NHKアナウンサーの和久田麻由子アナ

 NHKは2月9日、2022年度の番組改定と主な新キャスターを発表。同局のエースアナで不動の人気を誇る和久田麻由子アナ(33)が3月で『ニュースウオッチ9』を降板し、担当するレギュラー番組がゼロになることも明らかになった。

“わくまゆロス”に嘆く人々

当記事は「日刊大衆」(運営:双葉社)の提供記事です

 和久田アナは2020年3月から『ニュースウオッチ9」のメインキャスターに就任。2021年大みそかの『NHK紅白歌合戦』では俳優の大泉洋(48)と女優の川口春奈(26)とともに司会を務めたことも記憶に新しい。

 新年度からレギュラー番組がなくなる和久田アナについて、同局の放送総局長は「特集やナレーションを担当してもらいます」と答えた。

和久田アナは“わくまゆ”の愛称で親しまれ、特におじさん世代には絶大な人気を誇りました。和久田アナのレギュラーゼロ報道を受け、すでに“わくまゆロス”も広がっているようです」(テレビ誌ライター)

 ネットには、

「和久田さん、観られないのか……」
「今から失望絶望のワシ」
「俺も、わくまゆロス」
「和久田さんが外されるのは、辛い」
「ショックで会社休んでいいですか。あ、在宅勤務だった」
「最近のNHK、少しおかしいぞ。和久田アナここで外すか」

 といったコメントが多数寄せられている。

 和久田アナは東京大学卒業後の2011年にNHKに入局。新人時代は岡山放送局に勤務し、2014年に東京アナウンス室に異動となり、『NHKニュースおはよう日本』のメインキャスターに抜擢された。

 2月10日の『NEWSポストセブン』では新人時代の和久田アナのエピソードを掲載。ラジオで共演した歌手は和久田アナを、本番中以外も裏表がなくテレビから受けていた「優しく気品があるお姉さん」と評している。

 また、岡山から東京への異動が決まった際には「かぐや姫が、月に帰る日が来てしまった」「これからも応援しています。ただ、涙が止まりません」といった声が相次いで上がったという。

「今回の人事にしても、岡山から東京への異動にしても、“たかが”と言ってはなんですが、イチ社員の異動にもかかわらず、関係者だけではなく視聴者にもあまりに大きな衝撃が走っていて、冷静に見れば異常とも言えそうな事態にあります。

 本人の生活もあるでしょうし、2019年に一般男性と結婚したばかりの新婚でもありますからね」(前出のテレビ誌ライター)

 “妊娠説”浮上も「局員も誰も知らない」

 今回の異動を受けて、ネットには和久田アナの“妊娠説”も飛び交っている。

「NHK内でも、スターアナの“レギュラーゼロ”事態に、彼女のプライベートで何かあったのか探る動きがあったそうですよ。

 ただ、局員も誰も知らないと。まあ、何かあったとしても、同じ局員にも言いませんよね。

 レギュラーがゼロになったのには、さまざまな事情があるはずです。ただ、そういった事情以上に“和久田アナを見られない”ことを嘆くおじさん世代が多いということですね。

 和久田アナのおじさん世代からの絶大な人気は、加藤綾子さん(36)や日テレの水卜麻美アナ(34)でもまったく敵わない。それほど50代以上の男性には国民的な人気を誇っていると言えるでしょうね」(制作会社関係者)

 全国紙政治部記者は話す。

「和久田アナは2014年から『おはよう日本』のメインキャスターに就任し、2020年には桑子真帆アナ(34)とスイッチする形で『ニュースウオッチ9』のメインキャスターに就任しました。実は、この異動時には永田町も大荒れだったんです」

永田町も“わくまゆロス”!?

 永田町が大荒れとは穏やかではないが――。

「それまでは、和久田アナが取材に来てくれたりしたわけですが、それがなくなってしまうということで、涙する議員もいたんです。“和久田アナに会えないなんて……もうやる気がなくなった”と(笑)。

 かつて、与党・自民党に、“テレビのインタビューは絶対に受けない”と豪語する重鎮議員がいましたが、その人は唯一、“膳場貴子さん(46)ならOK”と言って、本当に、元NHKアナウンサーで現在、フリーキャスターの彼女のインタビューだけ受けていました。美しくて知性溢れる――和久田アナは膳場さんの系譜を継いでいると言えるのかもしれませんね。

 そんな和久田アナに、永田町のおじさん議員たちもメロメロだったわけです」(前同)

 和久田アナのレギュラー番組消滅に、永田町も再び荒れている!?