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撮影/佐藤靖彦 

 『土曜スペシャル』(毎週土曜夜6時30分~テレビ東京ほか)で不定期放送されている『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』が異常人気となった太川陽介さんと蛭子能収さん。6月20日の放送で、ついに20回目の放送を迎える。

――路線バスで移動し、蛭子さんが『東横イン』に泊まりたがり、1日の終わりには太川さんがビールを飲み干すのが恒例ですが、それぞれすごい宣伝効果ですよね?

蛭子 そうそう。ビールのCMが来てもいいような気がするんだけど、来ないんだよ。書いておいてくださいよ。太川さんがビールのコマーシャル、欲しがっているって。

太川 ほっといてくれよ! 人のことを。でも、あの瞬間が一番ホッとする時間ですね。夕方くらいから水分も控えていますから。

蛭子 俺は東横インに泊まるときに、メンバーズカード出すんですけど、お礼とか、全然言われないですね。でも、東横インのCMが来たらいいですね。そうしたら、はりきってやらせていただきます。ウフフ。

太川 言っておきますけど、蛭子さんはポイントを貯めたいだけなんです。この番組でポイントを貯めて、プライベートでそれを使っているんだから(笑い)。

――現在、3回連続で成功中。記念すべき20弾の意気込みを!

蛭子 とにかく目標は到着すること。って言っても、俺は何にもせず、太川さんについて行っているだけなんですけどね(笑い)。へへへ。でも目的地に着けないと、ちょっと悲しくはなります。到着できたら、別ボーナスがあったら、もっと燃えるのにね。

太川 どうしてそっちの方向へ……(笑い)。でも、出発の前日は不安とプレッシャーで、けっこう暗い気持ちになりますね。毎回“もう何もわからない”“誰か、助けて~!”っていう気持ちになることが、必ずありますから。旅の最中も“ここまでは間違ってない、大丈夫”“あそこで選択の余地はなかったんだから、正しいはずだ”と、ずっと振り返っていますから。

――蛭子さんもプレッシャーを感じること、ありますか?

蛭子 それはありますよ。

太川 うそだあああ! それはないでしょ!? ここんとこ忙しいから、休めると思って来ているからね。“やっと4日間楽できる”って(笑い)。

蛭子 いやいや。考えると眠れないですよ、本当に。

太川 考えると眠れないから、考えないでぐっすりしているんだよね、いつも(笑い)。