2005年、Cocomi(写真右)とKoki(写真左)を軽々と抱っこする工藤静香

《朝日が綺麗でした!》

 秋晴れの11月18日、木村家の長女・Cocomiが、母・工藤静香と船に乗り込んだ様子をインスタグラムにアップした。母と娘が、朝から爽やかに海を楽しんでいるという、普通に考えれば、ほほえましい光景のはずだが、そこでひと騒がせしてしまうのが、木村家である。

「Cocomiさんはこの日の写真を複数枚インスタグラムにアップしました。キャップとウインドブレーカーに身を包んだ姿で朝日に照らされるという、飾らないながらも美しい、Cocomiさんらしいナチュラルな写真が1枚目。そういった写真をスクロールしていくと、最後に出てきたのは、船酔いで気分が悪くなり、船の上でよこたわっている工藤静香さんでした」(芸能コラムニスト、以下同)

 この写真について、

《家のことも、仕事も頑張っているから疲れが出ちゃったんですね》

《おちゃめなしーちゃん。面白い!》

といった励ましの声があがった一方で、

船ではなく自分たちに酔っているだけ。もう、どうしようもないわ》

《この家族のくだらない報告はもうたくさん》

《人が船酔いしているのを見るなんてシンプルに不快》

といった厳しいコメントも集まった。

 何をしても注目されてしまう彼女たちにとっては、ある意味“通常運行”ともいえるが、それでも最近は、批判の意見が特に目立つ。

 その原因は、木村家の突然の“路線変更”にある。

SNS投稿はセレブ路線から庶民派へ

船酔いし、横たわっている工藤静香(Cocomi公式インスタグラム)

「工藤さんを始めとして、長女のCocomiさん、次女のKoki,さんは、これまでハイソな部分を売りにしていました。SNSにあげるのは、高級ブランドのバッグや洋服に身を包んだ自身の姿や美味しそうな食事、芸能活動の様子など、煌びやかなものばかり。一方で最近は、家族のインスタグラムのプロデューサーと言われる工藤さんが、方針を変えたのか“等身大”や“ラフさ”をアピールしているように見えます」

 この戦略は、CMやドラマの降板など、芸能界で厳しい状況に追いやられている一家の大黒柱・木村拓哉を守るため。

「11月13日に51歳の誕生日を迎えた木村さん。そのときも、CocomiさんとKoki,さんは、自身と木村さんのツーショットや、家族写真と共にお祝いするという毎年恒例の決まりを変えて、木村夫妻の2ショットをアップしました。いつも華やかな手作りご飯を披露する工藤さんが、木村さんの誕生日周辺にインスタグラムにアップしたのは、ゴボウのから揚げでした。今回の船酔いもそうですが、いつもと違うことをして、世間の目を木村さんから反らそうとする“必死感”が反感をかっているようです」

 セレブ路線から庶民派に。あの手この手を使って、インスタグラムの王に、木村家はなる!