市川團十郎(2011年、当時は市川海老蔵)

 発売中の『女性自身』2023年7月11日号で、歌舞伎俳優・市川團十郎(元市川海老蔵)のルール違反疑惑が報じられている。

 何でも、長女の市川ぼたん(麗禾)と新之助(勸玄)が通う都内の私立小学校に、3500万円ともされる高級外国車で2人を送迎していたというもの。特段、問題ない行動のようにも思えるが、同校に詳しいベテラン芸能ライターによると、

「一般入試より大学まで内部進学がしやすく、またブランドイメージも高いだけに芸能人のパパママにはかねてより人気の学校です。歌舞伎俳優の家庭も同様で、團十郎の他にも有名俳優のお子さんが数名通っています。

 一方で保護者参加が求められる行事も多く、また校則の他にも家庭で守らなくてはならないルールも然り。学校へのマイカー送迎禁止もその一つで、生徒と保護者ともに公共の交通手段を使って登校しなければなりません

 そう、團十郎が犯したルール違反とは、ぼたんと新之助を車で送り届けたこと。同誌によると当日の取材に気づいたという彼は、

《今日はカンカン少し足痛めてたので、そのまま送っていく事にしました。そうしたら週刊誌いて、写真撮ってました、おいおい、朝からご苦労様です》

 とブログを更新しては、この日は“たまたま、やむなく”車を使用したことを明かしたのだが、車送迎が目撃されたのは1年前からとのこと。ルール違反がバレてはまずいと認識しての言い訳だったのだろうか。

大女優や看板アナもマイカー送迎のルール破り

 実は、小学校や幼稚園における“マイカー送迎”のルール破りは團十郎だけではない。かくいう『週刊女性』も元宝塚トップスターの大女優や、元テレビ局の看板アナウンサーら売れっ子芸能人の送迎現場を目撃してきた。

 中でも意外だったのが、トレンディードラマで引っ張りだこだった俳優・Aと、カリスマ的人気を誇ったアイドル・Bの誰もが羨んだ好感度夫婦の違反だった。

 “タレコミ”を受けて数日間にわたって学校周辺を取材すると、確かに高級外国車のハンドルを握るAと、車から降りた子どもと学校まで付き添って歩くBの姿があった。

子どもをマイカー送迎していた俳優A

 いずれの日も門前ではなく、少し離れた場所に停めていたことから夫婦にはルール違反の意識があったのかもしれない。そしてBが子どもを迎えるために車を降りた後、車中で待っていたAに「ここで何をしているのか」と声をかけた。

A「いや、たまたまいるだけで……。(車送迎はルール違反では?)……大丈夫です」

 サングラスで目の動きが読み取れずとも、うわずった声から動揺する様が伺えた。「Aさんのご家庭は特別ということですか?」と質問を重ねると、

A「あ〜、今ここで話すことじゃないし、会社に聞いてください。連絡させますから」

「反省してます」保護者へ謝罪したA

 すると直撃取材を遮るように「じゃっ」と片手をあげてトレンディーに挨拶すると、Bと子どもの帰りを待たずに高級車を急発進させたのだった。すると後日、あらためて事務所を通じてAからコメントが。

《申し訳ありませんでした。自分の軽率な行動で、在校の父母の方や子供たちにご迷惑をかけ、反省しています。今後、このようなことがないようにします》

「有名芸能人のお子さんということで犯罪に巻き込まれまいかという心配もあるのでしょうが、中には特殊な世界に身を置く彼らだけに、ときに“自分は特別で許される”と思い上がってマイカー送迎をしていたケースもあると思います。

 とはいえルールはルール。裕福な家庭が多い学校だけに他の保護者もマイカー送迎をしたいのは当たり前で、言ってしまえば芸能人より“特別”な保護者もいるわけですが、むしろそんな家庭の方がルールを遵守している印象ですね」(前出・芸能ライター)

 時に漏れ聞こえてくる芸能人による学校トラブルだが、大抵が保護者の“タレコミ”によるものが多い。團十郎も「うちは特別」といった振る舞いをして反感を買ってしまったのだろうか。

子どもをマイカー送迎していた俳優A

 

子どもをマイカー送迎していた俳優A

 

子どもをマイカー送迎していたアイドルB

 

マイカー送迎のルール違反が報じられた元宝塚女優