ゆたぼん(Youtubeより)

 少年革命家を名乗るユーチューバー・ゆたぼんが再び炎上している。

同級生の間では“存在感なし”

「昨年末に“47都道府県をまわり、不登校の子やその親御さんたちなどいろいろな人たちと会って学びながら、多くの人たちに元気と勇気を与えたい”と、日本一周の活動費用としてクラウドファンディングを行い、487万円を集めました。

 しかし、それとは別に“活動資金をPayPayで送金して”と北関東エリアの居酒屋で募金を集めていたことがSNSで暴露され、物議を醸しています」(ネットニュース編集者)

 13歳の少年が居酒屋に出入りしているのは、教育上あまり好ましいことではないという声がネットで上がっていることに加え、PayPayの規約では募金や投げ銭行為は禁止されていることも指摘されている。

ある動画では、背後にある観覧車の時計が深夜0時半を指しており、青少年保護育成条例に違反するのではとの声も(ゆたぼん公式YouTubeより)

 行動の1つ1つが何かとネット上で炎上しがちなゆたぼんだが、普段はどんな生活を送っているのだろうか。

「小学3年生から不登校だということを売りにしていますが、今年1月には誹謗中傷の裁判の判決文から週の半分は学校に行っていることが明らかになっています」(同・ネットニュース編集者)

 彼が現在暮らす、地元の沖縄でも聞いてみると、

「子どもの同級生だと知ったのは、彼が転校してきてしばらくたってからですね。同級生の間では“変なないちゃー(内地の人)が転校してきた”ぐらいの認識だとか。

 人気者でも嫌われているわけでもなく、これといって存在感がないそうです」(同じ学校に子どもを通わせる保護者)

「これも勉強や!」とゲームセンターに興じるゆたぼん(ゆたぼん公式YouTubeより)

 動画内では「中学校不登校宣言」をして賛否を巻き起こした。なぜ学校へ通いたくないのだろう。

地元で“かわいそうな子”扱い

「ゆたぼんが進学した中学校はやんちゃな雰囲気の男の子が多いんです。地元の保護者たちは“彼らのグループが怖くて通えないんじゃないか”と話していますね。

 それぐらいの年ごろだと、ユーチューバーよりもチューバー(沖縄の方言で“力が強い人”の意味)のほうが学校内では存在感が強いですから」(同・保護者)

 地元では、ゆたぼんに同情する声もある。

「小学校の卒業式の参加拒否などはありましたが、登校した日は特におかしな言動はしていないようですし、YouTubeでの言動は父親にやらされているのでしょう。

 保護者の間では“父親に利用されているかわいそうな男の子”という認識です」(別の保護者)

 不登校になった理由を「周りの子どもたちが、親や先生の言うことをハイハイ聞くロボットに見えたから」と語っているゆたぼん。

 本当のロボットは自分だったということにならなければいいが……。