佐藤健

 1月14日、佐藤健の公式LINEから唐突に、1か月後のバレンタインデーの予定を尋ねられたという。

「佐藤さんの公式LINEは普段から《明日空けといてね》など、彼氏っぽい“色恋投稿”をしてドキッとさせてくるんです。このバレンタインのスケジュールを確認する投稿に続けて、映像作品の撮影でエキストラを募集しているというURLリンクが送られてきました」(ファンの女性)

 リンク先には《佐藤健さんプロデュース・主演で贈る、Netflix作品が始動!!》と書かれていた。登録者数が510万人を超える佐藤の公式LINEで募集をかける作品とはいったい……。

「佐藤さんは現在、ライトノベル『グラスハート』の実写化を手がけているんです。そのライブシーンを撮影するために今回の募集をかけたんですよ」(映画製作会社関係者、以下同)

『グラスハート』は男性3人、女性1人という4人組バンドが音楽活動を通して成長していくという物語。

「佐藤さんが演じるのは、ヒロインの才能を見いだしたベーシスト兼ボーカルのバンドリーダー。ギターは町田啓太さんで、キーボードは志尊淳さんといった芸能界のトップイケメンたちが集まります」

 このキャスティングは佐藤の意向が大きいという。

「町田さんは2022年に公開された映画『太陽とボレロ』でトランペット奏者を演じるために1年近く練習をしていました。志尊さんも2017年公開の映画『覆面系ノイズ』に出演するにあたりピアノとギターを猛特訓していました。そんな2人の音楽に対する真摯な姿勢を買った佐藤さんがオファーをしたんですよ」

 バンドのドラムを務めるヒロイン役には、宮崎優という新人女優が抜擢されたようだ。

キャスティングや新人発掘も担当

佐藤健の公式LINE。本人が管理しており、メッセージを送ると返信があることも

佐藤さんは自らオーディションに立ち会って、候補者それぞれに演技の注文をしていました。キャスティングから新人発掘、エキストラ集めまでしているんです」

 佐藤は2013年に主演を務めた、音楽をテーマにした映画『カノジョは嘘を愛しすぎてる』でも、ヒロインを音楽の世界に導くベーシスト兼プロデューサーという役を演じている。

「そのヒロイン役も、当時ほぼ演技未経験だった大原櫻子さんが抜擢されましたし、劇中に演奏シーンが差し込まれるなど、今回の佐藤さんが作っているドラマに通じるものがあります。音楽を愛する佐藤さんにとって『カノ嘘』は思い入れの強かった作品。今回の企画には佐藤さんの“青春時代を再現したい”という気持ちが反映されているのかもしれません」

 作品の詳細について佐藤の所属事務所とNetflixに、問い合わせるも、ともに「ノーコメント」だった。

 今年のバレンタインは、佐藤たち“イケメンバンド”のプレーが鳴り響く!?