香りの違う2種のボディミストを発売した錦戸亮と赤西仁(公式HPより)

 5月14日にスタートする連続ドラマ『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』(NHK BSプレミアム・BS4K)に錦戸亮(38)が出演。久々に錦戸をテレビで見ることができる。

「錦戸さんは独立後、ソロ活動以外にも赤西仁さんとのユニットN/Aとしても活動しています。コロナ禍に2人で始めたYouTubeチャンネル『NO GOOD TV』は登録者60万人以上となかなかの人気ぶりです」(スポーツ紙記者)

『NO GOOD TV』には企業タイアップである“案件”動画も多く上がっている。

「『コンバース』や『クリニーク』などさまざま。動画のクオリティーが高いのも、案件が決まりやすい理由でしょう」(同・スポーツ紙記者)

3か月で1億3000万円以上は売れている計算

 中でも5月1日からWEB販売(店舗販売は13日から)されたボディミストは、N/Aのプロデュースブランドとして展開しており、肝いりアイテムといえるのかも。

昨年、オリジナルブランドとして香水を発売しており、ボディミストはその第2弾になります。香水は3か月で3万本が売れたそうです。香水業界では1年で3万本売れればヒット商品といわれているので、大ヒットといえます。香水は4400円でしたが、ボディミストは1980円と安いため、さらに売れるのかも」(化粧品業界関係者)

 今回もヒットが見込まれるが、どれだけ儲かっているのかも気になるところ。EC関連事業に精通する株式会社GROOVEの代表取締役・田中謙伍氏が解説してくれた。

「どの程度の関わり方なのかで変わってきますので、あくまで一般的な相場からの推測ですが」と前置きしつつ、

錦戸さんや赤西さんのように有名な方なら、年間で契約する場合3000万〜5000万円くらいになると思います。昨年発売した香水は1本4400円なので3か月で1億3000万円以上は売れている計算になりますよね。売り上げの5%から15%くらいをライセンス料に設定されることが多いので、錦戸さんと赤西さんが得る収益はもう少し低い可能性も

女性向け商材を男性広告塔が売るのは難しい“定説”も

 第2弾のボディミストの売り上げも期待されるが、こうしたビジネスは継続が難しいという。

売り上げを維持するにはファン以外にも広めていくことが重要。例えば、芸人のヒロシさんが立ち上げたキャンプギアブランド『NO.164』のソロ用鉄板は'20年に発売されましたが、コアなファン以外も購入しており、今も入手困難で高額転売されるほど人気です」(田中氏、以下同)

 そうなるために必要なのは継続的な発信だという。

「ヒロシさんは動画内で度々商品を使用しており、製造過程のこだわりも伝わってきます。錦戸さんや赤西さんも実際に使用している様子や、思い入れの部分をマメに配信するべきでしょう」

 錦戸と赤西の場合、その点は懸念される。SNSでは、一部のファンから《2人がどうやって香りをセレクトしたのか、香りに対する熱意と感想が知りたかった》というような声も。

 ただ、田中氏は特筆する点もあるという。

女性向け商材を男性が広告塔となって売るのは難しいというのが定説でした。ただ、最近では成功例も増えてきてはいます。赤西さんはシャンプーやアンチエイジングのサプリなど、美容や女性向けの案件が多く、利益につながっている。今の時流に乗っているといえるかもしれません

 2人がプロデュースした『ラヴィジュール』のブラジャーは配信後30分で5000着が即完売。2人の新ビジネスに今後も期待したい。

 

ジャニーズ時代は親しかった赤西仁(左)と山下智久。夜の街で遊ぶ姿を目撃

 

2012年12月、赤西礼保の誕生日に駆けつけた錦戸亮

 

2012年12月、赤西礼保の誕生日を祝った兄の赤西仁

 

2012年12月、赤西礼保の誕生日に集まった赤西仁と山下智久