左から菊池風磨(SexyZone)、渡辺翔太(SnowMan)、田中樹(SixTONES)

《風磨と樹が同じPRADAのハットを被っていたことに愛を感じた》

 最近、ジャニーズファンの間で、ある商品が爆売れしている。

「SexyZone菊池風磨さんやSnowMan渡辺翔太さん、SixTONES田中樹さん、ジャニーズWEST藤井流星さんなど、私服でプラダのバケットハットを愛用しているジャニーズタレントが急増しているんです。“推し”と同じものが欲しいというファンが買い求めたこともあり、公式サイトやショッピングサイトでは売り切れが相次ぎました」(ジャニーズに詳しいライター)

YouTube『ジャにのちゃんねる』より

 確かに1月2日にアップされたYouTube『ジャにのちゃんねる』では菊池が。1月17日にフジテレビ系で放送された『オフキング』では、渡辺がバケットハットをかぶっていた。本当にお気に入りの帽子なのだろう。

『オフキング』(フジテレビ系)より

  ハイブランドの商品とあり、7万2600円と気軽に買える値段ではないものの、現在もサイズやカラーによっては欠品が続いている状態だ。プラダの店舗を訪ねて、その人気ぶりを聞いた。

「1年ほど前に発売したときから売れ行きがよく、しばらくは予約発注分のみ販売していました。今年になって、ようやく店頭にも並ぶようになりましたね」(販売員)

 ジャニーズタレントたちが愛用する黒以外にもホワイトやベージュ、ピンクなど8色で展開されている。

「バケットハット自体が最近のトレンドということもあり、全体的に売れていますが、なかでも黒が人気ですね。ジャニーズのファンの方なのかはわかりませんが、タレントやモデルの方がSNSなどに載せてくださっているみたいで、問い合わせが多くきています」(同・販売員)

もとは海外の店舗で無料配布されたもの

通販サイト『ファーフェッチ』の商品紹介より

 爆売れ中だが、最初は正式な商品ではなかったという。

「もともとは、海外のセレクトショップで商品を購入した際にプレゼントされたノベルティーグッズだったんです。それがフリマアプリなどで高額で取引されるようになったことで、正式に商品化されたといいます」(ファッション雑誌編集者)

 いくら高級ブランドとはいえ、もともと無料のものが7万円を超える商品になるのは驚きだが、高額な値段にはある理由が。

「プラダのバケットハットは素材やデザイン違いなども発売されていますが、彼らが愛用しているRe-Nylonシリーズは、海で回収されたプラスチック素材を再利用。浄化して作られた再生ナイロン糸を使用しています。何度でも再生可能なため、SDGs(持続可能な開発目標)の観点からも注目されています」(同・ファッション雑誌編集者)

 ジャニーズタレントがハイブランドの広告に起用されることも増えるかもしれない。

SixTONES公式YouTubeチャンネルより

「バケットハットの“ジャニーズ売れ”を見てもわかるとおり、彼らのファンは購買力があります。ディオールが、SnowManのラウールさんとのコラボリップを販売して話題になりましたが、ブランド側もジャニーズタレントを起用するメリットは大きいと思いますよ」(広告代理店関係者)

 彼らなら、まさにプラダを着た“天使”なのかも。

※2月1日発売の『週刊女性』2月15日号125ページで、田中樹さんの写真の引用元に誤りがありました。正しくは「SixTONES公式YouTubeチャンネルより」になります。お詫びし、訂正させていただきます。