(左から)亀梨和也、目黒蓮、山田涼介、堂本光一

 1月にはKinKi Kidsの堂本剛、KAT-TUNの中丸雄一、3月にはNEWSの加藤シゲアキ小山慶一郎と、3か月間で旧ジャニーズ事務所の所属タレントが4人も結婚というのは、過去最多のペース。

 昨年末から新たな熱愛も発覚しており、ゴールインというファンにとっての“悲報”を次に発表するのは誰なのか。そこで、日本全国の18歳~69歳までの女性1000人に緊急アンケートを実施。「まだ結婚しないで!」と、女性たちが切に願う旧ジャニーズアイドルは誰?

まだ結婚してほしくない旧ジャニランキング

 10位にランクインしたのは嵐の大野智

大野智

「1人で自由を謳歌しているイメージだから、そのままでいてほしい」(56歳・福岡県)

“自由な生活がしてみたい”と、'21年から芸能活動を休止していることもあり、孤高の存在でいてほしいのかも。

 9位はKAT-TUNの亀梨和也

亀梨和也

 1月に田中みな実との交際が報じられたが、

「田中みな実はイヤ。早く目を覚ましてほしい」(23歳・滋賀県)

 と、“アンチみな実”コメント多数。

「自分が中学生のころから知っている人だから、結婚したら寂しい」(29歳・岐阜県)

 '06年のデビュー当時から追い続けたファンの本音も。

 続く8位のSnow Man最年少メンバーのラウールには、その若さもあってかアイドルとしての活躍が期待されているようで……。

SnowManラウール

「若いので、これからもっとダンスや歌に専念してほしい」(65歳・福岡県)

 まだまだ仕事に集中してほしいみたい。エキゾチックな顔立ちと身長190cm、股下96cmという驚異のスタイルで、モデルでも活躍していることもあって、

「ミステリアスな感じなので家庭生活を想像したくない」(60歳・広島県)

 と常人離れしたルックスに夢を見るファン心も。

21歳“キラキラ”男子がランクインの

 7位は、なにわ男子の道枝駿佑

『マイハル』で年上女性を惑わす大学生を好演している道枝駿佑

 昨年、デオドラント化粧品『シーブリーズ』のCMで制服姿を披露していたこともあり、

「これからまだ伸び盛り。ファンもたくさんいそうなので、もう少し夢を見せてほしい」(35歳・大阪府)

「若いし、まだキラキラしたアイドルでいてほしい」(28歳・奈良県)

 と“若々しさ”や“爽やかさ”がファンの心をつかんでいるよう。

 奇抜なピンクヘアがトレードマークのSnow Manの佐久間大介は6位にランクイン。

映画『おそ松さん』公開記念舞台挨拶での佐久間大介('22年3月)

「明るくてかわいい。このままでいて」(60歳・鳥取県)

「弟キャラな感じで、結婚のイメージがない」(27歳・埼玉県)

 小動物感のある見た目とグループでのムードメーカーぶりが家庭を持つ男性と結びつかないみたい。

上位に旧ジャニの“兄貴分”が!

 5位はKinKi Kidsの堂本光一

KinKiKids・堂本光一

 相方の堂本剛は『ももいろクローバーZ』の百田夏菜子と結婚したこともあり、

「剛さんはおめでたいですが、最後の大物独身を貫いてほしい」(54歳・東京都)

 との声が多数。

「中性的なイメージなので、生々しさを感じたくない」(61歳・愛知県)

 永遠の“硝子の少年”でいてほしいという願いが、ランクインした理由かも。

 3位タイは、TOKIOの松岡昌宏。旧ジャニでは最年長の独身メンバー。昨年、トーク番組『ボクらの時代』(フジテレビ系)に出演した際には「結婚はないです」と発言するなど、かねて生涯独身を宣言している。

'20年、長瀬智也退所について直撃を受ける松岡昌宏

「本人も独身を貫くと言っていたので、有言実行してもらいたい」(52歳・大阪府)

「兄貴分として、硬派な雰囲気のままでいてほしい」(56歳・埼玉県) 

 “兄貴に二言はナシ!”であってほしい。

 嵐の松本潤が同じく3位にランクイン。

松本潤

 '05年と'07年に放送されたドラマ『花より男子』(TBS系)で演じた“道明寺司”役の印象はいまだに強いらしく、

「“花男”のころのイメージで、いつまでもアイドルでいてほしいから」(19歳・鹿児島県)

 との回答が多数。

「オレ様な印象があるから」(47歳・栃木県)

「ワガママで女性を幸せにできそうにないイメージ」(62歳・群馬県)

 道明寺のクセ強キャラを引きずった回答もあった。

 2位はHey! Say! JUMPの山田涼介。1月29日に公開された主演映画『サイレントラブ』は公開からおよそ2週間で観客動員数が40万人を超えるヒットを記録。1月30日に発売された自身初の単独写真集は、発売から2日で重版が決定。絶大な人気を誇るグループの“絶対的エース”とも呼ばれている。

