坂本勇人選手(読売巨人軍 日本シリーズ優勝パレード2012年)

 読売ジャイアンツのキャプテン・坂本勇人(33)の中絶トラブルに対し、批判が日々加速している。

批判止まらぬ坂本勇人、瀬戸大也との過去のやりとり

『文春オンライン』(9月10日公開)によると、坂本は20代の女性と継続的に肉体関係を持ち、身体的苦痛を伴う暴力的なプレイや避妊具なしでの性行為をたびたび要求していたという。

「坂本さんはアフターピル代を渡していましたが、正しい避妊方法ではなかったため、女性は妊娠したそうです。そのことを告げられると“本当は今すぐおろせよって言いたい”“おろすならおろすで早いほうがええやろ?”などと迫り、精神的に追いつめられた女性は、みずから命を絶とうとしたこともあったようです。

 示談は成立しているようですが、報道後に球団や本人から何の説明もないため、バッシングが加速しています」(スポーツ新聞記者)

 ネット上では、これまでお咎めなしの坂本に対し、「水泳の瀬戸大也(28)だって活動休止したのに」と疑問を持つ声があがっていた。そんな坂本と瀬戸は過去に交流があったようで、とあることがネットで話題になった。

「'19年8月に瀬戸さんが東京オリンピック日本代表に内定したとき、スポーツニュース番組『S-PARK』(フジテレビ系)で意味深な質問を投げかけていました。

 スタジオゲストである瀬戸さんに対し、坂本選手はVTRで祝福。その後、“独身時代の方が良かったと思うことがありますか?”“〇か×か答えづらいと思いますがどっちですか?”とにやけ顔で質問をしていました。

 当時の瀬戸さんは“結婚して子どもが産まれてからみなぎってくるパワーが全然違います”“結婚して本当に良かったと思ってます”と答えてましたね

 そんな坂本に対してはネット上では、

「坂本何聞いてんだ」

「独身貴族謳歌(おうか)中」

 とあきれる声があがる一方、「結婚しようか悩んでるんだろうなー」といった憶測も上がっていた。

トップアスリートは子どもの夢

 その後、瀬戸は'20年9月に『デイリー新潮』で20代の女性との不倫が報道され、以降も複数の女性問題が明るみになった。その結果、スポンサー各社から契約を解除され、競泳日本代表主将を辞退。

 同年10月には日本水泳連盟から年内の活動停止、同年下半期のスポーツ振興基金助成金推薦停止、教育プログラム受講などの処分がくだされている。

 妻子持ちの不貞行為ということで大きな社会的制裁を受けた瀬戸だが、その後は努力を続け、競技に打ち込んでいる。

 一方で、坂本は女性問題発覚後、いっさいのリアクションをとっておらず、球団からお咎めなしの状態がかえって批判の対象になっている。テレビ局各局でも報道されていないことに疑問の声も大きくなるばかりだ。

 既婚だった瀬戸と独身の坂本では立場は違うが、どちらもトップアスリートとして子どもたちに影響を与える存在だ。実際にスポーツメーカー関係者に話を聞くと、

「トップアスリートはユニフォームや競技用品などの広告塔となり、同じスポーツをする子どもたちから憧れの存在です。

 実際に、瀬戸選手が広告塔だった水着は多くのジュニアスイマーが購入していました。しかし、女性問題が発覚したことで広告などが出しづらい状況に……。企業へ与えたダメージは少なくなかったでしょう」

 残念なことに、ネット界隈では坂本が女性に対し放った過激プレイを要求するワードがギャグ化され、試合中にはブーイングややじが飛ぶなど、消えない傷跡が残ってしまった。

 巨人・原辰徳監督は19日のDeNA戦(東京ドーム)後、スタメン出場の坂本を途中交代させた理由について、「もう少し“気”が出てこないと」「どういうふうな精神状態でいるか」と問いかけた。また、鳴りやまない批判に球団もいよいよ対応せざるを得なくなったのか、5年契約の途中でのトレード放出報道まで出ている。

 坂本は女性遊びが奔放で結婚に二の足を踏んできたようだが、独身であれば何をしてもいいわけでは決してない。『巨人軍は常に紳士たれ』という言葉は坂本に届いているのだろうか。

インスタグラムで使われ始めた坂本勇人選手をネタにしたフィルター

 

2008年7月、山本モナとの不倫発覚後に頭を丸めて練習参加した二岡智宏

 

その甘いルックスから坂本勇人には女性ファンも多い(読売巨人軍 日本シリーズ優勝パレード2012年)

 

坂本勇人選手、原辰徳監督(2012年)

 

坂本勇人、日本を代表する野球選手の1人