吉永小百合

 70歳を越えても美と健康を維持する女性芸能人。映画やテレビに出演し、若々しい姿に驚かされることもあるが、その秘訣は日々の運動習慣のようだ。視聴者も驚くその運動習慣とは。

 今年の9月に公開の映画『こんにちは、母さん』では、64年の役者生活で初めて“おばあちゃん役”に挑戦した吉永小百合。しかし78歳とは思えぬ若々しさは健在だ。

吉永小百合の若々しさの秘訣

 その秘密は日々の運動習慣にある。テレビのインタビューでも《運動していれば幸せ。苦痛は感じないです》と語るほど、運動好きの吉永小百合。特に長く続けているのが水泳で、40代から始め、30年以上たった今も週2回プールに通う。

 また、数年前よりジムでのトレーニングもスタート。パーソナルトレーナーのもと、マシンを使っての筋トレなどを行っているという。2年前に出演したテレビ番組では、76歳の吉永小百合が、重さ25kgのバーベルを持ち上げる姿が映し出され視聴者の度肝を抜いた。

 しかし、これは長年身体を鍛え続けた吉永小百合だからこそできること。ボディケアの専門家であるダイエットエキスパートの和田清香さんによると、「初心者は、まずは自重だけで行えるスクワットで、下半身の筋肉をつけるだけでも効果的です」という。

「全身の筋肉のうち、60〜70%を占めているのが、下半身の筋肉。それを鍛えることで代謝も上がりますし、転倒しにくい身体づくりは健康寿命を延ばすことにもつながります」(和田さん)

 吉永小百合も週1のトレーニングでスクワットを習慣化。スクワット20回×3セットに加え、腹筋35回×3セットをこなすという。これはかつて俳優の高倉健さんに、《腹筋を何回やれば体調維持できますか?》と聞いたところ、100回と教えられたのを参考にしているとテレビのインタビューで明かしている。

「吉永さんのようにパーソナルトレーナーがついていれば安心ですが、自己流の過度な筋トレは、ケガにつながる可能性もあるので注意が必要です」と和田さん。

 間違ったフォームで100回腹筋をやるより、まずは正しいフォームで毎日5回の腹筋から始めるのがおすすめだ。

(取材・文/中村未来)

 

ジムでのストイックなトレーニングについて語る(YouTube『フジテレビュー』より)

 

早稲田大学卒業式での角帽姿の吉永小百合('69年卒業)

 

早稲田大学卒業式にて、“サユリスト”とおぼしき大勢の男子学生に囲まれた吉永小百合('69年卒業)

 

'73年に行われた岡田さんとの結婚式。結婚を反対し続けた吉永の両親は会場に現れず

 

吉永小百合

 

吉永小百合

 

1973年、吉永小百合とテレビマン夫・岡田太郎氏の結婚披露宴