元プラスマイナス・岩橋良昌(2013年)

「ガーシーといういい反面教師がいるから。真実であろうが真実でなかろうが、ああいう形で発信することで反面教師がいるのでそこを見てほしい」

 2月25日放送の『ワイドナショー』(フジテレビ系)で、世間を騒がせている元プラス・マイナスの岩橋良昌による“SNS暴露”が取り上げられた。出演したロンドンブーツ1号2号・田村淳は“ガーシー”を引き合いに出して、暴露系の“末路”を示唆するような物言いに努めた。

 ダウンタウン松本人志の性加害疑惑に反応し、2024年1月17日に《俺も昔松本さんじゃないけど先輩に綺麗な女の子連れてったなぁ まぁ上納か笑》などと、自身のX(旧ツイッター)に投稿。Xユーザーの質問に応じて、その後も“暴露”を重ねていったのだ。

「出演番組に携わるプロデューサーから受けたパワハラ行為や、お笑いコンクールにまつわる“出来レース”の裏事情、また挨拶を無視した先輩芸人などなど、すでに投稿を削除したポストもありますが、芸能界の裏側を暴露していった岩橋。

 極め付けが《あ、俺をエアガンで撃った人だ》との不穏投稿。当初は“名誉毀損や活動停止”の恐れもあるとして“特定”を避けた岩橋でしたが、ネット民に乗せられるがままに2人の実名を明かしてしまった」(スポーツ紙・芸能デスク)

 その名指しされたうちの1人、TikTokのライブ配信で「エアガンやってねぇってんだよ」と反応したのが真木よう子。疑惑を否定しつつも「会ったことない」岩橋に対して「重度の精神障害の方」と言い放ったことで物議を醸すことに。

妻との離婚、強迫性障害も告白していた

 そして2月21日に《吉本、芸人辞めます お疲れ様でした》と吉本興行の退社、芸人引退の意向を示すと同時にプラスマイナスの解散も表明。翌22日に岩橋とのマネジメント契約解消を発表した吉本は、事実上の“クビ”を言い渡したのだった。

昨年に10年間連れ添った奥さんとの離婚も“暴走”の一因とされ、過去に自ら強迫性障害を告白(2022年)しており、精神的に不安定な状態にあるのは確かでしょう。

 支えてくれていた家族、仕事とコンビを失った彼はネット上で心配される一方で、“無敵の人”とも称しては更なる暴露を求める無責任な声も。“ダークヒーロー”として時の人になったガーシーの再来とも聞こえてきます」

 自身のYouTubeチャンネルで著名人らの暴露を繰り返した“ガーシー”こと東谷義和被告。一躍脚光を浴びた暴露系YouTuberは瞬く間にネット民の心を掴み、勢いのままに出馬した2022年7月の参院選でも当選する快挙を成し遂げた。

 ところが転落も早かった。度重なる国会欠席から議員を除名処分となったのち、綾野剛らを脅迫したとして暴力行為等処罰法違反などの容疑で逮捕。2月8日に開かれた公判では、検察側から懲役4年を求刑されている。冒頭で淳が危惧したように、ネットで暴露を続ける岩橋もまた、ガーシー同様に逮捕される未来が待っているのだろうか。

第三者ではない当事者の立場からの暴露

《役者なら人間臭くあるべき》と語った投稿(真木よう子のインスタグラムより)

 老舗芸能プロのリスクマネジメントに携わるベテランマネージャーは「もちろん岩橋の話が事実であると仮定してですが」と前置きしつつ、ガーシーとの“決定的な違い”を解説する。

ガーシーの暴露は自分ではない、第三者から話を引っ張り出してくることが多く、だからこそ名誉毀損で訴えられたのでしょうが、にわかに信じがたい眉唾物の話ばかりだった印象です。

 片や岩橋のソレはエアガン事件も含めて自身に降りかかった、パワハラ被害の“当事者の立場”から語られています。しかも相手側が反応するほどに、どこで誰がいて何が起きたかリアルな描写が明かされるわけで、しかもお金目的とも思えず、岩橋の話の方を信じてしまっても無理はありませんよ。

 ただ、これ以上、不利益を被るような暴露を続けるようなら、岩橋に対して然るべき措置を取る可能性はあると思います。とはいえ訴えられることも、逮捕されることも覚悟の上での行為にも見える。誰か彼を説得できる、話を聞いてあげられる人はいないのでしょうか」

 MBSラジオ『ヤングタウン土曜日』に出演(2月24日)しては、「ホンマに何とか(してやりたい)。あんなにええやつやし、笑いの才能もあるし」と岩橋を救ってやりたい思いを吐露した明石家さんま。

 さらに2月26日、YouTubeチャンネルで岩橋について言及した「霜降り明星」粗品。「めちゃくちゃおもしろい」と称賛した上で「岩橋さんに死んでほしくない。これもう絶対!」と、自暴自棄になりつつある先輩を思いやるのだった。

 全てを失ったわけではない。今も自分のことを心配してくれる先輩や後輩、仲間がいることを岩橋は知っているのだろうか。