
主演映画『新幹線大爆破』がNetflixで配信され、話題を集めている草なぎ。世界中から注目を集める話題作の舞台裏を教えてくれた。
「憧れの健さんに少し近づけたかなって」
―ついに『新幹線大爆破』がNetflixで配信されます。樋口真嗣監督とは『日本沈没』以来18年ぶりのタッグですね。
「『日本沈没』も僕にとってすごく大切な作品だけど、『新幹線大爆破』は監督と僕の集大成的な作品になったと思います。監督は僕より大先輩だけど、気が合うんだよね。18年の間に監督は監督で、僕は僕で積み重ねてきたものがあって、それがここで一気にはじけて、いい化学反応が起きた感じがしてます」
―今回は’75年公開の高倉健さん主演の『新幹線大爆破』のリブート版でもあります。
「僕は車掌の高市和也という役で、健さんは爆弾犯役だったから全然違うんだけど、試写を見終えたときに、僕の中で憧れの健さんに少し近づけたかなって」
―『新幹線大爆破』は世界独占配信なので、この作品を機に海外進出もありかも?
「見てくださった海外の監督が、『コノ車掌役ノ人、イイネ。オファーヲカケテミヨウ』ってなったらいいね(笑)」
―ちなみに新幹線の思い出はありますか?
「一昨年と去年は『ブギウギ』と『新幹線大爆破』の撮影で、地上にいるより新幹線の中のほうが多かったんじゃないかって(笑)。子どものころの思い出だと祖母が愛媛に住んでいて、岡山まで新幹線で行ってそこから愛媛へ渡るのが楽しい思い出。あと急に思い出したけど、新幹線の中に無料の冷水器があって紙コップで飲めたの。あれ、見かけなくなったよね」
―そして、気になるのが「はっぴょう会」。今年こそは期待しています。
「新曲が3曲できたらやるって言ってたけど、ファンミ用に1曲できて、その後にまた1曲できたんだよね。本当に大変だったの、マジで。『新幹線大爆破』の撮影より大変だった(笑)。やっとエンジンかかってきたのでお楽しみに!」
旅のマストアイテムは?
「ヴィンテージ・デニムとフード付きパーカ。デニムはホテルの部屋にかけておくと、自分の部屋みたいになって落ち着くんだよね。パーカは寝るときに頭からすっぽりかぶると、寝袋みたいな感じで安心して寝られるの(笑)。あとはギターも持っていくし、カバンも2つぐらいは持っていくかな。ナッツやドライフルーツとかいろいろ入ってます(笑)」

映画『新幹線大爆破』がNetflixにて世界独占配信中