大谷翔平

 WBCを境に、これまで野球ファンでなかった人も加わりますます熱気を帯びている“大谷フィーバー”。

 そしてここにきて湧き出したのが大谷の『結婚問題』。大谷は現在28歳。彼女がいても、いつ結婚してもおかしくない年だ。世間の関心が深まっているだけにマスコミが騒ぎ立てるのもよくわかる。

 女性関連の記事が雑誌やネットに溢れている状態だ。そしてファンならずとも気になるのは、彼に交際中の女性がいるのか、いったいどんな女性と結婚するのだろうかということ。

 これまで大谷に女性との交際のうわさが全くなかったというわけでない。唯一報じられたのが、元女子バレーボール選手の狩野舞子との交際疑惑。だがこれも、たまたまだったのだろう、二人が同じブランドのブレスレットをしていたのと、SNSでの狩野の思わせぶりな投稿が独り歩きしたかたちだ。うわさを信じて、当時二人の周辺を取材した週刊誌もあったのだが、目撃情報すら得ることがなかった。

大谷翔平と交際の噂があった狩野舞子(本人インスタグラムより)

都内の高級ホテルで大谷が女性と一緒に…?

 ところが先月、元『週刊文春』の記者でジャーナリストの赤石晋一郎氏が自身のYouTubeチャンネルで語っていたところによれば、大谷が都内のホテルで女性と密会していて張り込んだことがあるというのだ。赤石氏に当時の話を聞いてみると、

2019年でした。都内の高級ホテルに大谷選手が来ていて、女性が一緒だという情報が信頼できる筋から入りまして、何日か張り込んだのですが、結局その姿を捉えることはできませんでした

 また、北米在住で大リーグの取材をしているフリージャーナリストに話を聞くと、

「大谷選手はいつも通訳の水原一平さんと一緒で、女性といるところを見たことがないです」

 という。女性の影は全くないという。現在、大谷に交際している女性はいないと思っていいだろう。では『いま最も結婚したいアスリート』と言われている大谷の妻になるにはどのような人がふさわしいのだろうか。

 ここ最近でも、WBCでヘッドコーチを務めた白井一幸氏の長女や侍ジャパンのチームメートであるヌートバー選手の姉ニコールさんの名前がメディアに取り上げられていたが、アスリート、特に野球選手の妻となる女性に求められる条件がいくつかある。

メジャーリーガー妻の本当の生活ぶり

 まずは、

「選手の体調やメンタルを管理するなど肉体的、精神的に選手を陰で支えることを求められます。“内助の功”ですよね。そういう伴侶は日本では『良妻』と言われる」(スポーツ紙記者)

 さらにメジャーリーガーの妻ともなれば当然、英語力が求められる。

 そこでイメージされるのが才色兼備が売りの女子アナだ。実際、プロ野球選手で元アナウンサーと結婚している人は多い。メジャーでは、イチローを筆頭に石井一久、田口壮、青木宣親、前田健太らが元アナウンサーと結婚している。

 しかし、前出のジャーナリスト・赤石氏は、大谷の両親と近しい人物に取材したとき、こんな話を聞いたという。

大谷の両親は《女優と女子アナとは絶対結婚させない》と言っている

 意外なエピソードだが、

おそらく“大谷2世”のことを考えているのではないでしょうか。野球だけでなく世界の一流アスリートを見たとき、親がスポーツ選手である場合が多い。大谷選手の場合も父親が野球、母親がバドミントンの選手でした。特に母親のDNAが関係すると言われています。と考えるとダルビッシュ有投手はいい奥さんに巡り合えたと思います」(赤石氏)

 さらに、現地でメジャーリーグの取材を続けている別のフリージャーナリストに話を聞くと、

夫の体調を管理するため資格を取って料理に精を出したり、表に出ないで家庭を守り陰で夫を支えるなどアスリートの妻に“内助の功”とか“良妻賢母”を求めるのはあくまで日本人的感覚。メジャーリーガーの奥さんたちで、そんなことにこだわっている人はいません。そもそも料理をしない人も少なくない。体調管理や栄養管理についてはその道のプロが付ける選手が多数いますからね。

 またメジャーリーガーの妻はチャリティーなどを積極的に開催し社会に貢献する機会を多く持とうとしています。陰で支えるというよりメジャーリーガーの妻として夫同様に表舞台に出ることが多いです。“旦那といつも一緒にいることが大事”といった考えかたを持っている。また、メジャーリーガーの奥さんたちは横の繋がりも強く、食事会など交流を持つこともしばしば

 となると、運動能力が高く、かつ社交性のある女性が求められるということだろうか。とはいえ、大谷は日本人。はたしてどんな女性を選ぶのか──。

 大谷が花巻東高校時代に書いた『人生目標シート』には、《26歳でワールドシリーズ制覇。結婚》とある。2年が過ぎているが結婚する様子はまだ見えてこない。外野の喧騒はまだまだ続きそうだ。

<芸能ジャーナリスト・佐々木博之> 宮城県仙台市出身。『FRIDAY』で取材活動をスタート、記者歴37年のなかで数々のスクープを手がける。現在はテレビ・ラジオ番組などでコメンテーターとしても活躍中。

 

出演番組のスタジオに見学に来た長女と白井一幸氏のツーショット(白井氏のブログより、画像は編集部で一部加工)

 

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