イラスト/高松啓二

 世界的に大人気な有名セレブは言うこともやることもケタ違い!? 思わず誰かに言いたくなる、ニュースやウワサまで、現地からフレッシュでホットなネタをお届けします!

ライアン・ゴズリング、LA脱出計画

イラスト/高松啓二

 ライアン・ゴズリング(41)とエヴァ・メンデス(47)が、LAからの脱出を考えているようだ。2人の娘のためということで、候補には北カリフォルニアやオレゴン州、ライアンの故郷であるカナダなどが挙がっているらしい。

 ハリウッドから離れ、ゆっくりしたペースの街に移住するスターは、案外多い。最近はジャスティン・ティンバーレイクとジェシカ・ビール夫妻がテネシーに引っ越したし、ニコール・キッドマンとキース・アーバン夫妻もテネシー在住。サンドラ・ブロックはルイジアナ、マシュー・マコノヒーはテキサスに住んでいる。どうせ映画のロケはあちこちで行われるのだし、のびのびした環境で子育てできるのはいいね。

●ライアン・ゴズリング
 カナダのオンタリオ州生まれ。ディズニーチャンネルの子ども番組でキャリアをスタート。『ハーフネルソン』『ラ・ラ・ランド』でオスカー主演男優部門に候補入り。エヴァとは2011年から交際。結婚はしていない。

交通事故を起こしたのは…

イラスト/高松啓二

 ターミネーターが、意図せずして罪のない人の車を破壊してしまった。アーノルド・シュワルツェネッガー(74)の運転するSUVが、交差点でトヨタ・プリウスにぶつかったのだ。それがかなりの勢いだったため、シュワルツェネッガーの車の後部が持ち上がって、隣の車線にいた車にもぶつかってしまった。

 その車に乗っていた女性はシュワルツェネッガーのファンだったため、車から降りてくる彼を見て、一瞬「自分は夢を見ているのだろうか」と思ったとのこと。しかし、ケガの痛みで現実に引き戻されたようだ。大好きなスターに偶然会えることは願っていたかもしれないが、こんな形は最悪かも。

●アーノルド・シュワルツェネッガー
 オーストリア生まれ。ボディビルダーを経て映画俳優に。2003年から2011年までカリフォルニアの州知事を務める。妻マリア・シュライヴァーとは破局後10年たってようやく昨年離婚を成立させた。

ファンが映画会社を訴訟

イラスト/高松啓二

 『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』でボンドガールを演じたアナ・デ・アルマス(33)のファンが、ユニバーサル・スタジオを訴訟。アナが予告編に出ていて、彼女を見たいがために2019年の映画『イエスタデイ』をレンタルしたのに、なんと一度も登場しなかったからだ。撮影はしたものの、最終的な編集で、本編からは完全に出番がカットされてしまったのである。

 訴訟を起こしたのは、男性ファン2人。“もしアナが出ないと知っていたら、4ドル出してこの映画をレンタルすることはなかった”と、ユニバーサルの行為を詐欺だと非難している。2人は集団訴訟にする構えだが、たとえ勝訴しても取り返せるのはレンタル料金程度。少額のお金のために参加するファンは、はたしてどれだけいるものか……?

●アナ・デ・アルマス
 キューバのハバナ生まれ。キューバのテレビに出演し、18歳でスペインに移住。『ノック・ノック』でアメリカ映画デビュー。代表作に『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』など。

ミーガン・フォックスが婚約

イラスト/高松啓二

ミーガン・フォックス(35)が、ついに新たな恋を確かなものとした。ミュージシャンのマシン・ガン・ケリー(31)にプロポーズされたのだ。2人の出会いは映画『Midnight in the Switchgrass』での共演。

 昨年夏、ミーガンが彼のミュージックビデオに出演して交際を明らかにし、マシン・ガン・ケリーがミーガンの血液入りのアクセサリーを身に着けていることなど度々話題にのぼっていた2人。

 最初の夫ブライアン・オースティン・グリーン(48)とは、結婚前からくっついたり離れたりし、結婚後も離婚申請をしては取り消すなど腐れ縁だったミーガン。だが、昨年秋、離婚が成立。ブライアンにもすでに新恋人ができたようで、2人とも新しい人生を歩むことに。ミーガンとブライアンの間には9歳、7歳、5歳の男の子がいる。お子さんたちにもよい結果になりますように!

●ミーガン・フォックス
 テネシー州生まれ。リンジー・ローハン主演の『彼女は夢見るドラマクイーン』で映画デビューし、『トランスフォーマー』のヒロインに抜擢されて大ブレイク。その他の代表作に『ミュータント・タートルズ」など。

〈取材・文/猿渡由紀〉
 LA在住映画ジャーナリスト。女性誌編集者(映画担当)を経て渡米。LAをベースに、ハリウッドスター、映画監督のインタビュー記事や、撮影現場レポート記事、ハリウッド事情のコラムを、多くの雑誌や新聞、ウェブサイトに寄稿。米女性映画批評家サークル(WFCC)会員。映画と同じくらい、ヨガと猫を愛する。

〈イラスト/高松啓二〉
 映画をこよなく愛する、30年以上のキャリアを持つイラストレーター。独特で繊細なタッチで描かれた雰囲気のある映画スターのイラストやペーパークラフトで、映画雑誌や書籍の表紙を多く飾る。雑誌、ウェブサイトなどでイラストコラムを執筆中。似顔絵教室の講師なども行っている。