新庄剛志監督

 6月3日発売の『FRIDAY』が“ビッグボス”こと日本ハムファイターズ新庄剛志監督の熱愛スクープを報じている。

《熱愛スクープ! “ビッグボス”新庄剛志 「金髪美女」とのラブラブツーショット写真》

 そう題された記事には、5月下旬に羽田空港で黒いハットを目深にかぶった彼とハーフの美女が連れ立って歩いている姿が激写されている。お相手は30代前半の元ダンサー志望の女性で新庄が監督になる前から都内のマンションで同棲していたという。日ハム監督就任に合わせて一緒に札幌に引っ越したのだそうだ。

 この記事が出る数日前、新庄は自身のインスタグラムを更新。記者に直撃取材を受けたことをフォロワーに報告している。

新庄の意外な“マスコミ晒し”

《先程、羽田空港でFRIDAYさんから直撃取材をされました 内容は以前FLASHさんにも温泉で撮られた、今も仲良くさせてもらってる女性の件でした 近日中に出ると思うのでもし暇を持て余してる方は読んであげてください》

 文言とともに投稿されたのは、フライデーの記者2名とカメラマンをスマホで接写した“逆取材”の様子や彼らの名刺の写真。文の最後は《朝早くから取材していただくのは有難いですが、可愛い選手達にコロナ等の感染症をうつしたくないので今後取材をされる際はソーシャルディスタンスでお願いします》で締めくくられている。記者の顔には目線、名刺にもぼかしが入れられていたが……。これに驚きを隠せないというのがプロ野球界を取材してきたベテランスポーツ紙記者。

「新庄さんがアップした写真はSNSなどで大いに話題になっています。投稿された当初はなんと、顔と名刺がそのまま掲載されていましたよ。のちに修正されましたが、“マスコミ晒し”をする一面は意外でしたね。現役時代からそうでしたが、今年の監督就任後のキャンプ取材でも取材陣に昼食を振る舞うなど常にサービス精神旺盛で、マスコミをうまく味方につけるタイプでしたから。そんな彼が突撃取材に対し、今回のような行動に出たのには驚きました」

 新庄がインスタグラムに《以前FLASHさんにも温泉で撮られた、今も仲良くさせてもらってる女性の件》と記しているとおり、2021年に『FLASH』は伊豆の高級温泉宿に宿泊するデート現場を撮影している。しかし、同誌とは今も関係性が良好のようで、

「2021年12月、12球団合同のトライアウトの取材にきていた『FLASH』記者がたまたま、次期監督として参加していた新庄さんと喫煙所で遭遇したといいます。その半年前にスクープを撮っていただけに、気まずい思いをしたそうですが、新庄さんには『温泉、撮ってたよね。でももう行かないよ(笑) 春のキャンプにもおいでよ』と笑顔で話してもらったそうです。そのことは記事にもなっていますが、度量の大きい新庄さんだからこそ、『FRIDAY』に対して何か思うところでもあるのかな、と勘繰ってしまいます」(同・スポーツ紙記者)

張り込んでいた記者の車を叩いて……

'90年代前半から元妻・大河内志保との熱愛が報じられたり、長年球界のプレイボーイぶりを伝えられてきた新庄。これまで週刊誌の取材に対しても寛容な態度をとってきたが……。

2005年、映画のトークイベントに出席した大河内志保(当時は新庄志保)

 芸能ジャーナリストの佐々木博之氏は今回の新庄の姿勢についてこのように話す。

スマホがないガラケーの時代から、芸能人が“牽制”というかたちで携帯の写メール機能を使い記者を撮ることはよくあったことです。スマホの時代になってからも、市川海老蔵さんが取材に対し、逆に動画を回して牽制するというケースもありました。今はSNSで簡単にフォロワーに発信することができる時代。

 特に今回の新庄さんは使い方が上手く、報じられる前に、『暇を持て余している方は読んであげてください』と、“記事が出たところでノーダメージ”だとインスタでアピールをした。よく考えられたイメージ戦略だと思います

 今回、『FRIDAY』が女性との付き合いについて話が聞きたいと問いかけても、脇目もふらずに無言を貫いたのだという。なぜだろうか。
 
「週刊誌の直撃は“考える間もなく本音を聞き出す”ための王道の取材方法ではあります。取材する側としては所属事務所を通してでのコメントではなく、本人の生の声を聞きたい。ですが、新庄さんからすれば万が一にでもコロナに感染して試合を欠場することを避けたかったのでは。

 また、球団の監督になってからは“プライベートでも選手に示しがつくように”とあまり私生活のことを多くを語らないようにしている印象です。これまでは恋愛も含めた私生活もオープンな彼でしたが、今は立場上難しいのでしょう」(佐々木氏)

 チームを変える監督になるために、まずは自分から変えてゆく?