安達祐実(2013年)

 5月9日、『NEWSポストセブン』が【再婚8年目で別居 写真家夫との生活は冷え込み、母親と行動を共に】とのタイトルで、安達祐実とカメラマンの夫・桑島智輝氏との別居を伝えた。

 なんでも安達は今年始めに自宅を出て、16歳になる長女、そして2016年に生まれた長男を連れて別のマンションに移り住んでいるという。そんな彼女の生活をサポートしているのが実母・有里さん。

「かつてはステージママとして天才子役にピッタリと寄り添い、また自身もヘアヌードを披露するなど何かとお騒がせな有里さん(笑)。一時期はすれ違いも見せていた母娘ですが、現在は良好な関係のよう。変わらず多忙な祐実ちゃんが思い切って別居に踏み切れたのも、母親の理解と助けがあってこそでしょう」(スポーツ紙芸能デスク)

 安達もまた2013年にセミヌード写真集を出して世間を驚かせたが、その写真を撮ったのが桑島氏。モデルとカメラマンとして2人きりの空間で撮影が行われたのだが、カメラに向けた表情や仕草は恋人そのもの。

 そして翌年9月、さらに大胆に露出した写真集に挑戦した安達。当然のごとく、カメラマンを務めたのは同氏で、案の定というべきか、それから2か月後にふたりは再婚を報告。これにより「彼の生活は一変したそうです」とは、大手芸能プロマネージャー。

「もともと人気俳優や女性アイドルら、多くの芸能人を撮ってきただけに業界では有名人でしたが、世間一般に広く知られるようになったのは結婚後。以降は“安達祐実の夫”としてテレビにも呼ばれるようになり、メディア露出も大幅にアップ。本人も、そう呼ばれることにまんざらではなさそうでした」

直撃取材に饒舌だった桑島氏

 実は2人の結婚発表前に、週刊女性は桑島氏を直撃していた。熱愛をキャッチされた時には、安達の事務所は交際を否定していたのだが、この時に同氏に尋ねると《順調ですよ》とアッサリと関係を認めて、さらには、

《彼女は芸能人であるとともにシングルマザーですから、本当に大変なんです。僕は結婚しているわけではありませんが、彼女のことも、彼女の子どものことも支えてあげたくなりますよ》

 真摯に、饒舌に語ってみせたのだった。それでも「信頼しているスタッフの1人」と、なぜか交際を頑なに認めなかった安達。

「写真集などのクライアントの手前、そして当時のスポンサーや契約のこともあって認めるわけにはいかない事情があったのでしょう。にもかかわらず、桑島さんは勝手に交際宣言をして、記者にペラペラと喋ってしまったことで怒られたそうですよ(苦笑)」(前出・芸能プロマネージャー)

別居報道当日に桑島智輝氏が投稿した安達の作品(公式インスタグラムより)

 そんな過去の“失敗”もあってか、今回のポストセブンの取材に対して《ノーコメントでお願いします》と口を閉ざした桑島氏。そして安達はというと《セキュリティ上の問題と、子育て環境を考慮した上》と、またも否定したのだった。

 ところが、その桑島氏、報道日とその前日に自身のインスタグラムを更新。スタイリッシュで幻想的な作品のモデルを務めたのは別居中のはずの妻で、《NEUE ARBEIT》(新しい仕事)とのコメントを寄せた写真を連続投稿してみせたのだ。

別居自体は否定していない安達

 彼が“匂わせた”作品は何を意味するのか。ベテラン芸能リポーターは「双方の思惑が見え隠れしますね」と訝しがる。

「セブンさんの記事では、別居理由を“夫婦のすれ違い”として、さらに“夫の撮影を拒んでいた”としています。これが事実ならば、このタイミングで“共同作業”をアピールしてみせたのは、“夫婦関係に何ら問題はない”と主張したいのは確か」

 ただ、気になるのは安達が別居自体は否定していないこと。写真も以前に撮られたものである可能性もあり、やはり仕事上、認められない事情があって円満夫婦を装っているとも考えられる。

「もしも別居に至った原因が彼の女性関係だとしたら、カメラマンとして、それこそ“安達祐実の夫”として仕事に影響が出るのは必至。前夫のスピードワゴン・井戸田潤がそうだったように、好感度女優の祐実ちゃん相手では悪者にされるのは夫では? もしかしたら、今頃は妻との関係修復に勤しんでいるのかもしれませんね」(同・芸能リポーター)

 桑島氏の投稿後、今度は《先週夫に撮ってもらった写真載せとく!我々の写真の旅はまだまだ続く》と、インスタグラムに同じ“匂わせ”写真を投稿してはあらためて不仲を否定してみせた安達。

 結婚発表時と同様に、後に正反対の報告とならなければいいが、果たして?