篠田麻里子

「本当にやってよかったです。続編は絶対に無理だけど(笑)」

 晴れやかな表情でこう周囲に伝えているのは、元AKB48・篠田麻里子。1月期に放送された連続ドラマ『離婚しない男―サレ夫と悪嫁の騙し愛―』(テレビ朝日系)で不倫に溺れる妻役を文字どおりの体当たりで演じ、初回から連発された大胆濡れ場には大きな反響が巻き起こった。

 同作にとって大きな“スパイス”となっていたのは、篠田自身の不倫疑惑だろう─。

 放送作家・鈴木おさむによる“最後のドラマ脚本”としても注目された『離婚しない男』。初回見逃し配信はテレ朝の歴代全番組トップとなる420万再生を突破、全話合計3000万回突破という記録を打ち立てた。

「テレ朝は予想をはるかに超える大勝利にガッツポーズで、同作のヒットが世帯視聴率3冠達成に貢献したと報じられました。篠田さんにとっても、昨年3月の離婚成立から早くも大逆転ホームランとなったようで、ドラマの放送中から女優としてのオファーが殺到していたそうです」(テレビ局関係者)

 篠田は3月21日、自身のインスタグラムで《本日よりクランクイン》と、すでに次回作の撮影に入ったことを“匂わせ”ていた。

映画『Breaking Down』にも出演か

「これは映画『Breaking Down』の撮影です。総合格闘家・朝倉未来が製作し、自ら出演。監督は三池崇史氏ということは公表されていますが、篠田さんの出演発表はまだ。『離婚しない男』とはガラリと変わった演技をするようですが、重要な役どころでの出演ということで、それだけ業界内での注目も高まっているということでしょう」(製作会社スタッフ)

 篠田は2022年8月、順風満帆だったはずの私生活と芸能生活ともに大きな亀裂が入った。一部で、不倫と当時の夫との別居が報じられたためだ。

2023年1月中旬の深夜、まだ篠田麻里子と婚姻関係にあったT氏が20代女性と親しい様子で連れ添ってマンションに消えていった

「同年末には夫婦げんかの音声が流出し、ネット上で大騒動へと発展しました。しかし、最終的には2023年3月に夫婦連名で離婚成立を発表。元夫で経営者の高橋勇太氏は、不倫に関して《麻里子の言葉を信じることにした》とコメントを出したことで、無事騒動は決着を迎えました」(スポーツ紙記者)

元夫の会社顧問料未払いを巡る裁判

 こうした騒動の最中となる2022年11月、週刊女性は高橋氏の“知られざる訴訟”についても報じている。高橋氏が経営するペットフード会社の顧問料未払いを巡り、パートナー関係にあった獣医師から訴えられていたというものだ。

「4月に入ってから、この獣医師が自身のサイト上で《(高橋氏側が)未払顧問料を支払うことで和解し、訴訟は終了となりました》と発表しました。訴訟期間は約1年半で、文面上は“和解”ですが、争いの末に高橋氏が金銭支払いを認める“実質敗訴”という形。そもそも、高橋氏のペットフード店舗を開業した際の資金は篠田さんが提供していたもの。同訴訟について直接的な関係はないものの、無事に解決を迎えたことに篠田さんもひと安心なのでは」(高橋氏の知人)

 離婚から1年、順調すぎる滑り出しを見せた篠田だが、次はどんな形で世間をあっと驚かせてくれるのだろうか。