竜星涼(撮影/伊藤和幸)

 僕も根本的には明るい性格なので、賢秀みたいな破天荒で陽気な兄ちゃんを演じているほうが個人的には楽しくて。イマジネーションも湧くし、アドリブも入れやすいのですごくやりがいがあるんです。人に迷惑をかけることもありますが、その行動には愛情とかいろんな思いが見え隠れするからこそ、どこか許せちゃうのが賢秀の魅力。気持ち的には“国民のニーニーになれれば”と思って演じています(笑)」

『ひよっこ』以来2度目の朝ドラとなる竜星涼が、比嘉家の長男・賢秀役で『ちむどんどん』に出演中。自由奔放で素行は悪いが、心は優しく家族思い。そして、子どものころから家畜として世話する豚をこよなく愛する男だ。

連続テレビ小説『ちむどんどん』(NHK総合 月曜〜土曜)

「豚ですか? 僕も好きですよ(笑)。調べれば調べるほど“豚って清潔好きなんだ”とかいろんな発見もありますし。今回、お借りしている養豚場にも見学に行きました。触れ合ったりもさせていただいて、かわいかったです」

実はアクティブ!オフの気分転換法

竜星涼(撮影/伊藤和幸)

 比嘉家のきょうだい(黒島結菜、川口春奈、上白石萌歌)についてはこんな印象を。

「黒島さんとは彼女がまだ10代でこの仕事を始めて間もないころに共演。20歳を越えても当時と変わらない純粋さがありますし、ナチュラルで久々に会っても、とてもしゃべりやすい方です。川口さんは同じ事務所ということもあり、一緒にレッスンを受けていた仲。久しぶりの共演なんですが、(演じる)良子と同じくまじめですし、大人の女性になったなって思いました。上白石さんとは今回が初めまして。最初に向こうから挨拶してくれたんですが、すごく人柄のよさが滲み出ている印象でした」

 一方、お母ちゃん(仲間由紀恵)には、賢秀同様に優しくしてもらっているそうで……。

「もう大好きですね(笑)。何をちょっかい出しても乗ってくれるような懐の深いお母ちゃんでいてくださって、大先輩ですが気さくで、仲間さんの人柄がよすぎるぶん、僕も甘えてしまうというか。というのも、仲間さんが現場にコーヒースタンドを差し入れてくださっているんですが、常に飲んでいるのが僕なんです。なので、“僕が別の作品に出演して仲間さんが出ていなくても、コーヒースタンドを差し入れしてくださるんですよね? 期待しております!!”っていう大変な約束をしちゃいました(笑)」

 そんな多忙な日々のオフの楽しみがコレ。

温泉が好きなので行ったり、最近はキックボクシングにハマっているので、身体を動かしたり。いままで自分をアクティブだとあまり思ってなかったんです。でも、いつの間にかオフでも家にいるより外出していることが多いってことは、僕はアクティブなんだって気づいて(笑)。最近は、そうやって気分転換しています」

沖縄の景色に感動!

「沖縄ロケでは、泊まっていた宿からも海が見えましたし、景色や空気が心を浄化してくれて、気持ちに余裕ができるんです。だから東京にいるときみたいにセカセカしないですし、故郷でもないのになぜそうなるんでしょうね(笑)。海と山なら海が好きかもしれないです。東京では見られないきれいな海が広がっていて、みんなが沖縄に旅行したい気持ちがとてもわかりました」

連続テレビ小説『ちむどんどん』

連続テレビ小説『ちむどんどん』(NHK総合 月曜〜土曜)朝8時〜ほか
※土曜は1週間の振り返り