ゆたぼんと“ゆたぼんパパ”こと中村幸也氏(中村幸也公式インスタグラムより)

何やねんこいつ… ゆたぼん号とか謎の変な車が横に停めてて、運転席から乗れないし、赤ちゃんもチャイルドシートに車出してからじゃないと乗せられなかったし、横幅あるんだったら角の方に停めてくれ…

 11月9日、とあるツイッターユーザーが投稿したツイートがネットで拡散された。添えられた画像にはド派手に改装された白いトラックが写っており、そこには「ゆたぼん号」とある。そう、少年革命家ユーチューバー・ゆたぼんの車だ。

 現在、全国の不登校児に会いにいく名目で日本一周中のゆたぼん。その移動手段として使用しているのが、クラウドファンディングサービスで資金を募って制作した「ゆたぼん号」。その旅の様子をYouTubeチャンネル、またインスタグラムやツイッターで伝えているのだが……、

「児童に会いにいくはずが各地で“観光、豪遊してばかりしている”などと批判されては事あるごとに炎上しています。また集めた約475万円が底をつき始めると、ゆたぼんは追加資金を募るべく“投げ銭”をお願い。これが“物乞いと指摘されてまたも炎上。

 ところが本人、そしてゆたぼん号を運転して旅に同行する父・中村幸也氏は、批判を向けるネットユーザーを全て“アンチ”と切り捨てて、“逮捕されたらええ”“イキって騒いでるだけ”などと煽るように動画やSNSで応酬しています」

 ユーチューバー事情に詳しいITライターが話すように、またも親子がやらかしてしまったのだろうか。冒頭の投稿に話を戻すと、どうやら“ツイ主”が、“駐車場に停めていた車に戻ってくると右隣りにゆたぼん号が駐車していた”と主張しているのだろう。

 そのため扉がぶつかることを懸念して運転席側から乗車することができず、また後列右シートにチャイルドシートを積んでいたのか、赤ちゃんを乗せられなかったことを訴えたのだった。

 確かにツイ主の車を手前にして撮った画像を見る限り、右側から乗車するスペースはないように見える。またもや、ゆたぼん炎上かーー。

ゆたぼん側に落ち度はない

「この投稿をリツイート、またリプライを寄せる形で“迷惑しかかけてない”“またあの親子か”などと、親子に対する批判が殺到、と思いきやごく少数。逆にツイ主の言動に対して猜疑の目を向けるユーザーが圧倒的に多いのです」(前出・ITライター)

《うんまあでかいけども、寧ろこの変な車は外側に寄って停めてくれとると思うよ 正面から撮った写真欲しいけどね》

あの親子は嫌いだから擁護する気は無いが、これを見る限り白線内にとめてるから問題ないと思うが?》

 どうやら、ゆたぼん号はしっかり枠内に停めていて、むしろ邪魔にならぬよう右側に寄せている。ツイ主の車の方が右側の枠線ギリギリに停めているだけで、ゆたぼん号がさも非常識、マナー違反をしているように見せている、などと指摘されたのだ。さらにこんな声も。

ゆたぼん知らないフリしてるけど本当は大嫌いなゆたぼん号を見かけてどうしてもアンチしたかったんだろうね、ただの言いがかりだよ》

 このツイ主に対して、ゆたぼんを貶めるがための言いがかり行為であると、それこそ“アンチの仕業”と見られてしまったのだ。すると逆に炎上してしまったツイ主は、ツイッターアカウント自体を削除、“アカ消し”逃亡したのだった。

正当行為ならネットも同調する

 これには幸也氏もツイッターを更新して、

《すでに相手はアカウント消して逃げたようですが、昨日は雨が降っていたので、ゆたぼんが降りやすいように、わざと運転席側に寄せて停めたくらいなので、言いがかりとしか思えない。今同じ場所で同じような位置で写真を撮ってきたが、これを見てどう思うでしょう?ゆたぼん号も幅はそんなに広くないし。》

 同日に自身が撮っていた、駐車場に停めたゆたぼん号の画像を投稿して冷静に対応。たしかに正面から撮られた写真では、同車は隣りの邪魔にならぬよう枠内の右端に停められていた。

「もしかしたらツイ主は、本当にゆたぼん号を迷惑と思って投稿したのかもしれませんが、これでは“逃げた”と思われても仕方ない。それとも本当にアンチで、彼ら親子なら晒してしまえば、何をしてもネットで叩いてくれる思ったのでしょうか。

 しかし、今回の騒動ではゆたぼん擁護が圧倒的に多く、正当な行為であればネットでもしっかり同調してくれることがわかったでしょう。自分たちに向けられる批判の全てが“アンチ”ではないことを、親子で一緒にスタディするいい機会になったのでは?」(前出・ITライター)

 日本一周達成までラストスパート。これからもしっかりスタディしてほしい。

騒動発端となった「ゆたぼん号」の駐車マナーを指摘するツイート(現在は削除)

 

 

騒動発端となった「ゆたぼん号」の駐車マナーを指摘するツイート(現在は削除)
中村幸也氏が騒動を受けて、当時の「ゆたぼん号」の状況を説明(公式ツイッターより)

 

 

中村幸也氏が騒動を受けて、当時の「ゆたぼん号」の状況を説明(公式ツイッターより)