山本舞香と伊藤健太郎

 12月8日公開予定の映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』に、伊藤健太郎が出演すると発表された。

 福原遥と水上恒司がダブル主演を務める同映画は、小説家・汐見夏衛氏の同題作品の実写化。原作はTikTokで話題になっていたこともあり、映画も注目を集めている。福原は現代から戦時中にタイムスリップする高校生・百合役、水上は特攻隊員・彰役に起用されており、伊藤は彰の親友・石丸を演じるという。

山本舞香との交際は続いている?

 伊藤といえば、2020年10月28日に都内で乗用車を運転中、バイクに衝突しながらもそのまま車で逃走し、追いかけてきたタクシー運転手の説得により現場へ戻ったものの、翌日、自動車運転処罰法違反と道路交通法違反の疑いで逮捕されるという事件があった。

「当時、伊藤さんは同月30日公開の映画『とんかつDJアゲ太郎』(DISH//・北村匠海主演)のメインキャストだったため、映画のPRを兼ねて複数の番組に出演する予定でしたが、逮捕によって、テレビ局は対応に追われていました。また、2021年1月放送のフジテレビ系スペシャルドラマ『教場II』からも降板になるなど、事件の影響は大きかった。同年3月に不起訴となるも、ネット上では“ひき逃げ”の印象が根強く、メディア露出も以前と比べると激減しました」(スポーツ紙記者)

 とはいえ、最近は舞台や映画の仕事を少しずつ増やしていた伊藤。今年3月に都内で上演された舞台『背信者』、5月に公開スタートした映画『静かなるドン』は、いずれも主演作だ。

『静かなるドン』は、漫画家・新田たつお氏の同題作品をもとに、これまで何度も実写化されてきた人気作。ヤクザの世界を扱う内容で、最新作で主人公・近藤静也役を演じた伊藤も、自身のインスタグラムでたびたび“任侠スタイル”の写真を公開していた。

「“任侠スタイル”の『いかつくてかっこいい』インスタグラムの写真はネット上で概ね好評です。そしてこの冬、注目の映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』にキャスティングされたということで、もしかしたらテレビ番組でのPR活動などに伊藤さんも参加できるかもしれません。本人も『とんかつDJアゲ太郎』の時に迷惑をかけてしまい、今度こそ“告知に協力したい”といった気持ちが強いのでは。『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』をきっかけにテレビ出演を増やせれば、またドラマの仕事も盛んになるかも」(テレビ誌ライター)

 一方、マスコミ関係者の間では、伊藤のプライベートについてこんな話も。

「自動車事故を起こした頃の伊藤さんは、山本舞香さんとの交際が伝えられていました。2021年夏頃に破局が報じられたものの、2022年1月発売の『週刊文春』(文藝春秋)は彼女がMY FIRST STORY・Hiroさんと遊びに行き、しかしその直後に伊藤さんと会っていた様子をキャッチ。マスコミ界隈でも、山本さんと伊藤さんの交際関係は続いているとみられています」(前出・記者)

 これからテレビの仕事なども活発化させていけそうな伊藤にとって、私生活で支えになる存在がいるのであれば何よりだが……。

 山本は近頃、TOKIO・松岡昌宏の“妹分”というキャラクターが浸透。もともと、2012年に松岡が主演した連続ドラマ『13歳のハローワーク』(テレビ朝日系)でも共演していた者同士だが、2022年の同局連ドラ『家政夫のミタゾノ』第5シリーズで、山本は松岡演じる主人公・三田園薫を慕う本仮屋素子役に起用された。

「公私混同」「費用は誰持ち?」批判殺到

 その頃から、山本自身もテレビやインタビューで松岡を“アニキ”と呼ぶことが目立つようになり、同年9月28日放送の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)では「TOKIO×ジェントル旅in福岡」の企画で“ゲストエンジェルちゃん”として山本が登場。彼女は松岡と、フジ・宮司愛海アナウンサーとともに現地のグルメを楽しんだ。

「なお、今年も『TOKIOカケル』では“慰安旅行”が実施されることになりましたが、趣旨としては、番組側がレギュラー出演者のTOKIOと、準レギュラーポジションの“エンジェルちゃん”らを労わるというもの。しかし、6月28日に放送された『慰安旅行2023 直前SP』の中で、松岡さんが勝手に今回も山本さんを誘ったことが判明。山本さんはあくまでもゲストとしてしか同番組に出演したことがなく、松岡さんと同じTOKIOの国分太一さん、城島茂さんでさえ『え?』と困惑していました」(前出・テレビ誌ライター)

映画『とんかつDJアゲ太郎』イベントにて(左から伊藤健太郎、北村匠海、山本舞香)

 本当に山本も参加することになった今回の旅行は石川県・金沢が舞台で、その様子は7月5日放送の番組で見られるそう。ただ、一部ネット上には、

「番組の慰安旅行に勝手にプライベートの友達誘うのダメだろ」
「公私混同」
「費用は誰持ちよ? プライベートで行け」
「番組じゃなくてプライベートでも、決まっていた企画に勝手に部外者誘われたら迷惑」

 との書き込みも寄せられてしまっている。

「松岡さんや山本さんのファンの中には、2人の仲を微笑ましく受け止めている層もいますが、やはり“どうなの?”と感じてしまうネットユーザーもいるみたい。もっとも、伊藤さんがまだ山本さんと交際しているなら、それこそいい気はしないでしょう。まぁ、かつて『文春』に撮られていたように、そもそもHiroさんと遊んでから伊藤さんに会いに行くような子なので、そういったところも理解して付き合っているのかもしれませんが……」(同・ライター)

 共演者や視聴者だけが、山本と松岡の距離の近さにドギマギしているのか。それとも、やはり伊藤も複雑な思いでいるのだろうか。

 
映画『静かなるドン』の制作裏をSNSに投稿する伊藤健太郎(伊藤のインスタグラムより)

 

映画『静かなるドン』の制作裏をSNSに投稿する伊藤健太郎(伊藤のインスタグラムより)

 

映画『静かなるドン』をSNSで宣伝する伊藤健太郎(伊藤のインスタグラムより)

 

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