赤楚衛二

 8月3日にNetflixで配信が開始された赤楚衛二主演の実写映画『ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと〜』。同名の漫画が原作で、アニメ版もTBS系列で放送中だ。

「赤楚さん演じるブラック企業に勤めていた主人公が、ゾンビになるまでにこれまでやりたくても出来なかったことを片っ端から叶えていく……というストーリーです」(テレビ誌編集者)

「この時期に不適切」と炎上したハッシュタグ

 この作品のキャンペーンを巡り、SNS上でバッシングが起きている。

主人公のやりたいことに“値段を気にせず買い物カゴに(商品を)入れる”という項目があり、ゾンビで無人になったスーパーやコンビニで好きなだけ買い物をするシーンがあるのですが、それを真似て“ゾンビニ”で好きなだけ商品を取り放題できるというキャンペーンを開催したんです。でもそのハッシュタグが“#不要不急の外出をしましょう”だったことで、災害級の暑さの時期に不適切だという声が多く上がっているんです」(ネットニュース編集者)

 このハッシュタグはX(旧:twitter)でトレンド入り。多くの人の目に触れたことで、

《災害級の暑さで不要不急の外出を控えましょうというアナウンスが各所から出ているところにゾン100の広報タグ》
《ネトフリこれは燃えそう。原爆バービーと大差ない》
《環境省や気象庁や地方自治体が連日「熱中症警戒アラートが出てるので極力外出は控えろ」と注意喚起してる事に対する逆張り。文脈を理解せずまにうけて外出し死人を出そうって PR 手法?》

 記録的な猛暑が続き熱中症で死者も出ているだけに、不適切なキャンペーンだという声が多く上がる結果になってしまった。

SNSの反応を見てマズいと思ったのか、4日の午前中まではキャンペーンの特設サイトに繋がる状態でしたが、現在は“メンテナンス中”と表示され、サイトには繋がらない状態になっています。ハッシュタグをつけてキャンペーンに応募するためにSNSに投稿している人も多いだけに、中止にするのであれば公式コメントを出すべきだと思うのですが……」(前出・ネットニュース編集者)

 今回の炎上で出演者を心配する声も。

赤楚さんは現在放送中のドラマ『こっち向いてよ向井くん』でも主演を務めるなど、今をときめく旬な俳優なのに、こんな形で主演作品が炎上してしまってイメージダウンしないか心配ですね。赤楚さんやヒロイン役の白石麻衣さんなどは、体当たりで頑張っていただけにとても残念です」(前出・テレビ誌編集者)

 映画館に足を運ばなくても一流のコンテンツが楽しめるのが売りのNetflixだけに、「不要不急の外出を控えてNetflixを楽しもう」というキャンペーンをした方が良かったのでは……。

「不要不急の外出をしましょう」と銘打たれた『ゾン100』キャンペーンの告知

 

ドラマ『彼女はキレイだった』ロケ中の赤楚衛二と佐久間由衣

 

炎上が理由なのか『ゾン100』キャンペーンサイトはメンテナンス中になっていた

 

Netflix実写映画『ゾン100』キービジュアル。主演は赤楚衛二

 

ドラマ『彼女はキレイだった』ロケ中の赤楚衛二

 

1月下旬に行われた、木村拓哉との撮影に参加した赤楚衛二。横顔だけでも端正な顔立ちが際立つ