MEGUMI

 女優でタレントのMEGUMIの美容本『キレイはこれでつくれます』(ダイヤモンド社)が爆売れ中だ。

「4月19日に発売し、6月上旬には20万部を突破しました。自身で実際に試した1000通りの美容法から、えりすぐりの86のコツを紹介。おすすめのスキンケアやメイク法だけでなく、デリケートゾーンの脱毛事情や美容医療についても赤裸々に書かれています」(美容ライター)

 現在は、ドラマ『あなたがしてくれなくても』(フジテレビ系)で、ファッション誌の女性編集長を熱演中。そんなMEGUMIの演技について、メディア評論家の衣輪晋一さんはこう評価する。

「役やストーリーになじむ演技ができる“カメレオン俳優”だと思います。バラエティー番組では“毒舌キャラ”でご自身の個性を出していますが、演技ではそれをうまく抑えている。仕事によって使い分けることができるのは、自分を客観視してプロデュースできる力があるからです」

 最近では、演じるだけでなく、裏方にも回るように。昨年放送のドラマ『完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかないの』(テレビ東京系)で企画・プロデュースを担当。自身も72歳カリスマ美容家役として出演していた。そんなMEGUMIが他にもプロデュースしているものがある。2016年にオープンした金沢にある古民家カフェだ。名物は米粉で作ったスフレパンケーキ。

「オープン当初、MEGUMIさんは月に1回ペースで、スタッフと意見交換をしたり、商品の試食をしていました。店は今年で7年目ですが、今も時間を見つけてはお店の様子を見に来ますよ」(カフェの店長)

 スタッフからの声を集め、経営に役立てているそう。

MEGUMIさんのお母さんも経理として店を手伝っています。開店当初は旦那さんと息子さんが来たこともありました。息子さんは店のパンケーキが気に入っているそうで、最近では今年4月に来てくれました」(同・カフェの店長)

俳優デビューの息子は海外留学も経験

 2008年、夫の降谷建志との間に生まれたひとり息子は現在、中学生。

「息子の凪くんは2020年に公開された映画で俳優デビューもしました。都内の有名私立に入学しましたが、スイスの名門寄宿学校に留学もしているそうですよ。学費は年間2000万円ほど。教育への熱の入れようもハンパじゃないです」(スポーツ紙記者、以下同)

 仕事も子育ても順調なMEGUMIだが、実はこんな過去がある。

「18歳で地元の岡山から上京したMEGUMIさんですが、当初は歌手を目指していたんです。しかし、歌の講師に“才能がない”と言われ、グラビアアイドルとして活動するように。ブレイク後に念願の歌手デビューを果たしますが、やっぱりうまくいきませんでした

 挫折した経験は、これだけではない。

「息子の出産を機に、子ども服のアパレルブランドを始めますが、これも失敗。農業にもチャレンジしていたようですが、最近は話題にしません。こちらもうまくいかなかったのでしょう」

 失敗は“カリスマ”の母なのかもしれない。

古谷一行さん他界後に降谷建志が公開した息子・凪との3世代ショット(公式インスタグラムより)

 

 

MEGUMI(2002年)

 

グラビア時代のMEGUMI

 

21歳のMEGUMI(2002年)

 

MEGUMI(2003年)

 

2004年、野田義治氏と小池栄子、MEGUMI、佐藤江梨子らイエローキャブタレント

 

12月上旬、自宅から出てきたMEGUMIの義父・古谷一行