“エンジョイベースボール”の精神をかかげる慶應義塾高校・野球部。3回戦突破時に見せた部員たちの笑顔あふれる姿が話題に(写真/共同通信社)

《とんでもないイケメン》

《野球もできて勉強もできるとか大優勝》

 7月26日、X(前・ツイッター)で、甲子園予選の神奈川県大会で優勝した慶應義塾高校の野球部・丸田湊斗選手の写真がアップされると、あっという間に9万もの《いいね!》がついた。

プレーもビジュアルも推したい! 甲子園球児たち

 8月6日から始まり、23日に決勝戦が予定されている全国高等学校野球選手権大会。あまり野球を知らなくても、選手たちが一生懸命、ボールや仲間、敵チーム、自分と向き合い、青春を燃やす“高校野球”にだけは夢中になってしまうという人も多いはず。

 甲子園ともなれば、全ての試合が全国中継され、日本中が彼らの応援に熱中する。高校野球といえば、やはり短く刈りあげた刈上げヘアだが、数年前から少しずつ、“髪型を強制しない”という新しい動きも出てきている。

 慶應義塾高校は、SNSで注目された丸田のビジュアルだけでなく、“脱丸刈り”のトレンドを牽引したことでも話題になっている。“普通の”髪型をした彼らの姿がテレビに映ると“髪を切ってから出直せ”という意見もあったが、森林監督は“髪型で野球するわけではない”と一蹴。

 エンゼルス・大谷翔平選手の出身校としても有名な岩手県・花巻東高校もそのひとつ。キャプテンの熊谷陸選手は

「大事なのは見た目でなく野球の中身。自分たちも見た目で何かを判断しない人間を目指している」と語っていた。

 京都・立命館宇治や静岡の浜松開誠館など、全国の野球部が続々とこのルールを取り入れており、甲子園では“非丸刈り”高校同士の試合も見られるなど、高校野球も変革期を迎えている。“髪型の自由化”が進んでいるようだが、それでも“楽だから”という理由で、自ら丸刈りヘアを選ぶ選手もいる。

 馴染みのある丸刈り頭のシルエットも親しみやすく、帽子をはずしたときにだけ見える、風になびく髪の毛も爽やか。どんな髪型であろうと、一生懸命ボールを追いかける眩しい彼らに日本中が夢中だ。

 

神奈川慶應義塾の清原勝児(3年)選手。父・清原和博が“悔いなく頑張ってこい”と声をかける場面も(慶應義塾高等学校野球部HPより)

 

“イケメン”とSNSでバズった丸田の投稿には9万《いいね!》が(写真/共同通信社)

 

神奈川慶應義塾の丸田湊斗(3年)選手(慶應義塾高等学校野球部HPより)

 

宮城仙台育英の山田脩也(3年)開会式では昨年の優勝旗を返還した山田主将。2年連続の出場だ(写真/共同通信社)

 

佐賀鳥栖工業の兄弟バッテリー。松延響(1年)、晶音(3年)その名前から“仮面ライダーバッテリー”とも呼ばれる兄(右)と弟(左)(写真/共同通信社)

 

沖縄沖縄尚学の東恩納蒼(3年)沖縄尚学の甲子園出場は2年ぶり10回目。焦らない安定した投球が強みの東恩納(写真/共同通信社)

 

慶応のアルプススタンドには系列校の慶応女子がチアとして参加(編集部で一部加工、SNSより)

 

ブルーのユニフォームが爽やかな慶応女子のチア(編集部で一部加工、SNSより)