川崎麻世 撮影/佐藤靖彦

 現在59歳、いつまでも若々しい川崎麻世さん(「崎」は正しくは「立さき」)が健康のために欠かせないのは「ゴーヤ」!? 還暦間近なのに、血液の数値に問題なし。肌もほめられるという、そのゴーヤのすごいパワーとは…? 医師の見解とともに“超絶健康法”をお届けします♪

コメントしてくれたのは……
医師・医療ジャーナリスト
​森田 豊先生


 1963年、東京都生まれ。医師として医療に従事するとともに、メディアにてジャーナリストとして活動を行っている。近著『医者の僕が認知症の母と過ごす23年間のこと』(自由国民社)がある。

ゴーヤは苦みが魅力! 生で味わうのがいい

 ブログなどで健康を考えた手料理を多数公開し、料理好きとして知られる川崎麻世さん。中でもゴーヤを使ったレシピが多く、“ゴーヤ愛”は止まらない。

「白いワタの部分を苦いからと削る人が多いですが、ゴーヤは苦みが魅力なんです。生で食べるとシャキシャキとした歯ごたえも楽しめます。僕はパクチーも大好きなんですが、パクチーは臭みが魅力。ゴーヤやパクチー、サボテン、ドクダミなど無難じゃない個性ある食材に惹かれます。自宅では、バジルやミントなどのハーブや薬草を栽培していて、料理に使うことも多いです」

 強烈な主張がある食材と初めて出会ったのは、ジャニーズ事務所時代だという。

「事務所の副社長であったメリー(喜多川)さんが『アロエは身体にいい』と言って、アロエを食べるようすすめてくれたんです。独特の味がしましたが、苦手だとは思わず、そのころから苦みのある食材は大丈夫でした」

 青汁も好んで飲んでいたという麻世さんは、20年ほど前に初めてゴーヤと出会った。

「沖縄の空港でゴーヤジュースのスタンドを見つけ、『どんな味なのか試してみたい』と思いました。お店の人に『ハチミツを入れますか?』と聞かれたんですが、『そのままでいいです』と伝えると、『苦いですよ!』と忠告されました。

 当時はまだゴーヤはスーパーにも売っておらず、食べたことがなかったんです。飲んでみると、苦みや青臭さが僕にはドンピシャで『これはおいしい!』と感動しました。それから1年中ゴーヤを常備するようになり、何にでもゴーヤを入れるようになったんです」

 ゴーヤをカレーに入れたり、冷麺やパスタの具材にするほか、漬物にしたり、生のゴーヤを使ったお寿司まで作っている。

「僕は2、3か月に1回は血液検査をしていますが、健康そのものです。肌がきれいだとよくほめられますが、特別なケアはしていません。ゴーヤをはじめ、栄養バランスを考えた食事のおかげだと思います」

 食べることが好きなので体重は変動があるが、太ったときは食事で調整して元に戻すという麻世さん。

「毎日体重計に乗っており、太ったときはごはんの代わりにこんにゃくを食べて、おかずはささみとピーマンにするなど、食事で調整します。こんにゃくは食物繊維が豊富で腸活にもおすすめです」

 デビューから45周年を迎え、来年は還暦だが、若々しさをキープしているのは食の力が大きいという。

「日本は四季があって、旬の食材をおいしくいただく文化があります。日本人が健康長寿なのも、食生活のおかげです。せっかく日本に生まれたので、日本の食の恵みをもっと楽しんで、健康に暮らしたいですよね」

森田先生の見解
 ゴーヤは、食物繊維、ビタミンC、カリウム、葉酸などの栄養素が豊富に含まれているため、疲労回復や血管を丈夫に保つ働きや、生活習慣病の予防も期待されている食材です。苦み成分であるモモルデシチンには、抗酸化作用や食欲を高める働きがあります。

川崎麻世(かわさき・まよ)
 1963年、京都府生まれ。ジャニーズ事務所に所属し、14歳で歌手デビュー。その後、ミュージカル『CATS』出演を機に本格的に俳優の道へ。舞台やドラマで俳優として活躍するほか、バラエティーにも数多く出演中。趣味は料理でネットでレシピも公開。

取材・文/紀和静