いしだ壱成。現在は長野県内にあるホテルで働きながら、芸能活動再開の準備中

 俳優のいしだ壱成が7月29日、インスタグラムを更新。主演を務める俳優復帰作『100日後に退職する47歳』のクランクアップを報告。4年ぶりの映画出演で「いよいよ役者として復活しました」と綴った。

 映画『100日後に退職する47歳』は、ツイッターで発表され話題を集めた同名マンガの実写化作品。アプリ開発者の苦労や悲哀を、47歳の主人公を通して描いていく。「月9にも出演したい」と意気込むなど、過去の栄光を取り戻せるのか目が離せない。

 そんな彼が再び注目を集めるようになったのが24歳年下の妻・Bさんとの離婚劇だった。昨年12月、舞台の共演がきっかけで結婚したBさんと、3度目となる離婚を発表。その約3か月後、『週刊女性』が改めて取材を進めたところ、いしだが始めたクラウドファンディングでの金銭トラブルが起こっていたことが判明。さらには、年下妻・Bさんとの離婚理由が衝撃的なものだと発覚したーー。

(以下は2022年2月28日に配信した記事の再掲載です 年齢は掲載当時のまま) 

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「いしだ壱成さんが昨年夏に募集したクラウドファンディング(主にネット上で行う資金調達の手法)の支援者になったのですが、いつまでたってもリターン(見返り)が実現しない。そこでSNSでメッセージを送ったところ、返金すると言われたのですが、一向に振り込まれず……」

 憤慨した様子で『週刊女性』に告白するのは、いしだ壱成のクラウドファンディング(以下、クラファン)に支援した石川県在住の男性・Aさんだ。

「私以外にも被害者はいる」

 昨年12月、いしだは舞台の共演がきっかけで結婚した24歳年下の妻・Bさんと、3度目となる離婚を発表。

「当時19歳だったBさんと結婚した際、年齢差などを理由にバッシングを受けて、うつ病が再発。一時は生活保護を受けるほど、生活が困窮。Bさんがラーメン店などで月5万円を稼ぐも、そのうちの3万円がいしださんのたばこ代に消えていたことを取材で告白したため、ネット上では、再びバッシングを受けることに」(スポーツ紙記者)

 時を同じくして、石川県でクラファンをめぐるトラブルを起こしていた。

いしだ壱成が行っていたラーメンに関するクラウドファンディング

「クラファンには完全寄付型もありますが、いしださんが募集したものはリターンのあるタイプでした。私が支援したのは1万5000円を払うと、Bさんもアルバイトをしていた白山市内にあるラーメン店のメニュー考案と、その商品の命名権が得られるというもの。こちらから催促して、昨年8月25日にいしださんを交えてラーメン店で打ち合わせをしたのですが……」(Aさん)

 試作品が完成次第、連絡をすると伝えられていたが、3か月たってもなしのつぶて。

「仕方なく、いしださんのSNSにDM(ダイレクトメッセージ)を送ったところ、“僕も利用されただけ”と、責任の所在は協力したラーメン店にあるといった返事が届いたんです。そこでラーメン店にもDMを送ったところ、“試作品はできていたが、いしださんが連絡を怠っていた”と。私にはどちらが悪いかはわかりませんが、リターンのメニュー考案が叶わないのであれば返金してもらうしかないなと、再びいしださんに連絡しました」(Aさん)

 昨年末には支払った1万5000円を返金するといしだから連絡が届くも、振り込まれず。年明けの1月に再び催促すると、「今月25日までに振り込みます」とメッセージが来たが、振り込まれないどころか連絡も途絶えた。

「同じリターンへの応募者は、私のほかにもう1人いました。その後、ラーメン店に足を運びましたが、実現されている様子がないので、私以外にも被害者はいると思います」(Aさん)

昨年8月、24歳下の元妻は子どもと一緒に撮影に応じてくれたいしだ壱成

 そこで関わっていたラーメン店の店主に話を聞いてみると、困惑気味にこう答えた。

「壱成さんには昨年末に“お店の評判が悪くなるから、キチンと返金してください”と伝えたところ、“全額返金して、謝ることにしました”と言われたので、その後はお任せしていました」

 クラファンのリターンでは、メニュー考案権のほか、同店の自家製焼豚なども届くのだが、それらに関してはすでに店主が対応ずみだという。

無免許運転、そして元妻は寝取られて

「僕としては、うつ病もあり生活に困っている壱成さんに立ち直ってほしくて、クラファンを提案しました。決して、壱成さんを使って売名をしようという気はありませんよ」(店主、以下同)

