悠仁さまと佳子さま

 婚姻届を提出し、小室眞子さんが渡米したのは昨年11月。長女が嫁いで迎えた、秋篠宮家の初めての夏は?

 佳子さまは7月13日に北海道で開催された『全国都市緑化祭』に。7月22日には明治天皇百十年祭にあたり、明治神宮をご参拝。さらに8月7日にはガールスカウトのキャンプのご視察で戸隠高原(長野県)へ。

内親王としてのキャリアを積まれて

「最近の佳子さまは、対外的な露出がとても増えていらっしゃる印象です」

 とは、名古屋大学大学院人文学研究科の河西秀哉准教授。一時期、ご公務が少ないのではという声があがったこともあったが、

「『全国都市緑化祭』は眞子さんから引き継いだ形です。また、ご宿泊を伴うご公務はおよそ3年ぶり。ガールスカウトのキャンプでは、キャンプファイアに点火するなど、人々の輪の中に積極的に入っていかれる姿勢を強く感じました。

 一部で“そろそろ佳子さまも嫁がれるのでは?”といった報道もされましたが、そうなった際に批判が出ないだけのキャリアをしっかりと積み始められているように感じます」(河西准教授、以下同)

 7月22日〜24日、悠仁さまは筑波大学附属高校の蓼科合宿へ。登山などをご学友と楽しまれた。続いて7月31日、8月2日、4日は『全国高等学校総合文化祭』へ。

“新たに踏み切った夏”

「“文化部のインターハイ”とも呼ばれる総文には、平成19年から秋篠宮さまが紀子さまと出席されています。眞子さんと佳子さまも高校在学中には毎年同席されたほか、紀子さまの代わりを務めたこともあります。

 秋篠宮家にはご進学先を含め“いろんな人と触れ合わせたい”というお考えがあります。同年代の子の活躍を目の当たりにされたことは、悠仁さまにとってきっといい刺激になったでしょう。開催地は47都道府県の持ち回りで、今年はたまたま東京都での開催だったという側面はありますが、3日ものお出ましは驚きました

 一方、ニューヨークでは眞子さんの買い物姿が何度かキャッチされている。

「眞子さんが足を運んだ『ダゴスティーノ』は一般的なスーパーです。『アーミッシュ・マーケット』はオーガニックスーパー。そして『ターゲット』はディスカウントスーパーではありますが、オシャレな雰囲気ですよ」(ニューヨーク在住者)

『全国高等学校総合文化祭』のパレードでは、笑顔で参列者に手を振られた悠仁さま

 秋篠宮家のお子さん方の三者三様の夏。

「“新たに踏み切った夏”という印象です。(眞子さんから)佳子さまに引き継がれた公務は少なくなく、皇族としての自覚をより強められているようにお見受けします。また“ポストコロナ”という意味で、佳子さまも悠仁さまも、ずっとオンラインだった公務を現地でこなされるように。

 天皇家はどうしても外出に慎重にならざるをえない中、秋篠宮家が“人々と触れ合う”という皇室のあり方を少しずつ復活させ始めているように感じます」(河西准教授)

 
夜にはキャンプファイアにご参加。燃えるたいまつから、薪へ点火された。参加者たちとおそろいの水色のネッカチーフを巻かれた佳子さま
日本のガールスカウト運動100周年を記念して行われた『インターナショナルキャンプ』(長野市)では代表グループの発表を聞き、懇談もされた佳子さま

 

筑波大学附属高校の1年生の夏休み行事『蓼科生活』。悠仁さまはご学友とともに蓼科山への登山、ハイキングなどを満喫された
『蓼科山』に向かわれる悠仁さま

 

 

10月23日、眞子さんが30歳を迎えられた際に公表されたお誕生日写真。赤坂御用地内で佳子さまと談笑されて。皇族として迎える最後のお誕生日となった
小室眞子さん