坂口杏里

 元タレントの坂口杏里が、2月2日にインスタグラムのストーリーズ(24時間限定公開)で「2/4東京地方検察庁 お願いします」「罪はちゃんとつぐなってもらえますように」などと“意味深”な投稿をし、ネットユーザーから心配の声が寄せられていたが、まさに4日、動きがあったようだ。

 かつての坂口は、バラエティ番組などで活躍するタレントの一人だったが、2016年にセクシー女優としてデビュー。その後は風俗店在籍、バンド活動、YouTuber転身などを経て、近年はSNSで新宿・歌舞伎町のキャバクラやバー出勤を報告している。

「もう笑えない」

「2017年4月に元交際相手のホストに対する恐喝未遂容疑で逮捕され、2019年8月には同じ男性の自宅に無断で侵入したとして再び逮捕されています。どちらも不起訴処分となっていますが、2020年11月にはネット上で覚せい剤使用疑惑が浮上したことも。これは、坂口が当時在籍していたバーの関係者がツイッターで、彼女の覚せい剤使用をほのめかし、クビにしたと報告したことによります」(スポーツ紙記者)

 これを受けて、坂口はツイッターで“店側に監禁されていた”と主張し、「両手両足口縛られ、縛り付けられトイレも行けない、お風呂もまともに入れない顔面なんて殴られてこの前までとてもじゃないけど、外に出れない」と説明しつつ、両手両足が傷だらけになっている写真を公開。

 しかし、バー関係者のツイッターに、坂口がベッドに腰かけて「たまにはキメて出勤してもいいですか〜?」と叫んでいる動画がアップされると、彼女は「本当にお騒がせ致しました。私は物凄い記憶違いをしていました。記憶が戻って来ました」「本当にごめんなさい」などと投稿したのだった。

「結局、坂口の覚せい剤使用疑惑の真相は不明のまま収束しましたが、以降も彼女は同年12月に更新したインスタのストーリーズで妊娠したと明かしたり、ほかの投稿でも定期的に世間の注目を集めてきた。

 ある種“お騒がせ有名人”のようなイメージが定着しているため、以前からネット上には批判や呆れ声もありましたが、最近は“もう笑えないほど、本気で心配になってきた”という書き込みも目立つように」(前出・スポーツ紙記者)

 そんな坂口は今月2日、ストーリーズで“茶封筒”を手にした写真に「色々ありすぎて混乱していますが、2/4東京地方検察庁 お願いします」というコメントを添えてアップ。詳細は語らなかったものの、続く投稿では、自身の写真と「また笑って過ごせるように 罪はちゃんとつぐなってもらえますように」といった文章を公開していた。

'19年8月、送検される坂口杏里

ネット上でも“何があったのだろう?”と心配されていましたが、実は4日、坂口はある裁判に被害者の立場で出廷したようです。本人がストーリーズに『東京地方検察庁』と書いていたのは、『東京地方裁判所』の間違いだったようですが、自ら各メディアに対して『裁判があるので来てください』と“予告”していたとか。

 坂口といえば、昨年4月にもストーリーズで『週刊文春さん 連絡ほしいです』と『週刊文春』(文藝春秋)に呼びかけるような投稿をし、『警察にもいきます』と何やらトラブルを抱えていることを匂わせていました」(テレビ局関係者)

坂口と宮迫の“圧倒的な違い”

 彼女が「文春」に相談しようとしていた内容と、今回の裁判の内容が同じなのかは不明だが、「おそらく、2020年に浮上した覚せい剤使用疑惑や、監禁被害疑惑に関わる裁判ではないかとみられる」(同・前)ということで、今後の展開に注目が集まりそうだ。

「ネット上でも、また彼女への心配が相次ぐでしょうね。中には、何か動きがあるたびにニュース化されるという点で、元雨上がり決死隊・宮迫博之と“似ている”と感じてしまうネットユーザーもいるらしく、“宮迫と同じくらい、坂口のことも興味ない”といった書き込みもみられますが、“宮迫には嫌悪感しかないけど、坂口は危なっかしくて本当に心配”“宮迫はもう名前も見たくないけど、坂口の近況は気がかり”という声は少なくないんです」(前出・スポーツ紙記者)

 宮迫は、2019年に発覚した“闇営業”問題の影響で吉本興業を去った後、YouTubeを主戦場としているが、現在はプロデュースを行う焼肉店「牛宮城」のオープンが遅れ、ネット上ではそれが「宮迫の甘さ」などと炎上している。

「今年1月6日には、宮迫が『牛宮城』の改装費用を捻出するため、自分の高級時計を売却する……なんて動画をアップしていましたが、18日公開の動画では、時計を手放さずとも資金はあることが明らかになり、またバッシングを浴びていました。

 そんな宮迫にしても、坂口にしても、根本的に“ネットで批判されても注目を集めたい”という思いがあるのは間違いなさそう。ただ、宮迫は坂口よりも同情票を集めるのが圧倒的にヘタ。もちろん坂口も、わざわざ同情されるためにトラブルに巻き込まれているとは思いませんが、だからこそ本気で心配されるのでしょう。宮迫の場合、もう炎上商法なのは明らかですからね」(同・前)

 ともあれ、坂口の裁判で何が明らかになるのか、見守っていきたい。