稲垣吾郎(撮影/廣瀬靖士)

 相変わらずのコロナ禍で過ごした2022年、それでも舞台に映画にイベントに頑張って姿を見せてくれた稲垣吾郎。たくさんの笑顔と癒しをありがとう。そんな2022年を振り返り、2023年を語ってもらいます♪

植物は人間といっしょ。アメとムチが大事です

――植物愛は継続中ですか?

「今日もうちの観葉植物を見てきました。本格的な冬の前、このぐらいが難しい。人間の身体と同じでまだ冬支度ができてないからデリケートに扱わないと」

――大切に育てていますね。 

「でも、うまい人になってくるとアメとムチじゃないけど、ある程度放っとく時間もあって。困難な状態のほうが、根が伸びて成長する。本当に人間といっしょですよ(笑)。さじ加減を楽しんでやっていますね」

3人兄弟の「長男」として

稲垣吾郎(撮影/廣瀬靖士)

――家での過ごし方は?

「家では音楽をかけていることも多いかな。週に2日、ラジオの生放送をやっているので、次にお会いするゲストの方の曲をかけて。やっぱりその人を好きになったほうが楽しいし、なるべくその方を知りたいなって。

 自分もゲストで呼ばれることのほうが多かったし、作品をちゃんと見てくれているとか、聴いてくれているかどうかっていうのはすぐわかるじゃない?前はグループだったので、どうしても5人対ゲストの方だったけど、一対一でより深くお話しできるのも楽しいよね」

――3人になって「長男」の立ち位置には慣れた?

「前は年上が2人いたから、自分でも“中間管理職みたいだ”って冗談で言ってました(笑)。ま、あんまり変わってないけど、年々ワガママになってるな~という感じはします。やっぱり言いたいことは言うし、やりたくないことはやりたくないと言うし。ちょっと自由になれたというか“個”を貫き通してもいいのかなって」

――来年の長男はどんな活動を予定していますか。

「このあいだ撮り終わった映画『正欲』が公開になるし、舞台もいくつか発表になると思います。で、また新しく入る映画もあったりするので、そのへんが楽しみ。個人的にはワインを醸造してみたいって計画もあって、そろそろ具体的に動きたいな」

■今年の自分は90点!
「点数は高くつけたいよね。“言霊”というか、口に出すとそうなるし。だから100点といっても、控えめに70点でもいいけど、そんなことで遠慮してもね(笑)。間をとって90点かな」


撮影/廣瀬靖士 取材・文/川合文哉 ヘア&メイク/金田順子 スタイリスト/黒澤彰乃 衣装協力/HERGO(ROLE株式会社)、 レアセル(株式会社タートル) 撮影協力/塩味ファミリー(ルン&ラン) 

 

 

稲垣吾郎(撮影/廣瀬靖士)

 

稲垣吾郎(撮影/廣瀬靖士)

 

稲垣吾郎(撮影/廣瀬靖士)