい関係”

 昨年はグループ単独として初の東京ドーム公演を経験。確かな歌唱力で聴く人を魅了する3人のボーカルと、さまざまなダンスのジャンルを得意とするプロ集団のパフォーマー13人というTHE RAMPAGEには、海外ファンも続々と増えてきている。

 アルバム『RAY OF LIGHT』からはじまる2022年の活動について、

長谷川「去年、グループや個人として新たに挑戦させていただいたことに今年は経験を重ねていき、来年以降も継続できるように力をつけていきたいです」

吉野「僕も似た感じで、昨年までやってきたことを継続していきたいです。新しくこれをやりたいっていうことは、正直、なくて。いまやっていることを、より高めていきたい」

「個人的にはひとりでトークイベントをやってみたいです。演技やバラエティーなど、それぞれ個人として結果を残していくことがグループの活動につながっていくと思うので、個人としていただいた仕事をまっとうするのも目標です」

 最後に、5周年という節目のタイミングで改めてメンバーに感謝を伝えたいことがあるのか聞くと、

長谷川「北人さん、いつも歌ってくれてありがとうございます!」

「僕もそう思った」

長谷川「昨年末のオンラインライブで、ボーカル3人がステージの前で歌っているのを同じステージの後ろでダンスを踊らずに聴く演出があったんです。改めて、じっくり歌声を聴いたときに、本当にすごいボーカルたちだなと思って」

吉野「僕はパフォーマーにありがとうですね。ダンスの精鋭たちが同じステージでダンスを踊ってくれると、誇りに思います」

浦川「相思相愛ですね」

吉野北人と長谷川慎 撮影/山田智絵

もうすぐバレンタインデー! ということで恋愛に関する2択の質問を

▼長谷川慎

・好きな人には→積極的
・一緒にいたいのは→聞き上手な人
・理想は→振りまわす恋
・この4人の中で自分は恋愛偏差値が→いちばん低いのは翔平さん!

▼陣

・好きな人には→積極的
・一緒にいたいのは→話し上手な人
・理想は→振りまわす恋
・この4人の中で自分は恋愛偏差値が→一番低い

▼浦川翔平

・好きな人には→消極的
・一緒にいたいのは→話し上手な人
・理想は→振り回される恋
・この4人の中で自分は恋愛偏差値が→一番低い

▼吉野北人

・好きな人には→積極的
・一緒にいたいのは→聞き上手な人
・理想は→どっちも選べない
・この4人の中で自分は恋愛偏差値が→一番低い

浦川翔平と陣 撮影/山田智絵

「振りまわす恋も、振りまわされるのもイヤじゃない?」

浦川「確かに」

長谷川「僕、振りまわすにしました」

「まぁ、僕も振りまわすにしましたけど(苦笑)。振りまわされるのイヤやもん」

浦川「恋愛偏差値の質問も究極ですね」

長谷川「僕、翔平さんって書いちゃった(笑)。低いほうで」

浦川「やめてよ!」

吉野「僕、ふだんは話すのがあまり得意じゃないんです。でも、1対1になったときに、どんな内容でもしっかり聞いてくれる人とのほうが話しやすいので。話し上手な人ではなく、聞き上手な人を選びました。それと、人の話を聞いているようで、聞いてないこともあるので(笑)」

長谷川「僕も、自分が話したい人なので、人の話をそんなに聞いてないことがあります。陣さんの話も(笑)」

「確かに、オレの話、ぜんぜん聞いてないな(笑)。でも、僕は、そのほうがいいんです。くだらない話を真剣に聞かれちゃうと“そんなつもりじゃないんです”って思っちゃうので。あしらってくれる人くらいのほうがいい。だから、ふたり(吉野と長谷川)くらいがちょうどいいんです!」

『RAYOFLIGHT』※記事内の画像をクリックするとAmazonの詳細ページにジャンプします

『RAY OF LIGHT』
【3CD+2DVD】9000円+税、【3CD+2Blu-ray Disc】9000円+税、【CD+DVD】5000円+税、【CD+Blu-ray Disc】5000円+税、【CD】3000円+税