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《内容キモ過ぎて引いた》
《これが公式アカウントっていうのがヤバい》
新潟県のタクシー会社『三条タクシー』がツイッター(現・X)で投稿していた内容が、ネット上で大きな物議を醸した。
同社は近年、女性ドライバーの写真や動画をSNSで数多く投稿。それ自体は何ら問題ないように思われるが、疑問視されたのはその“内容”だった。
「美人ドライバーがいるのは企業のセールスポイントなのでしょうが、きゅうりや大きな麩菓子など、何かと“棒状のもの”を女性がくわえる様子や、女性の顔中を生クリームまみれにした写真を投稿していました。ほかにも、女性ドライバーの水着姿なども発信していて、ネットユーザーからは“性的なイメージを想起させる”“タクシー会社がやることじゃない”として、懐疑的な意見が多く寄せられることになりました」(全国紙社会部記者)
「顔の造形が良いことは才能のひとつ」
写真や動画だけでなく、同社が投稿していた文章も“炎上”を招いている。8月20日には、女性ドライバーの写真とともに《レンタル彼女でもなく、観光ガイドでもなく、タクシードライバーを貸切る。っていう新しいジャンルを築きたい》と投稿。これに対しツイッターでは、
《貸切デート中に何があっても会社は責任とらないでしょ? 人気のないところ指定されて押し倒されたら終わりよ》
《インスタ見ると1日貸切に「デート」の文言。パパ活か何かのように暗示させるのは無関係の同業女性が危険に晒される》
など、批判的な意見が殺到した。
さらに、8月26日には、再び女性ドライバーの様子とともに《今うちには3名の女性ドライバーが居るが、全員20代である。ちなみに、全員めちゃくちゃ可愛い。繰り返す。全員めちゃくちゃ可愛い》と投稿。この内容が賛否を呼ぶと、27日には《ちょっとバズってて嬉しいです!》《顔の造形が良いことは才能のひとつです》と発信した。ネットユーザーからは、これらの文章に対しても、
《ルッキズムとエイジズムとセクハラ全部盛り》
《これが女性の活躍だと思わせること自体が女性蔑視だよ。女性を見下している》
と、企業の姿勢そのものを疑問視する意見が多く寄せられることとなった。
こうした炎上騒動を受けてか、8月28日、三条タクシーのツイッターアカウントは突如“凍結”。詳しい事情や投稿内容に対する見解を尋ねるべく『週刊女性PRIME』が同社に問い合わせたところ、時を同じくして、公式サイトで以下の“謝罪文”が掲載されたのだった。
《この度、弊社Xアカウントにおいて、不適切な発言が行なわれていたことが判明致しました。 多くの皆様にご不快な思いと多大なご迷惑をお掛けしましたことを、心からお詫び申し上げます。 法人事業者としてあってはならない行為だと反省しております。 二度とこのようなことが起きぬよう、全社一丸となって信頼回後に努めて参ります》
ほかのSNSにも炎上の種
一件の経緯については《8月26日に弊社Xアカウントにおいて、不適切な発言が行われました。それを発見したお客様より弊社へご連絡を頂きました。その後、Xアカウントの凍結が行われ、現在は運用できない状況となっております》と説明。SNSアカウントの担当者を変更し、ツイッターアカウントの削除申請を行ったと報告しているが……。
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「三条タクシーはTikTokの投稿もすべて削除していますが、こちらもかなり過激な内容でした。女性ドライバーがトイレで用を足す前後にお腹の様子を撮影したり、マネキンと腕を組んで“事後かな?”と話したり、海に入った後の身体を洗車機で洗う様子を撮影したり……。女性ドライバーのインスタグラムは現在、非公開となっていますが、過去にはファン向けの“お泊まりイベント”を開催していたことも明らかになっています。
さらに言うと、女性ドライバーは騒動後、自身のツイッターアカウントで《三条タクシーのおじさんがめちゃくちゃ叩かれてて可哀想》《おじさんを動かしてるのが私だということを忘れてないかい》《おじさん私の為に汚れ役してくれてありがとう》と、炎上を煽るような投稿もしていました。結局その投稿は削除され、直後に謝罪文が掲載されましたが、その姿勢には批判が集まっています」(前出・社会部記者、以下同)
また、8月26日の発信以外について何の言及もされていない謝罪文にも、不信感が寄せられている。
「今回の件は、どう考えても一度の投稿が原因となったものではないでしょう。また、代表取締役社長・渡辺惣太氏の名前で発表された謝罪文では、不適切な発言が“判明した”と表現されていますが、メディアによる過去の取材では、渡辺氏自身が投稿の撮影・編集をしていることも明らかになっています。責任の所在をうやむやにしたまま幕引きを図るようなスタンスでは、“火消し”も上手くいかないのでは」
詳しい見解について、『週刊女性PRIME』の問い合わせへの回答は期限までに得られなかったが、回答があり次第その内容を追記する。
女性が活躍する場が広がっていくことは本来喜ばしいこと。だが、その“扱われ方”にはさまざまな課題が残されているのかもしれない――。
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