若かりしころの広末涼子

「この度は、私、広末涼子の軽率な行動により、たくさんの方々にご迷惑とご心配をおかけしてしまったことを深く、心よりお詫び申し上げます。一部、週刊誌で報じられているとおり、鳥羽様との関係は記事のとおりです」

 6月14日、広末涼子(42)が前週に『週刊文春』で報じられていたフレンチレストラン『sio』のシェフ・鳥羽周作氏(45)との不倫疑惑について、認める旨の直筆コメントを出した。同誌の直撃取材に両者とも不倫を完全否定していたが一転、鳥羽氏もコメントを発表し、不倫を認めた。なぜこのタイミングだったのか。

「この謝罪コメント発表の翌日に発売になった『文春』に不倫を裏付ける証拠を掲載した“第2弾”が載ったんです。それはどこからか流出してしまった、ふたりが愛を伝え合っていた“手紙と交換日記”。同誌はこの件で広末・鳥羽氏の携帯を鳴らしたり事務所に問い合わせたみたいなのですが、ノーコメントを貫いた。広末・鳥羽さんサイドは、このタイミングで“白旗”をあげていたのでしょう。発売前日に不倫を認めたうえで謝罪コメントを出した。事務所は広末さんを“無期限謹慎処分”としています」(スポーツ紙記者)

鳥羽周作氏 写真/共同通信社

公開されてしまった直筆の“交換日記”

『「愛しい恋しい周作さんへ」広末涼子 W不倫“交換日記”』(『週刊文春』6月22日号)

 ふたりの筆跡が印象的な手書きの手紙の画像が記事に差し込まれていて、生々しい。この“交換日記”の内容はネット上ですぐ話題に。

「手紙の表現が直球すぎて衝撃的!」

「広末の日記がピュアすぎてつらい」

「手紙も交換日記も広末さんと鳥羽シェフの愛がありすぎてやばいよあんまり燃えすぎないようにね」

 いったいどこから流出したのか──公開されてしまったふたりの交換日記。

《いつだって俺は涼子の一番の味方だということは忘れないでね いつもありがとう オータニ》

 はじめは、鳥羽氏は自身のことを“オータニ”と表記し、カモフラージュしていたのが、次第に互いに“鳥羽周作”と本名を記してしまうあたりに、ふたりが熱を帯びていくさまがみてとれる。特に注目すべきは広末からの手紙に込められた、抑えきれない、ほとばしる愛情である。

「本気でひとをすきになったのは初めて」

《出逢ってくれて、会ってくれて、合ってくれて、くっついてくれて、入ってくれて、泣かせてくれて、きもちくしてくれて、いつもどんな時もあなたらしく居てくれて、対峙してくれて…本当にほんとに、ほんとうに、、ありがとう。感謝しています。愛しています》

 この文言はすでにネットでも拡散されており、一部で“性的”内容を匂わせるような文言もあったことから、昔からの広末ファンのなかには阿鼻叫喚の思いをSNSに投稿する者も。3人の子どもの子育てについてたびたびメディアで発信するようになった経緯もあり、昨年には『ベストマザー賞』も受賞していた広末。だが、手紙には家庭の事情で鳥羽氏と会えないことを嘆くような内容も交換日記のやりとりにはあった。

鳥羽シェフの公式Twitterより

 はじめに『文春』に不倫疑惑を直撃された際、広末は《絶対にありません! 子どもが3人いるんです。ありません!》と、子どもがいることを引き合いにして疑惑を否定していた。

 また、今回発表した謝罪文にも、「私自身の家族、3人のこどもたちには、膝をつき合わせ直接、『ごめんなさい』をしました。彼らは未熟な母親である私を、理解し認めてくれました」と子どもに許しを得たことを世間にアピールするかのような文面もあった。老舗芸能プロ関係者は語る。

子どもがいることを口実に“不倫をしていない”とし、子どもたちに“理解し認められた”ことで不倫騒動の幕引きを図ろうとしたり……お子さんたちが気の毒でしかたがありません。広末さんは当時、周囲に夫のキャンドル・ジュンさんと離婚して鳥羽さんと一緒になりたいと漏らしていたと聞きますから、驚きです。鳥羽さんとの道ならぬ恋、周りが全く見えなくなっていることが “交換日記”から滲み出てますよね。まだ諦められない気持ちもあるのではないでしょうか

「これからの人生を考える」離婚、再婚の布石か

 そんな広末が出した謝罪文。ネットで話題になっていたのが前述の「私自身の家族、3人のこどもたちには、膝をつき合わせ直接、『ごめんなさい』をしました──」のくだりだ。

「謝罪文に“夫”という言葉がひとつも出てこないことが意味深だと、ネットではちょっとした騒ぎになっています。“家族”という言葉には“子ども”ももちろん含まれるわけで、あえて“子ども”を切り離すのであれば、“夫”も出てきてしかるべきでは……? と違和感を覚えているようです。夫に許されなくてもいい、つまり離婚もあるのではないかとの声が上がっていますよ」(ウェブメディアライター)

 さらに、不穏さが感じられるのは文末にも。

文の最後は“鳥羽様のご家族を傷つけてしまった罪を心に刻み、これからの人生を考えてゆきたいと思います”で締められています。“深くお詫び”したものの、“もう2度としない”、であったり、“過ちは繰り返さない”といったお決まりの文がない。ただ“これからの人生を考える”とだけある。考えた末に、キャンドルさんと別れて鳥羽さんと一緒になるという可能性……広末さんが出したコメントからはそんな本音がみてとれますね」(ウェブメディアライター)

 燃え上がったふたりの恋に、それぞれの家族は取り残されてしまうのか。W不倫の果てにあるものは……。

 

鳥羽シェフの公式Twitterより

 

自身のTwitterで広末に会った感想を興奮気味にツイートしていた鳥羽シェフ

 

鳥羽シェフの公式Twitterでは“広末愛”を爆発させていた

 

広末涼子と次男を抱いた夫のキャンドル・ジュン氏(2011年)

 

子どもの運動会に参加する広末涼子(2011年)
広末涼子と次男を抱いた夫のキャンドル・ジュン氏(2011年)

 

広末涼子と次男を抱いた夫のキャンドル・ジュン氏(2011年)
子どもの運動会に参加する広末涼子(2011年)