竹下淳史容疑者のアカウント

「私が死ねばいいんですか? もう、死んでしまいたい!」

 奈良県生駒郡斑鳩町にある容疑者宅。人目をはばかって玄関に入れてくれた母親だったが、のっけから狼狽して1時間近く泣きじゃくった……。

 京都府警少年課と同府警東山署は8日、アルバイトの介護士・竹下淳史容疑者(46)を逮捕した。竹下容疑者は8月19日、女子高生(当時17)が18歳未満と知りながら、同府下京区のホテルで、30代から50代までの男4人に引き合わせたという、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春周旋)の疑いだった。

京都府警

「実は10月に中学生(14)の児童買春、11月に女子高生(17)の児童買春・児童ポルノ禁止法違反に次いで3度目の逮捕でした。

 容疑者は『満月グループ』と称する会員数約100人の大規模な乱交目的のグループの首謀者で、京都などで月に1、2回程度、乱交パーティーを開催していた。SNSで全国から会員を募る一方で、“パパ活を紹介します”として乱交に参加させる少女たちも集めていた」(全国紙社会部記者)

 容疑者のアカウント名は“複数プレイを楽しむ集まり!!それは満月”。ツイートを見ると、

《10月8日 大阪 スリムモデル体型21歳 美人ロリ顔低身長普通体型Fカップ23歳 童顔Eカップ 18歳》
《10日は、実は、、、4人女の子来るかも(人数次第)です笑》
《雨、、、、しんどー。早く乱交したい》
《合法ロリ最高!》

 などの文言とともに、過去に乱交パーティーで撮影されたと思われるわいせつ動画まで添付。大胆に開催を告知していた。

「会員の参加費は1回数万円で、少女たちには報酬として最大10万円を払っていたといいます」(同・社会部記者)

100回以上開催も収支はトントン

 会員からは参加費以外にも月々の会費を徴収していたようだが、

「まだ全体像まで把握しきれていないが、容疑者が用意する会場のホテル代や少女たちへのギャラを考慮すると収支はトントンで決して儲かっていたとは言えない。しかし、数年前から行っていたので回数は100回を越える」(捜査関係者)

 警察の取り調べに対して、竹下容疑者は、

「間違いありません」

 と素直に容疑を認めているようだ。

竹下淳史容疑者の自宅

 竹下容疑者は、もともと同町の出身。弟は結婚して独立していたが、容疑者は独身のまま今も両親と同居していた。冒頭の母親は終始、正座して顔を太股に伏せたまま、時折嗚咽しながらも、涙声交じりでつぶやいた。

「……息子が大変なことをしでかしてしまって、申し訳ありません。ご迷惑をかけてしまった被害者のかたには、本当にお詫びいたします」

 だが、逮捕されるまでは犯行に気づかなかったという。

「なんで、こんなことをしたのか、親でもまったく……。40歳もとうに越えているというのに、あと先のことも考えないで、こんなことを……。やはり、私たちの育て方が悪かったんでしょうか」

 さらには、次のようなことも。

「小学校5年から中学校にかけて、いじめを受けた影響があるのかも……」

 近所の住民によると、容疑者一家が現在の自宅一軒家へ引っ越してきたのはおよそ15年前だが、容疑者の顔はほとんど見たことがないという。母親は、

「ホントに私も、お父さんも、きょうだいも、そして親戚だって、世間のみなさんに顔向けできない……。これから先、どうやって生きていけばいいのか……」

 と、絶望に打ちひしがれていた。

“乱交”仲間ができて嬉しかった

 容疑者の犯行動機について、前出の捜査関係者はこう話す。

「性癖ですね。乱交好き、若い女の子好き。ずっと昔に乱交パーティーに参加したとき、特別にいいとは思わなかったけれども、数年前から自分が主催したいと思い始めたそうです。

 実際に仕切ってみたら、主催するのはもちろん、参加男性と女の子が性交しているのを見るのも楽しい。乱交仲間ができて嬉しかったと供述しています」

 容疑者にとって“乱パ”は生きる糧だったのか。だからと言って、竹下容疑者の行為は犯罪以外の何物でもなく、許されるはずもない。