お笑いコンビ『ニューヨーク』の屋敷裕政と嶋佐和也

 野球の世界一を決める『2023 ワールド・ベースボール・クラシック』(以下、WBC)が、連日盛り上がりを見せている。日本代表の“侍ジャパン”はプールBを1位で通過し、準々決勝に進出した。3月16日には、東京ドームでイタリアとの対戦が行われる予定だ。

 WBCについては、タレントのキンタロー。がラーズ・ヌートバー選手の母のモノマネをして炎上、といった出来事もあったが、さらに、盛り上がりに水を差す発言をした芸人に批判が噴出し、ネットは炎上状態となっている。

嶋佐の発言に静まり返ったスタジオ

 3月14日、海外ドラマ『ハウス・オブ・ザ・ドラゴン<シーズン1>』のBlu-ray&DVD発売記念イベントが行われ、お笑いコンビのニューヨーク(嶋佐和也、屋敷裕政)が登場。作中の登場人物をイメージした衣装で現れたのだが……。

「イベントの途中でWBCの話題になり、ある記者が『野球嫌いの嶋佐さん、いかがでしょうか?』と質問したんです。すると、屋敷さんが『“早く負けてほしい”って言ってたよな?』と暴露。大谷翔平選手の顔も『わからない』と言っていたそうですが、嶋佐さんはすかさず『いやいや、大谷翔平を知らない日本人はいないから!』とツッコミを入れ、一応否定していました」(スポーツ紙記者)

 嶋佐はその後も「(WBCで応援している選手は)別にいないです」「(野球は)面白くないんだよな、試合が。サッカーは好きなんですよ。ワールドカップとか見てたし」などと、野球への不満を並べていた。

「記者が質問した通り、嶋佐さんは以前から野球に『興味がない』と公言しています。昨年3月放送の情報バラエティ番組『アッコにおまかせ!』(TBS系)でメジャーリーグの話題が上がった際にも、嶋佐さんは『あんま興味なくて、正直』『格闘技のほうが好き』などと告白。生放送でしたが、スタジオは静まり返っていました」(前出・スポーツ紙記者)

「強すぎるんだよな、日本が」

 一連のコメントに対し、ネット上には批判が噴出。

「炎上狙いのネタだったとしても、全然面白くない」
「野球に興味ない人もいるだろうけど『早く負けてほしい』って発言は人間性を疑う」
「もともと好感度低かったけど、今回の件でますます嫌いになった」

 などと非難轟々だ。

 また、この発言が海外ドラマの“PRイベント”でなされたため、「名前も知らない海外ドラマだったけど、完全に見る気なくなった」「この人たち、もう二度とPRイベントに呼ばれないだろうね」「ニューヨークはどんどん“スポンサーが使いにくいタレント”になってるな」など、呆れたような声も見受けられる。

WBC初戦の前日練習で記念撮影を行う日本代表

「ニューヨークは皮肉や偏見、毒気を織り交ぜたネタがお笑いファンに受けており、文春オンラインが主催する『好きな芸人ランキング』で1位を獲得したこともあります。一方で、歯に衣着せぬ発言がもとで炎上することも多く、世間的には『好感度低い』のでしょう。

 昨年7月には、ニューヨークのYouTubeチャンネルで過去の発言を謝罪する動画を配信。自身が発した過去のコメントを振り返りつつ、『なんでこんなヒドいこと言ってるの』『イジりにしても、ボキャブラリーがなさすぎる』と自己批判し、反省していたのですが……」(芸能ライター)

 なお、嶋佐は“WBCが面白くない理由”として、「強すぎるんだよな、日本が」とも語っていた。歴代最強との呼び声高い侍ジャパンには、是非とも優勝を勝ち取ってほしい。

 

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試合中のプレーを見てアメリカンなリアクションをとる大谷翔平とラーズ・ヌートバー選手(Primevideoより)
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試合中のプレーを見てアメリカンなリアクションをとる大谷翔平とラーズ・ヌートバー選手(Primevideoより)