山田涼介

「王道のアイドル。もう少し王子様として崇めていたい」(32歳・長野県)

「ルックスのあどけなさやピュアさが結婚で失われてほしくない」(37歳・熊本県)

 甘いマスクが“王子様感”を増幅させているよう。

 そして、山田の約倍の票数を集め、ぶっちぎりで堂々の1位に輝いたのはSnow Manの目黒蓮

 '22年放送のドラマ『silent』(フジテレビ系)で聴力を失った青年を演じ、代表作に。'23年にTBS系で放送されたドラマ『トリリオンゲーム』では単独初主演。今年7月クールのフジテレビ系ドラマの主演も内定している。

目黒蓮 映画『わたしの幸せな結婚』初日舞台挨拶(2023年3月)

「まだまだいろんな作品に出て、いろんな面を見せてほしい」(61歳・新潟県)

 役者としてのキャリアに期待する声が多数。

「誠実そうなイメージなので、お相手の女性に嫉妬してしまいそう」(36歳・静岡県)

 3月上旬、“ジャニーズ性加害問題”によりCMが一時見合わせとなっていた大手飲料メーカー『キリン』と直接契約を結んだ目黒。ファンに向けて、その経緯などを説明した1000字に及ぶ声明が話題を呼んだ。

 ランキング結果について、旧ジャニーズ事情に精通する霜田明寛さんに聞いてみた。

「このランキングはいわば“ファンに夢を見続けさせてくれるランキング”。ドラマの役柄のイメージや、目立ったスキャンダルがないメンバーがランクインしていますね。山田さんや光一さんは、その最たる例だと思います。そんなメンバーと比べると、松岡さんや大野さんは“アイドルという枠にとらわれない自由さ”に期待がかかっているのだと思います」

 トップ10の中で、ここ最近、熱愛が報じられたのは、亀梨だけ。

「以前にも小泉今日子さんとの熱愛が報じられていましたし、ファンに耐性があったのかもしれません。今回の交際報道後に“匂わせ”をしていないこともポイント。“匂わせ”があることで、具体的なイメージが浮かんでしまいますから。先日、小山慶一郎さんが結婚指輪をして番組出演していたことに批判の声が上がったのも、そういった影響があるからでしょう」(霜田さん、以下同)

 今回、Snow Manのメンバーが3人という最多のランクイン。所属するグループによって“結婚してほしくない度”が左右されるそう。

「旧ジャニーズ事務所のグループはSexy Zoneなどの“正統派系”とKis-My-Ft2などの“やんちゃ系”と、おおまかに分けられます。こういったランキングには“正統派系”グループのメンバーがランクインしやすい傾向がありますね」

 圧倒的に目黒に票が集まった理由として、とあるファン心理を指摘。

「目黒さんは、やはりドラマ『silent』の“純愛”なイメージと、日頃からファンを大事にしている姿勢が評価されている印象ですね。個人的には、年配の女性からも好感度が高いことに驚きました。ラウールさんなど、ランクインしている20代のメンバーにも言えることですが“成長を見たい”“変な人と結婚して不幸になってほしくない”という親心から応援しているファンも多いのでしょう」

 4月からは新事務所『STARTO ENTERTAINMENT』での体制が本格始動する予定だが、所属タレントたちの今後の結婚事情はどうなっていくのだろうか──。

「3月10日にフジテレビ系で放送された『だれかtoなかい』にゲスト出演していた光一さんが“自由のはき違えが起きなきゃいい”と言っていました。SNSなどをはじめ、活動の自由度も高くなってきているぶん、より自己管理が必要になってくる。ファンを悲しませないような“アイドルとしての強い自覚”がタレントたちにはこれまで以上に求められていくのではないでしょうか」

 もう少し、アイドルとしてのキラキラな姿でファンたちに夢を見させて!

まだ結婚してほしくない旧ジャニランキング

1位 目黒蓮(Snow Man) 146票
2位 山田涼介(Hey! Say! JUMP) 74票
3位 松岡昌宏(TOKIO) 66票
         松本潤(嵐)
5位 堂本光一(KinKi Kids) 60票
6位 佐久間大介(Snow Man) 54票
7位 道枝駿佑(なにわ男子) 51票
8位 ラウール(Snow Man) 50票
9位 亀梨和也(KAT-TUN) 40票
10位 大野智(嵐) 38票

※日本全国18歳~69歳の女性1000人を対象に、2023年3月19日から20日にかけてインターネットによるアンケートを実施。3月19日時点で未婚の旧ジャニーズ事務所所属タレントを編集部が選び、「結婚してほしくない」と思う1人を選んでもらい、その理由を聞いた。

霜田明寛●1985年生まれ・東京都出身。早稲田大学在学中から執筆活動を始め『ジャニーズは努力が9割』(新潮新書)は3万部突破のロングセラーに。SBSラジオ『IPPO』準レギュラーをはじめ、テレビ・ラジオ出演多数