板野友美(本人のインスタグラムより)

“ともちん”こと板野友美といえば、かつてAKB48の中心メンバーとして活躍。グループ卒業後はソロでの歌手活動や女優業を展開するも、なかなか結果を得られず、業界内外から「迷走している」とささやかれたこともあった。

 そんな板野も昨年1月、プロ野球・東京ヤクルトスワローズの高橋奎二投手と結婚し、同年10月には第1子女児の出産を発表。以降は育児中心の生活をしているとみられるが、今年2月には自身のブランド「ROSY LUCE」を設立して代表取締役に就任した。

「ミートフリーデー」宣言も……

「結婚や出産などいろいろな変化を経た板野が、迷走状態から脱却できたのなら良かったと思います。しかし実は、今でもたびたびネットユーザーを困惑させるような言動をしているんです」(スポーツ紙記者)

 たとえばつい最近、6月16日に板野がインスタグラムのストーリーズ(24時間限定公開)を使ってアップした料理の数々も物議を醸した。

 その投稿画像は、食卓に「豚バラとズッキーニの旨辛炒め」「豚バラおろしそうめん」「ネギとニンニクバターチキンステーキ」「馬刺し」「鮭明太子」「福岡土産明太子」「納豆」が並べられたもので、「#友飯」と添えられていたことから、ネットユーザーは「板野の手料理」と認識。そして「肉料理が多すぎじゃない!?」というツッコミが飛び交った。

 アスリートである夫のため、肉料理中心のメニューにしたのではないかと考えられるが、「それにしたって肉ばかりで、野菜が足りない」といった苦言のほか、「ともちんはミートフリーデーに取り組むんじゃなかったの?」という指摘も。

“ミートフリーデー”とは、元ビートルズのポール・マッカートニーが提唱した“ミートフリーマンデー”に由来したもので、菜食を実践して動物の命を助けようという取り組み。

 板野は、2月14日のストーリーズで「私たちが普段、食している(豚の絵文字)さんや(牛の絵文字)さんが虐殺的に殺されている映像をみて言葉を失った」ため、「ミートフリーデーを作る」「お肉は大好きだったけど命ある動物のために」と表明していたのだ。

 板野のミートフリーデー宣言に対して、ネット上には当時「野球選手の旦那さんにミートフリーデーはキツいだろ……」「育児中のともちんも、菜食だけじゃ倒れてしまわないか心配」「家族ために、肉や野菜をバランス良く食べて」といった反応が寄せられた。

板野友美がSNSにアップした“肉料理”

《優越感に浸る事のほうが大切》

 否定的な意見に気づいて焦ったのか、板野は2月15日付のツイッターで「とっても心配されちゃったけど 私はヴィーガンになる訳じゃないです」「旦那さんにもお肉料理作ります」とコメント。一方で「週に1日お肉を減らす日」は設けるつもりだと説明していた。

 こうした経緯から、板野が肉料理を作ったり食べたりしていても“宣言通り”ではあるのだが、一部ネット上では「週に1日ミートフリーデーを設けても、それ以外の日はこんなに大量の肉料理を食べてるんじゃ、動物虐殺を問題視するほどの説得力がない」「ミートフリーデー宣言直後も慌てて言い訳してたし、ちょっと意識高いふりをしてみただけなのかも」と失笑されている。

「そもそも、板野はインスタで“牛革”を使用したブランドアイテムを紹介することもあるので、動物の命を守りたいというなら、肉食を控える以外にも考えるべきことはあるでしょう。その辺をスルーしているから、ネットユーザーも“中途半端”と捉えてしまうのでは」(芸能プロ関係者)

 一方で先月は、板野が“他者を見下している”と誤解されるようなツイートもしていた。

「板野は5月29日付のツイッターで、『誰かと一緒で安心するより 人と違うかけがえのない魅力を見つけ 優越感に浸る事のほうが大切』と、何やら“名言風”のツイートを投稿していました。

 しかし、ネット上では“優越感に浸るって、他人を見下してるみたいで嫌な感じ”“他人にマウントを取って生きていくことが大切なの?”“言いたいことは分かるけど、優越感って言葉を使うべきではなかったね”などと呆れられていました。ミートフリーデー宣言もそうですが、格好良さげな言動をするも失敗している板野には、かつての迷走期とはまた違った残念感がありますね」(同・前)

 しかし「友飯」の一品、一品は美味しそうだったので、高橋投手も喜んで平らげたに違いない。