高校時代の藤川らるむ(本人公式インスタグラムより)

「成人式は振袖じゃなくてもいいんだよ(ハートマーク)」

 翌日に“成人の日”を控えた1月7日にも、全国各地で成人式が行われた。多くの新成人たちが、家族からの祝福や同級生との再会で賑わっていたが、その一方で、ネット上で物議を醸していた新成人が、モデルの藤川らるむである。

ここまでの露出は、式典にふさわしいのか疑問

「藤川さんは“股下83センチメートル”という抜群のスタイルで、高校生のころから本格的にモデル活動を始めて、テレビ番組にも出演するようになりました。1月7日、成人式に参列した様子をXにアップしましましたが、そこに映っていたのは“定番”の振袖ではなく、シースルーのトップスにグリーンのジャケットを羽織った個性的なスタイルでした」(ウェブメディアコラムニスト、以下同)

1月7日、物議となった“成人式コーディネート”をXにアップ(本人公式Xより)

 成人式というホットな話題でもあっただけに、この投稿はすぐに拡散された。

《モードな雰囲気でおしゃれすぎます!!》

《さすがモデル。攻めてる》

 といった称賛の声が集まった一方で、

《TPOを考えるべき》

《ここまでの露出は、式典にふさわしいのか疑問》

《ほとんど裸の格好》

 といった意見も見られた。

 多くのコメントが寄せられても、気にする様子を見せなかった藤川。実は、彼女はこれまでもたびたび、ネットを賑わせてきた。

過去にも電車内での露出が物議に

 昨年8月、韓国で活動しているDJ SODAが、大阪のイベントで、観客から痴漢を受けたという騒動が起こった。水着のような服装をしていたことから、“痴漢されるような服装をしている方が悪い”といった意見も飛び交うなか、DJ SODAは、“私は着たい服を着る自由がある”と主張。そこに共感の声をあげたのが藤川だった。

「藤川さんは“この服でも私は電車に乗るタイプです”という文章とともに、胸元の露出度の高いストラップドレスを電車内で着用している写真をアップ。その後も、900字ほどある熱い思いと共に、DJ SODAさんに対する痴漢の二次被害について言及しました」

 電車内での露出は“マナーの問題”として批判を集めてしまったものの、藤川はかねてから、他人の目を気にせず“自分らしく生きる”ことについて強い思いを綴っている。

「今回の“成人式騒動”では、“振袖じゃなくてもいい”というメッセージへの共感は高かったようです。2021年の女子高生時代にも藤川さんは、“超”ミニスカートに腹出しのトップスを合わせた大胆な服装でディズニーランドを訪れるなど、公の場での露出は以前から多め。

 DJ SODAさんの性被害の際に投稿した、電車でのファッションも同様ですが、“TPO”の部分をもう少し理解すれば“自分らしく”という主張に、より多くの共感が集められるのではないでしょうか」

 新年から世間を賑わせたが、今年も“藤川らしく”いられることを願う――。