4th Album『Madein』初回限定盤A・B[CD+DVD]3960円、通常盤[CD]3300円 

  “目の前にいる人を幸せに”というメッセージを込めたアルバム『Made in』を
リリースしたKing & Prince。ニューアルバムリリースを記念して、メンバー5人によるクロストークをお届けします♪ プライベートに迫る、Q&Aも!

 先日、単独での初ドーム公演であり、初の4大ドームツアーを成功させたばかりのKing&Prince。

高橋 海人(以下、高橋)「CDデビューしたときに、岸くんが“ドームで(ライブを)やりたい”と言っていて。僕たちの夢のひとつだったので、ケガなく、ファンの方たちと気持ちを共有しながら10公演すべて乗り越えられたというのは、グループにとって大きな財産です」

岸 優太(以下、岸)「もう、絶景でしたね。目の前にファンのみなさんがいてくれて。本当にみなさんに感謝です。いちばん、印象に残っているのは、やっぱりうちわの文字で“チャック開いてるよ”(笑)。毎回、騙されます(笑)」

永瀬 廉(以下、永瀬)「またこの景色をみなさんと一緒に見たいと思いました。“また、ここに帰ってきたい”って。戻れるように、これからも頑張りたいです」

 特別なツアーの東京公演で発表されたのが、4枚目のアルバム『Madein』のリリース。Madein−“JAPAN”“Johnny's”“King&Prince”……と、それぞれのルーツを大切にしながら、日本やジャニーズのエンターテイメントを継承する彼らが、“目の前にいる人を幸せにする”ためにできることを表現したアルバムになっている。

平野 紫耀(以下、平野)「タイトルは、ジン(神宮寺)が考えてくれて。みんな“いいね”となって」

メンバーがより輝く季節が到来!!

 ヒップホップ・サウンドに和のアレンジを加えたリード曲『ichiban』の作詞・作曲は、日本を代表するヒップホップ・アーティストのKREVA。ミュージックビデオが公開されると話題になった。

平野「振り付けは、世界的ダンサーのRIEHATAさんに作っていただきました! 僕も以前から知っている、カリスマ的な存在の方です。これまでのジャニーズ(所属アーティスト)があまりやってこなかった、アメリカのアンダーグラウンドのダンススタイルで、感情をのせて踊ると、すごく気持ちがよくて。“ダンスするのって、楽しい!”って思える振り付けになっています」

高橋「ほんと、そうだね」

神宮寺 勇太(以下、神宮寺)「RIEHATAさんは、盛り上げ上手なので、振りをつけてくださるときも、すごく楽しかったです」

 初めてメンバー全員で作詞・作曲に挑戦した『Dream in』。平野、高橋、岸による『僕の好きな人』、永瀬と神宮寺の『Doll』などの新曲に加え、『恋降る月夜に君想ふ』などの大ヒット曲が収録された盛りだくさんのアルバム。このアルバムを引っ提げた全国アリーナツアーが7月30日からスタートする。

平野「今回のアルバムは、いろいろなジャンルの曲が入っているので、ステージを想像するだけでワクワクします」

「夏から秋にかけてのツアーなんですが、その時季の自分は、いちばん脂がのってる時季なんです。暑いのが大好きで、夏が大好き。僕の旬を味わっていただきたいです!」

高橋「岸くんと同じで僕も夏から秋にかけてのタイミングが1年でいちばん輝けると思っているので、ベストな僕を見ていただけるのは、すごくうれしいです」

 アルバムにも反映されているKing&Princeのルーツとは何か改めて聞くと、

平野「僕、(出身が)名古屋!」

神宮寺「紫耀のじゃなくて、King&Princeのルーツだよ(笑)」

「ルーツって何でしたっけ? 原点? だったら帝劇(帝国劇場)じゃないですか。いろいろな経験をさせていただいた、僕らの思い出の地になっている」

高橋「リアルにそうだよね」

永瀬「帝劇もそうだけど、やっぱりジャニーさんじゃない?」

神宮寺「確かに。ジャニーさんから生まれてきたグループってことに間違いないからね」

Q 僕は○○と○○と○○でできている

【永瀬】お米とゲームと、遊び。友達と過ごす遊びの時間は昔から大切だなって思っていて、ゲームも友達とよくします。

【神宮寺】趣味と仕事と、家でのまったり時間。ずっと昔から好きなのはドライブ。運転することが好きです。

【岸】ご飯、睡眠、デザート。糖分は絶対に必要ですね(笑)。番組のロケとかで食べるご飯が基本おいしくて、それが今は最高に幸せです! ちなみに今日は、よだれ鶏を食べました。

【高橋】仕事と、家に帰ってからの時間。2つしかない(笑)。プライベートの時間は……、最近、家に帰ったらすぐ寝ちゃってます。本当は、おうち時間をもっと増やしたい。

【平野】ティアラ、睡眠、趣味。趣味はいろいろあります。サバゲーとか車とかバイクとか。乗り物全般が大好きですね。睡眠は10時間眠れたらベスト。今は難しいですけど。

Q 自分以外のメンバーを幸せにする方法

【永瀬】(平野)紫耀はバイクに乗せてあげる。(高橋)海人には好きなマンガを渡す。神宮寺は、車に乗せてあげて、岸くんはサウナに連れていけば幸せになると思う(笑)。みんなの好きなものに触れさせてあげれば解決です! 

