石田ゆり子(左)と石田ひかり(右)

 ほてりやのぼせの「ホットフラッシュ」をはじめ、頭痛、肩こり、めまい、関節痛など、さまざまな症状が現れる更年期症状。“生きるのもしんどい”更年期の明るい乗り越え方とはーー。

それぞれの受け止め方

 1969年生まれのゆり子、1972年生まれのひかり、大人気の美人姉妹女優も更年期に突入している。2年前の6月、自身のインスタグラムに妹・ひかりはこう綴っている。

《昨日の午前中、病院に行ってきました 年齢から言っても、症状から診ても『いよいよきましたね』とゆーことで軽めのホルモン剤を飲み始めることになりました》

 病院に行くことになった症状は、“48歳になった途端に少しずつ身体に変化が出てきました。40度くらいのサウナからずーっと出してもらえないような、身体に熱がこもって仕方がない感じ”とも描写している。

《わたし自身の心と身体に起きている変化を存分に味わっておこうと思います。年齢を重ねることを出来るだけ楽しんで!》

 と、妹は更年期をポジティブに受け止めているようだ。

 一方、姉のゆり子は、2018年のテレビ出演の際、アナウンサーの有働由美子、作家の角田光代と繰り広げた同世代トークで、

「毎日、寝る時間も起きる時間も行く場所も、やっていることも違うので……クタクタ(吐息)。この独特な疲れってあるじゃないですか、世代的に。自律神経が……ついていけない」、「最近さ、急に“暑い!”って(笑)」

 と、あっけらんかんとホットフラッシュやほてりについて語った。自然体な美しさで人気を博しただけに、更年期の告白は逆に親近感を感じさせ、同世代女性からの好感度がさらに上がった形だ。

「生まれてきたからには、一度ぐらいは誰かのお嫁さんになってみたいとは思うけど」

 とも、同番組で心境を吐露したゆり子。かつて、《年齢なりの素敵さを楽しんでほしい。ちゃんと大人の女の人でいてほしいと思うし、私もそうありたい》と語っていた彼女にとって、更年期は「大人の女」であるための自然な通り道として受け止めているのかもしれない。

 ちなみに、母親の更年期が重かった場合、娘も似ることがあるとまことしやかに言い伝えられているが、姉妹で更年期症状が似るということはあるのだろうか。

「更年期の症状はまったく出ない人もいれば、寝込んでしまうほどひどい人もいる。これは、女性ホルモンの低下や体質だけでなく、もともとの性格や環境からのストレスが人それぞれだから」

 と語るのは婦人科クリニック医師だ。石田姉妹も血縁関係だからといって同じような更年期症状が現れるとは限らない。

「ただ、同じような時期に更年期になることはあるかもしれません。おふたりは仲の良い姉妹なので、お互いの症状を語り合うことで、気が楽になる。更年期の症状をざっくばらんに語れる相手がいるというのは、この時期の女性にとっては大きな心の支えになります」(同・前)

 石田姉妹にとって、更年期を乗り切る秘訣は、心を許せて何でも言い合える姉妹との関係だといえよう。

取材・文/ガンガーラ田津美