水原希子

「日本には、女性がセックスの話をすることをタブー視する風潮がいまだにありますよね。(中略)性の話を持ち出した人は、“性欲が強い”とネガティブに捉えられる傾向にあります。そもそも性欲の度合いに良し悪しはないのに」

 7月28日、WEB媒体のインタビュー上で、タブー視されがちな“性”について、自身の価値観を明かしたのは人気モデルで女優の水原希子。彼女は今年3月から『株式会社TENGA』が販売する、振動などの刺激で快感をもたらす女性向けのセルフプレジャートイ『イロハ』のアンバサダーに就任。続く6月には彼女がデザインやコンセプトをプロデュースしたグッズ『iroha mai RURI』も発売されている。

10年以上、セルフプレジャートイを愛用

「日本では長らく性行為はもちろん、マスターベーションなどは“恥ずかしい行為で女性が語るのはもってのほか”という認識がありました。しかし近年は性的快感が心身の健康にもプラスに働くという考えもあり、マスターベーションが“セルフプレジャー”と称されるなど、ネガティブなイメージが払拭されつつあります。アメリカ出身の水原さんは国際感覚を持ち、進歩的な考えの持ち主。そんな彼女だからこそ、セルフプレジャートイのアンバサダーを引き受け、堂々と発信したのでしょうね」(広告代理店関係者)

水原希子とirohaの共同開発したグッズの特設サイト

 水原は同インタビューでは10年以上、セルフプレジャートイを愛用しているとも公言。自身の性への考え方を包み隠さず主張する姿勢に対してネット上では、

《水原さんが言ってくれると安心感がある》
《男性ならいいけど、女性なら隠すべきって常識がおかしかったのかもしれない》

 など、肯定の意見が多数。しかし一方では、

《女性向けのグッズのアンバサダーといったら、熊田曜子さんが適任でしょう》
《どうして熊田さんは、引き受けないんだろう》
《なぜ熊田さんではないのか》

 といった意見も見受けられた。

「熊田さんは’21年5月に、当時の夫であるAさんから暴力を受けたと主張し刑事事件に発展。一方のAさんも熊田さんがフリーアナの平井理央の夫のキー局プロデューサーと不倫関係だったと主張し、お互いに訴訟合戦に発展しました」(ワイドショースタッフ、以下同)

熊田曜子

 同年6月、Aさんは不倫の証拠として、熊田とキー局プロデューサーの体液が付着しているとして、熊田の私物のセルフプレジャートイ『ウーマナイザー』の存在を明かし、大きな話題を呼んだ。

ウーマナイザーの売り上げを約3倍にした“功績”

「Aさんのリークによって『ウーマナイザー』はSNSでトレンド入り。のちに『文春オンライン』が、この騒動の経済効果をアダルトグッズ販売店に取材したところ、熊田の『ウーマナイザー』報道の直後、女性向けグッズの売り上げが約2倍に。’23年には、約3倍まで増加するなど、業界としても大きな転機となった印象です」

 水原以上に、女性向けグッズの知名度上昇・普及に貢献しているとも言える熊田。しかし、彼女がセルフプレジャートイ関連の仕事を受ける可能性は限りなく低いようだ。

「熊田さんは現在、3児の母で“ママタレ”という意識が強く、グラビアや水着の仕事は受けるけど、アダルトな仕事は引き受けないという線引きをしているんです。もっとも、現在の女性向けグッズの業界はクリーンなイメージ作りに必死。不倫疑惑の証拠という不名誉な形で話題になった熊田さんに依頼することはないでしょうね」

“ウィンウィン”の関係とはいかないようだ……。


 

私服を披露する水原希子(VOGUEJAPAN公式YouTubeより)

 

徐々に露出度が高くなっていき…

 

ドレスが透けているので下着が見えている状態に

 

話題となった“下着ユニバ”の恰好を彷彿させる

 

水原希子がプロデュースしたセルフプレジャーグッズ

 

直撃を受ける熊田曜子(2021年)

 

別居先のマンションから出てきた熊田曜子。顔に疲れが見えて

 

『K-1WORLDGP2023~初代ミドル級王座決定トーナメント~』のスペシャルラウンドガールで登場した熊田曜子(本人のインスタグラムより)