【神宮寺】紫耀には、しつこいくらい絡んでいく。(永瀬)廉は、ちょっかい出せば笑ってくれるはず。海人は、何を言っても笑ってくれます。笑い上戸なんで(笑)。岸くんはくすぐる。彼だけ物理的な攻撃です!(笑)

【岸】紫耀には一発ギャグ。廉にも一発ギャグ……。いや、みんな一発ギャグだな! 僕のどんなギャグでも、メンバーは笑ってくれるんで。というか、笑ってくれるのがメンバーだけで、スタッフさんとかマネージャーさんはあまり反応してくれないんです(笑)。本当にメンバーは、ありがたいです。

【高橋】紫耀はサバゲーとか、趣味の話をすること。廉も趣味の話。ゲームとかアニメの話をよくします。ジン(神宮寺)とは、好きなマンガの話でいつも盛り上がってます。毎週、発売日になると連載されているマンガ雑誌を一緒に読んでいるんです。岸くんはやっぱりサウナ。ドームツアーのときも名古屋で一緒にサウナに行って、整って幸せでした。

【平野】廉は、やっぱりゲームの! 僕もゲームをするんですけど、廉とはちょっとジャンルが違うんですよね。海人には、シャドーボクシングをしてあげます。ジンとは好きなものが同じ。車とかバイクとか時計とか、趣味が一緒だからそういう話をしてあげる。岸くんは、身体を(指で)ちょんちょんすること(笑)! スキンシップすると喜ぶんです!

Q ichiban直前に検索したのは?

【永瀬】ゲームの攻略法。スマホでやっているパズル系のゲームがあるんです。その攻略法をめっちゃ調べてました(笑)。

【神宮寺】この取材の直前もそうですが、洋服のことを検索することが多いです。好きなブランドの新作が出ているか調べたりしてます。

【岸】ネットニュースを見てたかな。時事ネタ全般をチェックするかも。ちょっと時間があると検索して見ています。

【高橋】スマホゲームの攻略方法。このあとやったら攻略できそうです! 

【平野】ヴィーガンの方は何を食べているのか。目指しているわけではないんですけど、ジンと車の中でその話題になったので。何となく知ってはいたけれど、検索したら勉強になりました。

Q いま思いつくichiban甘い言葉

【永瀬】「愛してるよ」。これが“ichiban”じゃないですか?

【神宮寺】(机の上に置かれていたフルーツの盛り合わせを見ながら)えーと、“いちご”! 目に入ってきたからそれで(笑)。

【岸】“とろとろマンゴー”。甘い言葉っていうか、甘いものですね。今いきなり浮かびました(笑)。

【高橋】“いつになっても 幾つになっても ボクはキミを守り続ける”です! もちろん、ティアラ(ファン)に向けての言葉。

【平野】好きですー! どんなスイーツよりも甘い恋をしましょう♪

Q メンバーの中でichiban足りないもの

【永瀬】料理力(自炊力)。いちばん料理ができるのは海人じゃないかな。何でも作れるし、おいしい! 

【神宮寺】ご飯へのこだわり。何でも「美味しい」と思うタイプです(笑)。意外と岸くんのこだわりが強いんじゃないかな。

【岸】脳みその回転の速さですね。僕以外のメンバーは、みんな速いんです。だから、比べちゃうと……。

【高橋】がっつき加減かな。メンバーといて、みんなで話しているときとか、後ろに下がっちゃうことがあるんです。がっつきがあるなあと思うメンバーは、やっぱりバラエティーなどで先陣切ってしゃべってくれる廉ですね。

【平野】モチベーションを保つ力。もしくは、ポーカーフェイス度とかアイドル度って言ってもいいかも。僕、疲れたらすぐ顔に出ちゃうんです。素直だから(笑)。

Q 最近、プライベートで作ったもの

【永瀬】このあいだ、新しいゲーム機の配線をつないだこと。最近はそれくらいかなぁ。

【神宮寺】コーヒーメーカーで作ったコーヒーかなぁ(笑)。特に詳しいとか、こだわりがあるとかではないんですけど。ブラックで飲む派です。

【岸】作ったとはちょっと違うんですけど、部屋のインテリアを変えましたね。自分のテンションを変えるために。何かを組み立てたりというよりは、全体的な模様替えみたいな。

【高橋】茶葉からいれる紅茶。特に茶葉の種類にこだわりはないけど、甘いフルーティーな香りのものが好き。ストレートで飲んでます。

【平野】ないなあ~。(アルバム収録曲の)『Dream in』で作詞に挑戦したから、それかな。メンバーそれぞれが、いまの想いを書いて海人に提出したんです。僕は、A4サイズに2ページ分くらい。想像するんじゃなくて、僕自身のことを素直に書き出したのでそんなに苦労しなかったです。

※高橋の高は、正しくはハシゴ高

4th Album『Made in』
初回限定盤A・B
[CD+DVD]3960円、通常盤[CD]3300円 

取材・文/熊谷真由子、高橋もも子