ぺこぱ・シュウペイ(左)と松陰寺太勇

《番組終了さえもポジティブに!という気概で最後まで駆け抜けます!》

 3月9日、テレビ朝日系の深夜番組『ぺこぱポジティブNEWS』公式ツイッターが、番組の終了を明るく告げた。

「『ポジティブNEWS』は、シュウペイと松陰寺太勇のお笑いコンビ・ぺこぱがMCを務める番組です。持ち味である“人を傷つけない”に関連して、明るいニュースだけを放送するというスタンスでした。2021年10月にスタートしましたが、2023年春の改編タイミングで、3月30日をもって終了となります。深夜帯ながらも、残念がるファンは多いですね」(テレビ誌ライター)

 惜しまれつつの終了となりそうだが、今春、彼らを取り巻く環境は大きく変わりそうだ。

「実は、ぺこぱのレギュラー出演本数が一気に減っているんです。ふたりがパーソナリティを務めている『ぺこぱのオールナイトニッポン 0』も3月末に終了しますし、3月2日には、自身が悪役として出演していた『天才てれびくんhello,』の中のドラマコーナーも完結しています。この1か月ほどで、あわせて3本の出演番組がなくなってしまうのは、かなりピンチなのでは」(同・テレビ誌ライター)

 ぺこぱは、2019年の『M-1グランプリ』で3位を獲得。やりなおしのことを「時を戻そう」と言ったり、ボケに対して“ノリツッコミ”をせずに全肯定するという独自のスタイルでブレイクした。以来、テレビ局から引っ張りだこだったはずが、どうして番組が続々と終了してしまうのか。

「昨年の『M-1グランプリ』で“毒舌漫才”が持ち味のウエストランドが優勝したように、ここ最近は“毒舌”だったり“クズ芸人”と呼ばれる人たちがお笑い界のトレンドになっています。ぺこぱのコンセプトである“人を傷つけない笑い”が今の波に乗れていないのが大きな原因でしょう」(お笑いライター) 

“キワモノ色”からのシフトチェンジも

 トレンドに沿わずとも人気の芸人は数多くいるが、

「“ポジティブ枠”には現在、ティモンディの高岸さんが台頭していますし、地方ロケなどでの対応力はローカル局で鍛えられている吉本芸人にはとてもかなわない。ぺこぱがいまだに“優しさ”以外の持ち味を見出せていないことも影響しているのだと思います」(お笑いライター)

 しかし、考え方によっては必ずしもマイナスばかりというわけでもなさそうだ。

「終了する番組がある一方で、NHKや日本テレビ系のお昼の情報番組『ヒルナンデス!』など、バラエティー色の薄い番組では安定した活躍も見せています。私服に近い衣装でテレビ出演するなど、初期の“キワモノ色”を払拭しようとしているので、情報番組などでの需要はこれから増えていくことも予想されます。どちらかというと“シフトチェンジ”している最中というほうが正しいかもしれませんね」(放送作家)

 “傷つけない笑い”のブームのころに時を戻……さなくても、彼らなら大丈夫!?

メンズエッグでモデルをしていた頃のシュウペイ(公式ツイッターより)

 

ぺこぱ・シュウペイ(左)と松陰寺太勇

 

『ぺこぱポジティブNEWS』の終了を知らせた公式ツイッター

 

ウエストランド・井口浩之(左)と河本太