記者の質問に答える“常連”メンバー

 TBS系の大型スポーツバラエティー番組『SASUKE』が、本日の放送で40回記念大会を迎える。

放送開始から25年、世界の“SASUKE”

「円状に湾曲した壁を駆け上がる『そり立つ壁』など、さまざまな障害物が設置されたコースのクリアを目指す面白さは言葉の壁を越えて海外でも人気を集めており、世界165か国で放送されています」(テレビ誌編集者)

 世界的な人気を受けて'22年5月には『SASUKE』が水泳、フェンシング、馬術、射撃、ランニングなどの合計スコアで競うオリンピック種目“近代五種”の馬術に変わる新種目として有力視されていることも報道されている。

記念すべき40回大会とあり、豪華メンバーが揃った『SASUKE』

放送第1回目から出場できるのは毎大会100人と決まっています。一般枠とタレント枠が設けられており、タレント枠はその年に活躍したアスリートや運動に自信のあるタレントなどが出演します。

 今年はSnow Manの岩本照さんや7 MEN 侍の菅田琳寧さんといったジャニーズ勢から、マヂカルラブリーの野田クリスタルさんやフワちゃんなど人気芸人たちが挑みます」(同・テレビ誌編集者)

SASUKE常連の俳優が記念大会に不参加

 記念すべき大会とあり、第一回から出場中の“ミスターSASUKE”の異名を持つ山田勝己や“完全制覇のサスケくん”こと森本裕介といった番組を盛り上げてきた最強メンバーたちも顔を揃えたが、かつて番組の常連だったあのアスリート俳優の名前が見当たらない。

TBS系で放送されている『最強スポーツ男子頂上決戦』に'12年の第1回大会から出場し、'13年の大会では優勝。『SASUKE』にも8度の出場経験のある森渉さんが、'19年の第37回大会を最後に出演していないんです。

 '13年に9歳年上の声優・金田朋子さんと結婚するなど、知名度もあるだけに、急に番組から消えたことでさまざまな憶測を呼んでいます」(スポーツ紙記者)

 今年10月、自身のSNSにてアキレス腱断裂で入院&手術したことを報告している森。今回の欠場はケガの影響にも思えるが、来年以降の見通しにも暗雲が。

今年3月に行われた第13回『最強スポーツ男子頂上決戦』の出場に当たっては森さんは“今回負けたら引退”と宣言。この番組は巨大跳び箱のモンスターボックスや、離れた距離に落ちてくるボールに触れるショットガンタッチなどの競技など複数の競技の総合得点を競うのですが、結果は惜しくも2位。宣言通り番組を去るそうです

 スポーツバラエティー番組という活躍の場を失いつつあるように見える森だが、近況を確認するため、仕事帰りの森に直撃した。

娘が「その道ではスーパーキッズ」なアスリートに!

仕事終わりに直撃取材に答える森渉

――最近『SASUKE』に出演していないが何か思い当たる節は?

「『SASUKE』は人気番組なので、出たくても出られない人がいます。僕が選ばれない理由を聞いたわけではないので……」

――出たい気持ちは今でもある?

「もちろん。大好きな番組ですから。全出場者にあることで、『SASUKE』は完全制覇しない限りは、全員悔しい。悔しいからこそ次につなげるっていうのが出場者の思いなんです。どうやって失格になったのかのチェックは毎回していますから」

――今年はエントリーしていなかった?

「自分は一般枠からはエントリーしていないので。いつでも声かけていただけるようにトレーニングは続けています」

 '21年にオープンした森が手がけた屋内アスレチック施設『フォレスチックパーク』で子どもたちに指導をしていることも、番組から遠ざかっている理由のようだ。

妻のクレーム疑惑には言葉を濁した森

子どもたちの指導に忙しいこともあり、過去の自分を超えられる状況ではないというのが実情です。出場するからには万全の状態で出たいですし、(『SASUKE』に挑戦するのは)状況的にはまだ早いですね。

 またうちの子もまだ小さく、スポーツをしている娘にとっては成長する上で一番大事なときなので。娘の土台ができた後でも、夢は追えますから

――娘さんは何のスポーツをされているんですか?

それはまだ言えませんが、できることならオリンピックに行ってもらいたいと思っています。今は過去のアスリートの教育法を学びながら教育しているところです。

 その競技ではスーパーキッズと呼ばれる状態になっていることもあり、今は娘のことを優先したいんですよね

 今は『SASUKE』以上に娘の成長やアスレチック施設での指導に情熱を注いでいるようだ。

 

 

直撃に答える森渉。時おり笑顔を見せる場面も

 

記者の取材に丁寧に答える森

 

9歳年上の妻・金田朋子