
テレビ撮影時のロケバス内で、20代女性に性的暴行を加えた疑いで昨年10月に警視庁に書類送検され、先月、東京地検から在宅起訴されたお笑いトリオ・ジャングルポケットの元メンバー・斉藤慎二被告。騒動前はバラエティー番組に引っ張りだこだったが……。
斉藤慎二被告の新事業バームSAITOU

「騒動が発覚した昨年9月からは芸能活動を自粛。その翌月には所属していた吉本興業とのマネジメント契約が解除されています。斉藤さんは騒動以前にも福岡のキャバクラ店に勤務する女性と肉体関係を持ったことや、元グラビアアイドルとの浮気が報じられ、世間から厳しい目が向けられていました。こうしたことから、芸能活動の再開は極めて困難と言えるでしょう」(スポーツ紙記者)
騒動後、実入りのない斉藤は、ある事業に活路を見出した。
《この度、バームSAITOUという販売店でSTUMPという商品名で私自身がバームクーヘンを販売することとなりました》
4月25日、自身のX(旧ツイッター)にこう投稿した斉藤。併せてお店の場所や出店日時を告知し、自身の新事業を宣伝した。しかし、在宅起訴中の告知とあって、
《素直におとなしくした方が…》
《これを足掛かりに芸能界復帰しようとしてる?》
《本当に反省してるの?》
と、ネット上では厳しい意見が数多く寄せられていた。
取材はお断りの斉藤

また、宣伝の投稿に《取材はお受けすることができません》と追記したことについても、
《宣伝だけして取材は受けたくないなんて勝手》
《だったら告知せず黙ってやればいいのに》
《いつまでも芸能人気取りなんだね》
と、冷ややかな声が上がった。
しかし、こうしたネット上の声とは裏腹に、オープン初日の27日、お店には多くの人が集まったという。

「開店の30分前にお店に行ったのですが、すでに200人くらい並んでいて驚きました。店頭に立った斉藤さん本人が、お客さんひとりひとりに対して笑顔で接していました。写真や動画の撮影、持ちネタである“ハァ~イ!”をリクエストする声にも快く応じていて、神対応だったと思います。並んでいる親子が斉藤さんの“ハァ~イ”に、“本物だ~”と喜んでいて、とてもほほえましかったです」(店を訪れた客)
開店初日は数百人が集まり、午前10時の開店から約5時間で約1000個の在庫が完売し、売れ行きは好調だったそう。しかし、このバウムクーヘンは斉藤自身が手がけた商品ではないという……。
「斉藤さんが販売したバウムクーヘンは、群馬県のバウムクーヘン専門店『ガルバ』の商品だという声が上がっています。この商品は群馬県では有名で、地元のスーパーなどでも販売されており、斉藤さんは『ガルバ』の商品に自身のブランドのロゴシールを貼ったものを、割高価格で販売したようですね」
斉藤が販売した商品は「カットバーム」は税込みで700円だが、『ガルバ』では同じ商品が480円で販売されている。
この件について『ガルバ』に問い合わせたが、回答は得られなかった。新たな一歩を踏み出した斉藤だが、果たして事業は軌道に乗れるか――。