
5月9日(現地時間8日)に行われた、アリゾナ・ダイヤモンドバックスとの試合に登板したロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手(26)。ここまで抜群の安定感を誇っていた彼は、まさかの乱調にマウンド上で首を傾げた。
試合前まで4勝2敗、両リーグトップの防御率0.90を誇っていたが、4回に満塁ホームランを打たれると、5回にもソロホームランを被弾。5回を投げて6安打5失点でマウンドを降りると、チームも5対3で敗戦。山本も3敗目を喫した。
これまでナ・リーグ西地区の首位を走るチームにおいて、エース級の働きを見せてきた彼の、らしくない投球にネット上で“やり玉”に挙げられたのが、
《宮迫のせい》《これは宮迫が悪い》《宮迫なんか誰が呼んだんや?山本が満塁弾打たれたやないか》
この日の試合前、始球式を務めた元「雨上がり決死隊」の宮迫博之。野球イメージの全くない宮迫が、メジャーリーグの、しかも大谷翔平投手(30)らが所属するドジャース戦の始球式に登場したことに「なんで?」の声も上がっていた。
大谷の「50−50」ボールにも熱心

宮迫が懇意にする、ファッション通販サイト『ロコンド』田中裕輔社長が権利を持っていたことから実現した始球式。しかし、中継を視聴していたMLBファンにしてみれば“場違い”に映り、熱戦を前に興醒めしたとしてもおかしくはない。
そのためか「宮迫の始球式のせいで山本が調子を崩した」といった、言いがかり同然の“流れ弾”が飛んでしまったようだ。
『ロコンド』といえば、かつて薬物疑惑も浮上した元女優の片瀬那奈が、広報担当の会社員として“再就職”して話題になった企業でもある。また2024年には大谷の「50号ホームラン」ボールを落札しようとするも失敗し、次の「51号」を約6500万円で手にしたのが田中社長だ。
おそらくは自社ブランドを世界発信するビジネスのため、あわよくば大谷や山本らと“お近づき”になれるチャンスとばかりに、マウンドに“ジャパニーズ・コメディアン”を送ったのだろうが、宮迫の嫌われっぷりは想定外だったか。