中村優志容疑者(SNSより)

「講義と講義の間だったと思うんですが、容疑者に声をかけられました。“いいじゃん、いいじゃん”と馴れ馴れしく……」

 信州大学に通う女子学生Aさんは、容疑者の強引なナンパに辟易したという。

 長野県警小諸署は16日、同県松本市の学生・中村優志容疑者(22)を強制性交等致傷の疑いで逮捕した。10月3日、中村容疑者は同県小諸市の宿泊施設で10代女性に対し、性的暴行を加えてさらに傷害を負わせたというのだ。

研修中に起こした“性的暴行”事件

「容疑者は国立信州大学医学部の学生。小諸市の病院でひと月ほど、医療実習を行っていたときの犯行だった」(全国紙社会部記者)

 捜査関係者は、容疑者と被害者は初対面ではなく面識があったという。

「事件直後、被害者の関係者によって被害届が出されたため、捜査をして逮捕に至ったわけです。強制性交等致傷とは性交時に被害女性に外傷等を負わせたというもので、凶悪な犯行と言えます」(捜査関係者)

 容疑者は18日にすでに送検されたが、容疑についての認否は明らかにされていない。
 
『週刊女性PRIME』はこの事件について、すでに26日配信の記事で報じていた。中村容疑者は医学を学ぶだけではなく、信州大学の野球部にも所属していた。現在は閉鎖されている同部ホームページでは、容疑者について

《信大の残念なイケメン代表。細い体からは想像できない速球を投げるエース候補。試合での活躍が楽しみな選手の1人》

 と評されていた。

 国立大学医学部に在籍し、スポーツ万能で、しかもイケメン。三拍子揃っていた容疑者。今回、容疑者の“ウラの顔”に近づく新たな情報を入手した。

 冒頭の女子学生Aさんが中村容疑者にナンパされたのはちょうど1年ほど前だという。

聞いてもいないのに「医学部、3年、中村優志」

 容疑者は「医学部、3年、中村優志」とAさんが聞いてもいないのにみずから名乗り、連絡先を教えてくれと懇願。

「私が“私、彼氏がいるので”と、すぐ拒否しました。でも何回断っても、“じゃあ、何かあったら相談に乗るから”などと言って、しくこくあとをついてきたのです……。

 挙句には、私の自宅のすぐそばまでついてきて、“連絡先を教えてくれるまでは帰らない”と。それでもう、怖くなってしまって、LINEの交換とTwitterのアカウントを渋々交教えました」(Aさん、以下同)

 容疑者からダイレクトメールが何度かきたが、返信はしなかった。

 容疑者に声をかけられてからひと月後の夕方、Aさんは中村容疑者に遭遇。またしつこくナンパされたため、大学へ相談したという。

「大学側は“1週間ほど間を置いて、また同じようなことがあれば、医学部の学務課へ連絡する”と言ってくれました」

 以降、容疑者による付き纏いはなくなった。だが、Aさんが友人に容疑者のナンパの話をすると“私もしくこく声をかけられた”と答えたという。

「SNSで別の女性による“大学のバス停で声をかけられた”という声もありました。容疑者は相当、ナンパしていて異性関係にだらしなかったんじゃないかな。こんな人が同じ大学にいたと思うと、本当に気持ち悪いです」

『週刊女性PRIME』の取材に、信州大学は“容疑者の処分については今のところ保留”と答えていたが……中村容疑者に医師になる資格はあるのだろうか。

 
中村優志容疑者(SNSより)

 

信州大学

 

中村優志容疑者が研修を行なっていたと思われる医療施設

 

中村優志容疑者が住んでいたマンション