柏本光樹容疑者(YouTubeより)

「容疑者は両脇を2人の警官に抱えられて、千鳥足で歩きながら泣き叫んでいた。その後、自宅前の路上でも大の字になって寝転んで、わんわん泣いていましたね。あの姿を見たら故意ではなく、事故で死なせたんやろうなと思った……」

 余程ショックだったのだろうか、容疑者宅の近隣住民が容疑者の逮捕時の様子についてこう話した。

 京都府警宇治署は7月30日、同府宇治市の建設業・柏本光樹容疑者(29)を保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕した。同日未明、交際相手女性の長男(3)を自宅の浴室で、浴槽内に放置したまま立ち去り、溺死させたというもの。

「異様なことに容疑者は30日の午前3時ごろ、男児と入浴をしていた。眠そうにしていた男児から“おもちゃがほしい”とせがまれたため、容疑者はいったん浴室を出ておもちゃを探しにいった。20分ほどして浴室に戻ったところ、男児がうつ伏せの状態で溺れていた」(全国紙社会部記者、以下同)

 浴槽には、立ち上がった男児の首のあたりまで湯が張られていたようだ。

「驚いた容疑者は別室で寝ていた交際相手を起こして、女性が3時33分に119番通報。男児は病院へ搬送されたものの、死亡が確認された。司法解剖の結果は窒息による溺死で、死亡推定時間は通報前ごろだった」

 柏本容疑者は警察の取り調べに対して、

「放置して死なせたことに間違いはありません」

 と容疑を率直に認めているという。

男児には複数のあざのようなものがあって…

 実は死亡した男児の遺体には、複数のあざのようなものが残っていて、

「日常的な虐待があった可能性もあることから、警察は引き続き慎重に捜査を続けているようです」(前出・社会部記者)

 捜査関係者によると、

「あざというより、皮膚の変色です。警察への安全相談(通報)もなかったので、容疑者の虐待によるものと決まったわけではない。みずから転ぶなどしてできた可能性もあるので、鋭意捜査中です」

 別の近隣住民は、通報直後のことを詳細に覚えていた。

「容疑者の自宅に救急車とパトカーが駆けつけた。男児を乗せた救急車が病院に向かうと、容疑者の車がそれを追いかけていった」

 病院から自宅に戻ってきた容疑者はその後、冒頭のような泣きじゃくる姿を目撃されたのだった。

柏本光樹容疑者(インスタグラムより)

「千鳥足だったのは、容疑者が自暴自棄になって大量に酒でもあおったんやろうか……」(冒頭の近隣住民)

 容疑者が宇治市にある築50年の一戸建て賃貸住宅に単身で引っ越してきたのは、1年ほど前。

「自宅兼会社の自営業で、電気設備を行う仕事を請け負っていた。従業員も2人ほどいて、主にエアコンの取り付けなどをしていた。看板は掲げず電話帳やネットに掲載するだけで、電気店の下請けでもないのに、よくやっていたと思う」(近所の電気店)

 早朝から夜遅くまで、真面目に働く様子も目撃されていた容疑者。

 容疑者の人柄について、「きちんと挨拶する人」と話すのは近所の主婦。

「決してヤンチャとか、ヤンキーやないよ。でも、無口なのか、近所づきあいもほとんどしてないわ。一戸建てやから町内会への入会を薦めたんやけど、入らへんかった。まあ、ここらは年寄りばかりで、年齢が離れとるからやろうけど」

男児の泣き叫ぶ声は一度も聞いたことない

 容疑者宅前の路上には、交際相手の軽自動車が頻繁に停まっていたという。

「近所では、夫婦で一緒に住んどると思うてた人もいるぐらい通っていた。ときどきは男児も来とって、夜になると、はしゃぐ笑い声が聞こえとった。泣き叫ぶ声なんて、一度も聞いたことはないわ」(同・主婦)

 事件から3日経った8月2日、規制線が張られた容疑者の自宅から、容疑者の交際相手の女性とその母親、弁護人らしき男性の3人が出てくる姿が見られた。『週刊女性PRIME』が取材を申し込むも、

「申し訳ありませんが……」

 と言い残して立ち去ってしまった。

 交際相手の女性が胸に抱きかかえていたのは、生後間もない乳児だった。おそらくは、容疑者との間に誕生した新しい命。容疑者は複雑な思いに苛まれていることだろう……。

 

仕事中の柏本光樹容疑者(インスタグラムより)

 

柏本光樹容疑者(インスタグラムより)

 

事件現場となった柏本光樹容疑者の自宅。事件後、自宅から容疑者の交際相手と思われる女性が胸に乳児を抱えて出てきた

 

京都府警宇治署