北乃きい

 ドラマや『ZIP!』のレギュラーメンバー、歌手としても活躍していた国民的女優・北乃きい(32)。ここ数年は舞台を中心に活躍していたが、以前の印象とはかけ離れた姿が話題に。あまりの“激変ぶり”にSNSがざわついているようだ。

 北乃といえば、ドラマ『14歳の母』(日本テレビ系・2006年)では、志田未来と共演。若くして妊娠してしまう主人公・一ノ瀬未希の親友役で注目を集めた。そして翌年の『ライフ〜壮絶なイジメと闘う少女の物語〜』(フジテレビ系・2007年)では高校でいじめに立ち向かう主人公・椎葉歩役を演じ、『第45回 ゴールデン・アロー賞 新人賞』を受賞。その演技力が評価された。また、2014年から2016年まで『ZIP!』(日本テレビ系)では総合司会として“朝の顔”を務めるなど、女優の枠を超えて愛されてきた。

 2018年以降はドラマや映画への出演は減少。舞台女優としての活動が活発化するように。2019年には元々の歌唱力を活かして、米ブロードウェーミュージカルの名作『ウエスト・サイド・ストーリー』のオーディションに挑戦した。プロを中心とした精鋭数百人が参加する中、見事突破しミュージカル女優・笹本玲奈とのWキャストで大役を務めた。演技力だけでなく歌唱力の高さも世に知らしめてきたのである。

エンドロールで「えっ?」

 そんな彼女だが、今年はドラマにも精を出しているようで、4月期ドラマ『勝利の法廷式』(日本テレビ系)と『育休刑事』(NHK)にメインキャストとして出演中だ。

『勝利の〜』では『14歳の母』で志田との再共演。これにはファンも歓喜のようで、

「また志田未来と北乃きいは親友役なんだね!」

「演技派の二人が再タッグ!冤罪を晴らすことができるのか、展開が楽しみ」

「前回は北乃きいが裏切る役だったけど、今回は冤罪にさせられちゃう役なんだ」

 との声が聞かれた。しかし、それとは別に北乃の“ビジュアルの変化”に対して驚きの声もあがっていて、

《奥さん役北乃きいちゃんだったのか...顔が全然変わっていてエンドロールでえっ? ってなったわ》

《てか、奥さん役の人北乃きいさんやってんや 誰か分からんかったし》

《北乃きいの顔変わりすぎててびっくりした…もう別人やん…》

《録画してた勝利の法廷式の1話目をやっと見てるんだけど最初北乃きいちゃんって気が付かなかったよ》

ドラマ『勝利の方程式』公式インスタグラムより

 しばらくドラマへの出演が遠ざかっていたこともあってか、見た目の変化に注目した視聴者も少なくなかった。

1月放送のバラエティー番組でも

 そんな彼女のビジュアルの変化が指摘したのは、今回が初めてではない。今年に入って放送されたバラエティー番組に出演したときもそうだった。

 今年1月31日放送の『バナナサンド』(TBS系)の大人気コーナー「ハモリ我慢ゲーム」にゲストで参戦。「ハモリ我慢ゲーム」とは課題曲のサビから始まるハモリ合唱団の歌声に全てつられることなく歌い切ることができたらクリアだが、バックコーラスの大合唱に負けてしまうゲストが続出しているカラオケ企画だ。今回北乃きいは、ドラマ『義母と娘のブルース』(TBS系)の主題歌『アイノカタチ』(MISIA)を熱唱した。本人いわく「猛練習した」とのことで、出だしは流石のミュージカル女優とあって絶好調だったが、サビに入った途端つられてしまい大失敗。再度挑戦するも惨敗の結果に終わってしまった。

 放送日にはSNSでは、その美声への賛辞も多く飛んでいたが、このときも激変ぶりを指摘する声が多く聞かれた。

《北乃きいって見るたびに毎回こんな顔だったっけ?って思うな》

《若いころのように目の下のクマがなくなって、逆に健康的に見える》

《雰囲気変わってて、はじめ気がつかなかった》

『バナナサンド』公式YouTubeより

 このようなネットの声に芸能プロ関係者は、

こういった指摘は女性芸能人にありがちですね。久しぶりの本格的な連ドラ出演ということもあるでしょうし、特に北乃さんはインスタグラムといったSNSをそこまで頻繁に更新するタイプではない。月に1度くらいのペースでしょうか。そういった事情もあり、“久しぶりに見た”ビジュアルの変化が大きく感じられるだけなのでは? SNSでは北乃さんが出演する2本のドラマについて“違う役を演じていると見た目が全然違う”との声も見られます。カメレオン女優ぶりも影響しているでしょうね

  見た目の違いは女優としての“幅”を表している……?