森七菜

 2024年パリ五輪の出場権をかけ、『ワールドカップバレー2023』が開催されている。9月16日からは女子、同月30日からは男子の世界一を決める戦いが始まり、日本戦は全てフジテレビ系にて地上波放送。選手の活躍ぶりにネット上は盛り上がっているものの、大会の運営や宣伝方法をめぐって、一部で批判の声が寄せられている。

 ワールドカップバレーは国際大会でありながら、1977年から毎回日本で開催。さらに、フジテレビ系列の独占放送も、この時から現在まで続いている。

「1995年からは、ジャニーズタレントが大会サポーターとテーマ曲を担当し、正式にCDデビューするのが恒例になりました。V6から始まり、嵐やNEWS、Hey!Say!JUMP、Sexy Zoneといったグループがこの大会を経てデビューしたため、ジャニーズファンの間では、『今年はどのグループが“バレーデビュー”するのか』と話題になっていました。しかし、2023年のテーマ曲を歌ったのは、ロックバンド・Mrs. GREEN APPLE。ジャニーズ事務所所属以外のアーティストが務めるのは、実に8大会32年ぶりです」(芸能ライター)

 しかし、本来ならばこの大会で、関西ジャニーズJr.のAぇ! groupがCDデビューする予定だったという。7月20日発売の「週刊文春」(文藝春秋)によると、ジャニー喜多川氏の性加害問題を受けて、大会関係者から「今回、ジャニーズタレントは一切、出演しない」などと抗議があったという。

「その後、同月25日には『朝日新聞デジタル』も同様の記事を配信しています。日本バレーボール協会から『演出には関与しておらず、一切情報は入ってきていない』とのコメントを得ており、Aぇ! Groupの起用を否定も肯定もしていない状況です。ただ、大会マスコットキャラクター・バボちゃんのグッズがAぇ! Groupのメンバーカラーで販売されており、同グループのファンは『これはさすがに察する』『Aぇがデビューする予定だったとしか思えない』と悔しさを滲ませていました」(前出・芸能ライター)

 始まる前から“いわくつき”な大会となったわけだが、期間中も演出をめぐって批判が噴出してしまった。

「9月17日の中継には、フジテレビ系の“月9”ドラマ『真夏のシンデレラ』に出演する俳優の森七菜さんと神尾楓珠さんがゲスト出演しました。翌18日が同作の最終回とあって、“番宣”であることは明らか。また、バレーボール女子元日本代表の木村沙織さんは、18日に自身のインスタグラムを更新し、森さんとのツーショット写真を公開していました。しかし、これが思わぬ批判を呼ぶことになります」(スポーツ紙記者)

 フォロワーからは「かわいすぎるツーショット!」「まるで姉妹みたい」などと絶賛のコメントが寄せられた。

 一方、ネット上には、

「国際試合で番宣するな! フジテレビは恥ずかしくないの?」
「バレーに関係ない人は呼ばないでほしい。選手にリスペクトが感じられない」

 
といった厳しい声も続出。「今年はジャニーズがいなくて、タレント色が薄まると思ったのに残念」「ジャニーズやフジテレビの“バレー私物化”はやめてほしい」など、出演者に不満を漏らすような視聴者も見受けられた。

7月期のフジテレビ月9ドラマ『真夏のシンデレラ』(公式サイトより)

「国際試合に登場し、なりふり構わず番宣した『真夏のシンデレラ』ですが、全話平均視聴率は月9のワースト記録を更新しています。バレーボールファンからは不満が漏れ、ドラマにもほとんど影響が出なかったという、誰も得をしない番宣となってしまったようですね」(前出・スポーツ紙記者)

  “場外”でさまざまな騒動が起こっている『ワールドカップバレー2023』。選手たちの活躍を邪魔しないことを願うばかりだ。

 
元バレーボール女子日本代表の木村沙織がSNSに投稿した森七菜のツーショットに批判の声が(木村のインスタグラムより)

 

『真夏のシンデレラ』撮影中の森七菜

 

『真夏のシンデレラ』ロケに参加する、すっかり“夏仕様”の森七菜

 

撮影のためノーマスクで歩く森七菜。近隣住民が森に気づいて声をあげる場面も