 『週刊女性』がいしだにインタビューした際も、この店主を含めた地元の人の支えで、ひどい生活から復活できたと、感謝の気持ちを述べていた。

「以前、彼が住んでいた家は僕が貸していたのですが、家賃や光熱費を滞納するので出て行ってもらったんです。引っ越しする際にあったゴミの処理費用も僕が負担しましたしね。2年半ほど面倒を見ましたが、僕にも手が負えなくなってしまったので、壱成さんと元妻のLINEを先日ブロックしたばかりです。僕だけでなく石川県内に住む俳優の先輩も怒らせたそうで、いろいろな人とトラブルになっていますよ」

 続けて、驚きの情報が……。

「Bさんがうちでアルバイトをすることになって、身分証明書として免許証を持ってきてほしいとお願いしても、一向に持ってこない。問い詰めたところ、石田純一さんに買ってもらった車を2人して無免許の状態で運転して、うちに通っていたんです。さすがにまずいと、車を手放してもらったのですが、それが離婚の原因になってしまった」

 いしだが住んでいた家は、鉄道もバスも走っていないようなエリア。そのため、元妻がラーメン店でアルバイトをする日は、ライブ配信を通じて知り合った男性に送迎をお願いしていたという。

「壱成さんより少し年上の男性だったのですが、その男性に奥さんを寝取られてしまったんですよ。彼はもともとBさんのファンで、“最初から寝取るつもりで近づきました”と、後に話していたそうです。Bさんも離婚の際のインタビューでは、夫を支えていた健気な妻のように話していましたが、ラーメン店での勤務態度もまじめとは言いがたかったですし、壱成さんも彼女も話に嘘が多いですね」

 2人の尻ぬぐいをしたのが、父の純一だった。

「壱成さんも離婚して自暴自棄になっていたので、借金を払ってもらえる状態ではないなと、純一さんに連絡をしたんです。ほどなくして純一さんが石川県まで来てくれて、僕への借金は代わりに払ってくれました」

いしだ壱成とマネージャーを直撃

Aさんといしだ壱成のメッセージのやりとり。自分のクラファンにもかかわらず金額を把握していなかった

 クラファンのトラブルや離婚の真相を聞こうと、いしだ本人に電話で話を聞いた。

――Aさんに、いまだ返金がされていないそうですが。

「払うつもりです」

――打ち合わせはしたのに、Aさんへのリターンが実現しなかったのはなぜ?

「(Aさんが考案した)ピンクのラーメンの試作品を作ったということで、形の上ではリターンをしてはいるんですけれど……。僕も先方がどうしてそんなに怒っているのかわからないんです」

――Aさん以外のクラファン支援者にはリターンした?

「コロナ禍でできないものもあったので、これからやっていこうと思っています」

――離婚の原因が、Bさんの寝取られ不倫というのは本当?

「あぁ……そうですね」

――不倫をした彼女に怒りは?

「病気があって一般的な仕事に就けず、(金銭面などで)自分にも落ち度があるので……。しょうがないですね」

 子どもを引き取った元妻には、養育費として月4万円を渡しているという。

――周囲の人たちに借金をしていて、返していないと聞きましたが。

「返せるところは、返しています……」

石田純一

 現在はマネージャーを務める男性とプロモーター業を営む友人を含めた3人で、長野県内のホテルの手伝いをしながら暮らしている。途中から、マネージャーが対応することに。

――なぜ、長野県内のホテルに身を寄せているのですか?

「壱成さんが“石川にいると心身ともに辛い”と言うので、私の知り合いのホテルで面倒を見てもらっています」

――ラーメン店の店主などへ借金をしているそうですが、どのように考えている?

「それについては、私が責任を取ると話しています。店主の方には確かに借金などで迷惑をかけましたが、離婚の原因などをこうしてマスコミの方に話すのは理解できません」

――寝取られ不倫など、トラブルが続いていることに関しては?

「壱成さんは人を疑わないので騙されやすく、悪い人たちが集まってくるんです」

――今後の芸能活動の予定は?

「現在、仕事が5~6本決まっているので、これからは長野と東京を拠点に活動していこうと思っています。石田純一さんには(金銭面で)頼るつもりはありません」

 この電話の3日後、いしだ側からAさんにクラファン代の1万5000円が振り込まれたというが……。こんなトラブル連発で芸能活動を再開できるのだろうか。

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 俳優復帰作がクランクアップしたばかりのいしだは、すでに次回作が進行中。6日にはインスタグラムで映画『散歩屋ケンちゃん』で父の石田純一と共演を果たすことも発表し、親子2ショットも披露している。

 壮絶な人生を送ってきた親子が、スキャンダルではなく俳優として、再び栄光をつかむ日が訪れることに期待したい。

 
昨年8月、24歳下の元妻は子どもと一緒に撮影に応じてくれたいしだ壱成
代表作『未成年』の会見。左から北原雅樹、反町隆史、いしだ壱成、香取慎吾、河相我聞

 

 

 

かつてファッションリーダーとして活躍していたころのいしだ壱成(ドラマ『未成年』が放送された1995年)