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「お金がないと嘆く人には嫌な感情や記憶といった“心の垢”が隠れている」そう語るのは人気占い師、あゆこさん。自身も数億円の借金を返済した、苦労人だ。貯まるために必須なのが「心のデトックス」。値上がりなどで家計が苦しくなっているが、8つのコツを実践し、金運を上げていこう。

お金に愛されない原因は自分の中に

 ビジネス経験があることから、経営者やお金持ちからの鑑定依頼も多い“天運アーティスト”のあゆこさん。占い師になってから約10年で、4万人超の相談を受けてきた。

「お金に苦労しない人の共通点はうまくお金を循環させていること。しっかり稼いで使うべきときに使うことを意識しないと増えません。皆さん、気持ちよく払ったり、人を喜ばせたり、必ずポジティブな気持ちをのせてお金を使います。人や社会のためにはケチったりしません。するとお金のほうから寄ってくる」(あゆこさん、以下同)

 お金にまつわる相談を受けることも多いが……。

「心の“不足感”をお金のせいにしていることがほとんど。本来、お金はシンプルなもの。持つ人の気持ちでお金の流れが変わります」

 貯まらないとなげく人は下のチェックリストを見てほしい。

「このチェックリストで今のあなたの『お金を引き寄せ度』がわかります。印がつく項目が、お金と疎遠になる原因になっているのです」

お金が貯まらない理由はどこに?

 お金が手元に来ないのには必ず理由がある。お金の流れが悪くなる考え方や行動をご紹介。当てはまる項目が1つ以上あれば要注意だ。

□お金の話を出すのは、はしたないと思っている

□褒められても、自己肯定感が低く受け入れられない

□お金への感謝がなく、大切に思う気持ちがない

□将来のお金のことなど漠然とお金の不安がある

□使うタイミングを間違えて、必要なときにお金がない

□物欲が強く、買ってから後悔する

“満たされない心”が金運を悪くする

 かくいうあゆこさんも、雑貨店やリサイクルショップを経営していたころ、お金に振り回された経験がある。

「借金額は雪だるま式に膨らみ、億単位に。でもお金の使い方や稼ぎ方を変えて、お金の流れをシンプルにしたらどんどんお金が舞い込むようになりました。今は借金も徐々に減りつつあります」

 収入のために電話占い師をしていたころ、自分自身が持っているマイナスの感情が金運を悪くする最大の要因であることに気づいたという。

「例えば誰かと自分を比べると、劣等感から悲しみや怒りを感じます。こういったマイナス感情は時間がたっても、心の中に残る。それが少しずつ蓄積し、やがて嫉妬、不安、執着という“心の垢”に変わります。

 実は『負の感情』がお金にのると、お金の循環が悪くなります。心が満たされていないと自分に自信を持てず、自己肯定感を補おうと無駄にお金を使ってしまったり、使うタイミングに失敗してしまう。この流れを良くするため、まずは『心のデトックス』が大事なんです」

 あゆこさんがその解消法として鑑定経験をもとに考案したのが次に紹介する「浄化ワーク」だ。

「心の垢を落とすには、自分の心にあることを書き出して浄化すること。悪口でもかまいません。言葉にすると自分の心を可視化できるようになり、自然とわだかまりも消えていきます。“自分軸”ができれば、お金に対して冷静に判断できるようになります」

 お金を引き寄せるための行動はその後にすると効果的。

「心がクリアになれば、無駄なことにお金を使わなくなります。夢や目標も明確になり、以前とはお金の巡りに大きな差が生まれるのです」

ステップ1
“目詰まり”を解消してお金の流れを良くする

 嫉妬や不安、執着などの負の感情がお金の使いすぎに走らせてしまう……。最初に心をデトックスし、「金運の目詰まり」を改善していこう。金運がアップし、お金を得るチャンスが増えるはず。

【習慣1】
あゆこ式「浄化ワーク」で衝動買い知らずの人に!

「心の垢は最近のこととは限りません。子どものころ、親に言われて傷ついた言葉はありませんか。誰の心にもあるこうしたマイナスの気持ちがストレスを感じたときにふくらみ、知らず知らずのうちに衝動買いに走らせます」(あゆこさん)。この「浄化ワーク」で今の自分が思っていることを書き、口に出せない気持ちを吐き出すと、前向きな気持ちが生まれる。紙を1枚用意したら、以下の3つのことを中心に書き込もう。1週間に1回、3か月を目安に続けるのがおすすめ。

1.この1週間で嫌だったこと
(例:ご飯のことで夫とケンカをした。まだ会話がない、など)

2.この1か月で嫌だったこと
(例:ここ最近、体重が3kg増えた。おやつを食べすぎ、など)

3.自分の嫌なところ
(例:要領が悪い。なぜ段取りよく家事や仕事ができないのか、など)

やり方
1.紙とペンを用意し、気になっていることを書く

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 静かな環境でA4サイズ程度の紙とペンを準備する。用意した紙に「この1週間で嫌だったこと」「この1か月で嫌だったこと」「自分の嫌なところ」を3分を目安に書き出す。順番はこのとおりでなくてもいい。書いていくと自分の考え方のクセに気づく。

2.書き終わったら紙を思い切りちぎる

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 時間内にできるだけたくさん書き、用紙1枚を埋めることを目指す。モヤモヤすること、不安に思うことなどでもOK。時間がたったら読み返さず、自分の気がすむまで手でちぎっていく。終わったらゴミ箱へ。

ステップ2
「引き寄せ行動」でお金に愛される人に!

