『第56回ミス日本コンテスト』グランプリに輝いた椎野カロリーナ

 “日本女性の美の最高位”を競う『第56回ミス日本コンテスト2024』に出場したウクライナ出身のモデル・椎野カロリーナ(26)。先月22日見事グランプリに輝いたが、“筋肉医師”との不倫騒動で世間を騒がせたことで辞退を表明した。結果的に2024ミス日本グランプリは“空位”となってしまったのだが、このミス日本協会の決定に対し賛否が集まっている。

筋肉医師との不倫騒動で辞退を表明

2023年9月に日本国籍取得を報告していた椎野カロリーナ(公式インスタグラムより)

 カロリーナはロシア人とポーランド人のハーフの父、ウクライナ人の母のもとに生まれた。その後母親が来日し日本人男性と結婚したことで、カロリーナも5歳のころに日本へ移住し帰化。

 その後、「話す言葉も頭の中も日本人」として成長するも「鼻の高さや髪色の見た目で外国人と思われることばかり」と悩みを抱えていたという。『ミス日本』には“本当の意味で日本人として認められたい”との想いからエントリーし、「活動を通して、より日本人らしさを磨き、そして様々な見た目と心のギャップに悩まされている方々を応援したい」と心境を語っていた。

 彼女がグランプリに輝いた際、彼女の想いに反して、すでにSNSでは心ない批判の声が集まっていた。

《日本人代表に日本の血が一滴も入っていない外国人が受賞するのは違和感しかない》

《なんで外国人がグランプリ?日本人らしさがなくなっていくからやめてほしい》

《日本のトップを決めるなら、これこそが日本の美という基準で決めてほしい》

 ミス日本のホームページを見ると、

《「日本らしい美しさ」を磨きあげ、社会で活躍することを後押しする日本最高峰の美のコンテスト》

《美しさとは見た目の容姿だけでなく、心の持ちようや社交性など幅広い人間性が問われます》

 というモットーが掲げられ、「美しさを磨く意欲がある女性」「成長する意欲がある女性」「社会に貢献する意志のある女性」が求められる。

 応募資格は「日本国籍を持つ17歳から26歳(2024年12月31日時点)までの未婚の女性」となっておりカロリーナは基準を満たしているため、“不適切と判断するのはおかしい”という擁護の声もあったのだが……。

グランプリの剥奪は考えていない

 先月31日、『文春オンライン』が椎野カロリーナ(26)が、妻子ある医師と親密な関係であったことが報道され、自体は急変。はじめ所属事務所のフリー・ウエイブによる聞き取り調査で「不貞の事実はない」とのことで、ミス日本も《記事から読み取れる事実は、妻子ある男性が『独身である』旨を述べて女性に近づいたためにおきたことであり、女性側には非がないと考えております。ミス日本協会は椎野カロリーナに問題があったとは考えておりません》とグランプリの剥奪は考えていない意向を示していた。

 しかし、所属事務所が改めて確認したところ、カロリーナは「今回の報道に混乱し、色々な事が頭の中を巡り、恐怖心を抱き真実を話すことができなかった」と意見を翻した。

《カロリーナは『離婚をしている男性』と本人から聞いた上で前田氏と交際を開始しました。しかし交際期間中に前田氏が婚姻していることを認識しましたが、その後も交際を続け、男女の関係がありました》

 と不貞の事実を認めたことで、グランプリを辞退することが発表された。これを受け、ミス日本協会は今月5日は以下の謝罪文を発表。

《ミス日本グランプリを受賞した椎野カロリーナ本人より、一身上の都合により、これを辞退したいとの申し出がございました。ミス日本協会はこれを受理し、2024ミス日本グランプリは「空位」といたします。

一連の騒動を招いた責任を真摯に受け止めております。大会を応援してくださっているスポンサー各位、審査員の先生方、関係者のみなさまにおきましてはご迷惑をおかけいたしまして、大変申し訳ございませんでした。心よりお詫び申し上げます》

“グランプリ空位”の判断に責任を追及

 この“グランプリ空位”の判断に、ネットでミス日本の運営側の責任を追及する意見が続出した。

《ほかの出場者が可哀想すぎる。なんで繰り上げないの?》

《繰り上げてもその子は心から喜べないだろうし、空位が妥当っていう判断なのかな。悲しすぎる》

《出場者の努力が全て無駄になる結果。カロリーナさんはもちろんだけど、ミス日本側の対応がひどすぎる》

《こんなことになるならもうちょっと事前にミス日本が調査をすべき。そして選考基準をきちんと確立して》

 協会には、本大会で新しい“ミス日本”を作り出そうとしていたとも。

「世界中でダイバーシティが求められる昨今、今回のグランプリ選出は“日本の多様性を認める姿勢をアピールしている”ととらえる人も少なくないようです。現在、露出度の高い衣装を着て大々的にテレビ中継をするようなミスコンを好まない国も出てきています。一部では時代遅れとも揶揄されるミスコンですが、協会はカロリーナさんを選ぶことで今後の在り方を考え直すきっかけになると思っていたのでは」(海外ニュース記者)

 最悪の結末を迎えてしまった『ミス日本コンテスト2024』。そんな中、来年のエントリー受付はすでに始まっている。次回こそは出場者の努力が報われる大会になってほしいものだ。