宮迫博之とラーメンYouTuberのSUSURU(宮迫の公式YouTubeチャンネルより)

 元『雨上がり決死隊』の宮迫博之が、1月30日に自身のインスタグラムでライブ配信を行い、休止宣言していたYouTubeを前日29日に更新した理由を説明するも、案の定“炎上”している。

 2019年6月に勃発した“闇営業騒動”の影響により、同年7月に所属していた吉本興業から契約解除された宮迫は、2020年1月にYouTubeチャンネル『宮迫ですッ!【宮迫博之】』での活動を開始。

“どうしても”観ていただきたい動画

 2021年7月には人気YouTuber・ヒカルとの共同出資で高級焼肉店『牛宮城』のオープンを目指すプロジェクトが動き出した一方、同年8月17日に吉本興業公式YouTubeチャンネルとABEMAで配信された『アメトーーク特別編 雨上がり決死隊解散報告会』にて相方・蛍原徹とのコンビも解消している。

 そんな宮迫は、雨上がり解散から約1か月後の9月15日に自身のチャンネルで、改めて「日本の食を応援します」と宣言。その1つがヒカルとの「牛宮城」プロジェクトだったはずだが……。

「宮迫はYouTuber転身後、すぐにヒカルとのコラボレーション動画を公開しており、以降もヒカルとともにファッションブランド『ロコンド』のCMに起用してもらうなど、たびたび彼のお世話になっていた。

 ヒカルがいれば、『牛宮城』もうまくいくかと思われましたが、昨年11月、彼はプロジェクトからの撤退を発表。同年9月にヒカルのチャンネルで公開された動画の中で、店で出す予定の料理を試食した彼が“こんな焼き肉あり得ない”と酷評した結果、『牛宮城』のオープンも延期となっていました」(スポーツ紙記者)

 現在、宮迫は飲食店経営会社・ガネーシャの本田大輝社長や、コンサルタント・本間儀彦氏の協力のもと、今年3月1日の開業を目指している。なお、今年1月15日にオリエンタルラジオ・中田敦彦との番組『WinWinWiiin』内の動画には、宮迫が信頼を置いているという『ノーブルプロモーション』代表の若林和人氏も登場。

 その翌日、ヒカルは「牛宮城の昨日の動画を見ての率直な本音」という動画をアップ。若林氏が「最高級の肉を用意してます」と言っていたにも関わらず、試食の時点で問題があったため、宮迫に「若林さんを切るべき」と伝えるも拒否されたことから、自身は撤退した……などと暴露している。

こうした一連の騒動中、宮迫は何度もネットで炎上しています。長らく組んでいた蛍原とのコンビを解消してヒカルと手を組んだのかと思えば、そのヒカルの助言も聞き入れず、結局は自分の好き勝手にしているようにしか見えませんからね。

 そんな宮迫は、今月21日にツイッターで“本日より暫くの間、動画の配信をお休みせていただきます”とYouTubeの更新休止を発表していたものの、28日には『どうしても観ていただきたい動画』の投稿を告知。そして29日にラーメン好きのYouTuber・SUSURUとのコラボ動画を公開しました」(同・前)

 同動画では、有名ラーメン店の『中華蕎麦 とみ田』と『らぁ麺 飯田商店』、『無鉄砲』と『元祖スタミナ満点らーめん すず鬼』がタッグを組んで作りだしたコラボラーメンを、SUSURUら審査員がジャッジし、勝利したラーメンを商品化する……という企画を紹介。企画動画は前編と後編に分かれていて、それぞれを2月5日にSUSURU、宮迫のチャネルで公開すると予告した。

再び“トラブル発生”の可能性も

 しかし、この予告動画がアップされると、ネット上には「自分の焼き肉屋も中途半端な状態なのに」「まずは『牛宮城』に集中しろ」「YouTube休止するんじゃなかったの?」といった批判が殺到。

 すると宮迫は、翌30日に行ったインスタライブで「“休止中やのに何してんねん”とかいろいろあったんですけど、諸事情、ホントにいろいろあるんです」「だいぶ前に撮って、だいぶ延ばし、延ばしやって」「ラーメンを販売するという期間の都合もありまして、休止中だったんですけども公開させてもらいました」と、ラーメン企画は以前から進行していたものであり、撮影も済んでいたのを公開延期していたため、このタイミングでアップに至った……と説明した。

「おそらく宮迫の『牛宮城』開店が遅れたせいで、ラーメン企画にも影響が出ていたのでしょう。ただ、先に進行させていた『牛宮城』企画のほうで宮迫の力量、また本気度が“不足している”と指摘されている現状では、“ラーメンにまで手を出すの?”と批判されるのは無理もない。さらに気になるのは、宮迫がまた同じ言い訳で周囲を怒らせてしまうのではないかということです」(テレビ局関係者)

 宮迫は雨上がりが解散した『アメトーーク』の中で、蛍原が不信感を抱いたというYouTuber転身のタイミングについて「コラボ相手との動画を撮ってしまっていて、相手の都合があるので開始時期をズラせなくなった」と語っていた。

宮迫博之がオーナーを務める『牛宮城』にダメ出しするヒカル

 ちなみに、YouTubeを始動させた直後の宮迫は、ヒカル、そしてDJ集団・レペゼン地球とのコラボ動画を公開していたので、双方、あるいはどちらかの都合に合わせた……という言い分に聞こえてしまう。

「しかし、責任転嫁された格好の“コラボ相手”からクレームが入ったのか、宮迫は『昨日のアメトーーク!を終えて、お伝えしたいことがあります』(2021年8月19日公開)の動画で、“ちゃんと(コラボ相手に)土下座して本気で謝ってお願いしたら、(開始時期を)ズラすことはできたと思います。

 結局、僕は自分のことばっかり考えてたと思います”と釈明していた。それなのに今回、ラーメン企画の動画公開をめぐっても似たような言い訳をしてしまっているので、またしてもトラブルに発展する可能性があるのでは……」(同・前)

 企画に参加したラーメン店や出演者からすれば、『牛宮城』で失態をさらし続けている宮迫とのコラボというだけでリスキーなはず。宮迫はそれを自覚して、責任を押しつけるような発言には気をつけてほしいものだ。