 行動を起こさないと、お金は引き寄せられない。手元にあるお金を数値化し、お金を貯めるビジョンを持とう。自分が潤ったら人のためにお金を使い、さらなる金運アップを。

行動することで
お金に愛される人に

 お金の目詰まりを解消したら、お金を引き寄せて循環させる「仕組み」を作ろう。

「なんとなくお金が貯まることはありません。ポイントは2つ。お金を数値化することと、ポジティブな気持ちをのせて循環させてください」

 財布の中身を出してみる、まずは1か月分の支出を書き出してみるのもおすすめ。

「どうすれば問題をクリアできるのかを考えて行動するようになります。行動を変えると必要な情報が集まり、手段も見えてきます」

「自分はお金が欲しい」と自覚することも大切。

「日本人にはお金の話は、はしたないという考えがまだあります。それではあなたが満足するお金は巡ってきません」

 プラスの気持ちをのせて「稼ぐ・払う・貯める」という循環を心がけていけば、おのずとお金に苦労することがなくなっていく。

【習慣2】
1日1回、財布を整理する

イラスト/秋葉あきこ

 財布は金運アップのキーアイテム。基本は長財布。毎晩、財布の中身を出して整理するのも、金運を引き寄せる方法のひとつ。残金やレシートから1日のお金の流れを把握できるだけでなく、いったん出して戻す行為がお金を循環させることになる。「ショップカードなどを入れておくと、お金の運気が下がるので別にしましょう。また、財布に入れるお金の上限を決めておくといいですよ」(あゆこさん)

【習慣3】
毎日の少額貯金で貯まる習慣を

イラスト/秋葉あきこ

「漠然と考えるだけではお金は引き寄せられない。何かアクションを起こす必要があります。財布を整理するときに、自分で金額を決めて500円玉や1000円札を貯金箱や封筒に貯めてみては。続けていくうちに、貯めグセが身につくようになります」。楽しみながら少しずつお金が増えて、達成感も味わえる。

【習慣4】
「おすそわけ」でお金を循環

イラスト/秋葉あきこ

 感謝やおわびの気持ちを感じたら、言葉をかけたり、おすそわけをするようにしよう。特に品物を添えると、相手に気持ちが伝わりやすい。「渡すものは、相手がお返しの心配をしなくてもいい、ペットボトルのお茶などでもいいです。必ず自分のお金で買ったものを渡しましょう」。見返りは求めないこと。おすそわけから仕事や人脈が増えて、お金の循環に結びつくことも。

【習慣5】
貯める目標は目につくところに

イラスト/秋葉あきこ

 目的意識があるとお金を循環させやすい。貯めたい人は「いつまでに」「なんのために」「いくら欲しい」のかを書き出そう。壁に貼ってもいいが、スマートフォンの待ち受け画面を利用すると便利。貯める目標を紙に書いて撮影したり、メモ機能などを使ってオリジナルの「壁紙」を作ってもいい。「画面を開くたびに必ず見るので、忘れずに目的意識を持ち続けられます」

お金の「使い方」にとことんこだわろう

 お金は愛のある使い方をすることで、循環力が高まる。気持ちよく使うこと。もし迷うなら「買わない」のが正しいチョイス。躊躇しながらお金を使うのは運気を停滞させる。循環をスムーズにする3つのコツをご紹介。

【習慣6】
自分へのごほうびは金額を決める

イラスト/秋葉あきこ

 頑張った自分へのごほうびは生きていく活力にもなる。品物を買うときは、最初にごほうびの金額を決めてからお金を使う。そうすることで、「散財してしまった」と、後悔しなくてすむ。「月ごとの金額を決めたら、その金額に達するまでは好きなものを買ってもいい、というルールにするのもおすすめ」

【習慣7】
プレゼントは相手の好きなものを

 プレゼントは相手を喜ばせるためのもの。できれば相手に欲しいものを聞きたい。お互い“うれしい”というポジティブな気持ちを共有できるので、いいお金の循環になる。

【習慣8】
大きな買い物は縁起のいい日に

 家や車など高額なものを買うときは、必ずゲン担ぎをするといい。和暦に基づき「良縁日」や「天赦日」などを選ぶ。和暦なら購入に適した時間までがわかることも。財布は「一粒万倍日」や「寅の日」に買うのがおすすめ。

取材・文/松澤ゆかり